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巻頭エッセイ


第329号 マリアさんの(16)「秋のヒーリングビューティ」

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■ 1.巻頭エッセイ:マリアさんの「秋のヒーリングビューティ」
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マリアさんのクリスタルコーナー、いつもはオーラソーマのエネルギーに関連
に深いクリスタルに関するお話を書いていただいていますが、今日は美容のお
話。

オーラソーマ社がこの夏発売したエイオスについてです。

「秋のヒーリングビューティ」というのは、和尚アートユニティでのマリアさ
んのオーラソーマ・シェアリングディ、「クリスタル・オータムリトリート:
ヒーリングビューティを体験する一日」にちなんだタイトルにもなっています。
(このコースはすでに定員です)

詳しくは書けませんが、マリアさんは名前を挙げれば誰もが知っている化粧品
の会社で活躍されていた美容の専門家でもあり、そのマリアさんによる、クリ
スタルのエネルギーと、そのエネルギーを含んだオーガニック化粧品エイオス
を体験しつつ、この秋美しくなりましょう、というこのコースが、すぐに定員
になってしまたのもうなづけます。
美容は女性に取っての一大関心事ですから。

オーラソーマの創始者ヴィッキーさんは、もともとは薬剤師のもとで働いてい
た経験の持ち主で、そこでヴィッキーさんが作ったクリームがヒーリング効果
があるというので評判になっていました。

ですから彼女自身は、ヒーリングクリームなどの化粧品も自分で処方して製造
もし、オーラソーマが生まれる前には、そのことを仕事としていました。

オーラソーマが生まれたときに、導かれたのは彼女の化粧品を作る地下室でも
あり、そこで初めてオーラソーマが誕生したわけです。
そういう意味で、化粧品はオーラソーマの原点ともいえるでしょう。

オーラソーマが誕生したときに、ヴィッキーさんにとっても、これが何なのか
わからず、クレオパトラが使うロバのオイルなのかしら、と思ったのも、そう
いう背景があったのです。

そして実際オーラソーマを最初に紹介していたのは、彼女が紹介するヒーリン
グオイルなどの化粧品のスタンドでした。

オーラソーマシステムの中にも、ヴィッキーさんが作っていた時代からのヒー
リングクリームがありますし、ヴィッキーさんの思いをマイクが引き継いで今
回新しくオーラソーマのエネルギーとオーガニック化粧品とを融合させたエイ
オスが生まれたというのも、そういう歴史と必然性があったからともいえます。

ただ、エイオスの化粧品は、オーラソーマ社が発売したとはいえ、オーラソー
マとは別個のシステム、別個の使命を帯びています。

それはある意味、オーラソーマになじみのない人たちにも、オーラソーマの持
つエネルギーや、その良さに日常生活の中で身近に体験してもらおうというも
のでもあります。

イギリスのオーラソーマ社では現在シェアファームという広大な農場があり、
そこではバイオダイナミック農法に基づくプラントが栽培され、マリアさんが
書かれている「スペルトオイル」もそうですが、そこでオーラソーマの原料と
なるオリジナルのエッセンシャルオイルなど、オーガニックの取り組みもして
います。

その取り組みから生まれた、新しいエイオスという化粧品。

みなさんにも体験していただければと思います。

それではマリアさんの「秋のヒーリングビューティ」、お楽しみください。

                                尚 記


        …………○…………○…………○…………


天高く馬こゆる秋ですね。
どこまでも高く、抜けるように澄んだ青空。
芸術の秋、読書の秋、食欲の秋と、何でも意欲的になります。

女心と秋の空、なんてことわざもあります。
女性の不安定な移ろいやすい心を、変わりやすい秋のお天気に例えたもの。
そうかなぁ。女性に限らないですよね?

むしろ不安定なのは秋の肌。
猛暑だった夏の疲れと気温の変化でお肌の状態もゆらいでいます。

そんな女心かオーラソーマのエイオス スキンケアのお話しを。

☆ ☆ ☆

夏の間に紫外線を浴びたお肌は、紫外線から守るために角質が厚くなります。
ダメージを回復しようと一時的にターンオーバーが早まったり、逆に、気温の
低下で新陳代謝が鈍ってきたりして、お肌の再生サイクルが乱れがちになって
しまいます。
そのうえ、空気の乾燥とともにお肌もどんどん乾いてきます。

つまり、自分で回復しようとお肌自身もがんばるのですが、肌サイクルと気候
の変化の狭間でバランスを崩しがちになっています。
助けを求めている秋のお肌の声を無視すると、シミ、シワ、くすみ・・・と、
老化を促進してしまいます。

でも、体の方は栄養が行き渡り、基礎代謝も高まるので、お肌にとっても回復
しやすい季節なのです。

美肌は秋作られるといいますし、秋はスキンケアのベストシーズンです!
お肌の声を聞いて、優しくいたわってあげましょう。

☆ ☆ ☆

そこで大切なのは洗顔です。
ダメージ修復と乾燥の秋には栄養を補えばいいんじゃないの?
・・・と思いがちですが、スキンケアの基礎&極意は、「正しく洗うこと」。

★オススメは、「クリームタイプで洗う」です。
洗顔剤は、夏には石鹸でバシャバシャ洗っていた人も、潤いを与えながら汚れ
を落とすクリームタイプのものに変えてみましょう。

エイオス スキンケアにも、クリームタイプのジェントル クレンジングロー
ションがあります。ブルーとピンクの2種類あります。

ブルーはピースフルな沈静効果、ピンクは愛と思いやり、活性効果です。

今の季節、個人的な好みはブルーです。
デリケートになりがちな季節に向くようです。(私の場合は)
成分もブルーカモマイルやラベンダーエキス、そしてアルガンオイルも入って
いるので、穏やかだけどリッチな感じがします。

クリーム洗顔は、皮脂を奪いすぎることがないので、乾燥しがちなお肌に最適
です。

★もうひとつのオススメは、「洗顔+エクスフォリアント」。
いつもの洗顔に、角質を優しく除去するエクスフォリアントをプラスします。

角質をケアすることで、夏の間に増えたメラニンの排泄を促します。

エクスフォリアント(角質除去剤)というと、肌が過剰に刺激を受けるのでは?
と恐れる人もいますね。

でも、エイオスのジェントル エクスフォリアント イエローなら、角質と一
緒に恐れも取り除いてくれるかもしれませんよ。
オーラソーマを学んだ方には解る色の暗号、イエローの人格の才能は、「恐れ
を一掃する人」ですものね☆

理由は成分にあって、スペルトオイルをたくさん含むこのエクスフォリアント
は、古い角質を取り除くプロセス中もお肌を優しくいたわってくれるのですよ。

夏のダメージで、くすみが気になる方にぜひオススメです。
透明感がぐ~んと目に見えてアップしますし、化粧水や乳液の栄養も受け取り
やすくなります。

肌再生への滋養のプロセスが毎日の洗顔タイムにあります。
いつものスキンケアに、少しだけ注意を注ぐことでお肌も元気になりますよ。

☆ ☆ ☆

ご紹介した2つの商品にそれぞれ含まれる2つのオイルも気になります。

★ひとつは、エクスフォリアントにも使われているスペルトオイル。
スペルト小麦から作られるオイルですが、スペルト小麦は普通小麦の原種で古
代穀物だそうです。古代エジプト時代から存在すると聞きました。

たんぱく質やアミノ酸、ビタミンを含み栄養価が高いといわれます。
そのうえ、普通小麦よりも小麦アレルギー発生率が低いので、食品で注目され
ているそうです。でも生産性が低いため、とても高価といわれています。

エイオスには、そのスペルトオイルが入っているのですね。
しかも、オーラソーマ社所有のバイオダイナミック農場で栽培されたスペルト
小麦から採取されたオイルを使用していますから、スペルトにかけた情熱たる
や、相当なものでしょう。

★もうひとつはジェントル クレンジングローションに含まれるアルガンオイ
ル。世界でもモロッコの南西部にしか生息しないアルガンの樹の実から採油さ
れるオイルです。

30Kgの実からわずか1Lしか採れず、絶滅の危機から守るユネスコの生物
保護区に指定されているアルガンの森の樹から採油するのですから、とっても
希少なオイルということがうかがえます!(出典:アルガンドール社)

現地先住民のベルべル族の間では、雨が降らない砂漠地帯で生息するアルガン
の樹を、その生命力から「人生の樹」とあがめ、食用や皮膚の炎症に塗るなど
薬油として大切にしてきたそうです。

抗酸化作用を持つビタミンEが、オリーブオイルの2~3倍も含まれているの
で、アンチエイジング効果もあるそうです。

これを聞くだけで肌が癒されそうですね~。

☆ ☆ ☆

このアルガンオイル、2年くらい前にフランスの友人たちがごぞってオススメ
してくれました。(アンチエイジング ケアが相当必要だからか?)

それは美容効果というよりも、「女性の雇用支援にアルガンオイルが貢献して
いる」という、フランスで放映されたTV番組を知らせてくれたのでした。

一夫多妻が許される国では、多妻を男性が養えれば良いという理解があって可
能になるのですが、そうもいかない家庭は女性も働きに出ます。

妻たちは若くに結婚し子どもを数人もったものの、夫が他に妻をめとり、家出
し、保障もなく「夫に捨てられた」という女性たちがたくさんいるらしいです。
そんな女性たちがありつける仕事は、貧しい国にはそう多くはありません。

アルガンオイルは、樹の実を手絞りするのが伝統的な手法なのですが、それを
女性たちの労働とすることで雇用を支援しているそうです。
TV番組では、彼女たちが労働しながら子どもをなんとか養っていこうと必至
な様子が感動となって伝わってきたようです。

アルガンオイルのストーリーを展開すると、こんな社会情勢も見えてきます。

そうすると、このオイルが含まれた化粧品を使うことさえ、遠い国の女性たち
の労働をほんの少しだけサポートしているかも、という気持ちになってきます。

同じ女性としての集合無意識か、共同体に関与する意識に心が温まります。

秋のスキンケアは魂の古層も癒されますね。

☆ ☆ ☆

モロッコといえば。
お野菜やお肉をゆっくり蒸し煮するタジン鍋が流行っていますね。
近所のスーパーでさえ、専用土鍋のタジン鍋が売られているくらいです。

・・・モロッコの庶民料理、スパイシーなクスクスが食べたくなってきました。
やはり私は、食欲の秋となってしまうのでした・・・。(*^^;


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青山 マリア いく子 プロフィール
オーラソーマ カラーケア コンサルタント&ティーチャー
クリスタルヒーリング ファシリテーター
有限会社 レゾナンス
http://resonance-light.co.jp
http://resonance-light.co.jp/keitai

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