第568f号 江尻さん(17)「アストロロジーとAS:双子座」
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■ 1.巻頭エッセイ:江尻貴美子さんの
アストロロジーとオーラソーマ~ふたご座編 (2015,5/22)
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風薫る季節。
命の勢いもどんどん本格化し、自宅の隣では子猫たちが生まれて、
毎日ミャーミャーと元気な泣き声が聞こえ、我が家の屋根ではスズ
メのヒナが孵り、セッションルームのマンションではツバメのヒナ
も誕生して、まわりでは新しい命が溢れてとっても元気!
子どものエネルギーって、ほんとうにすばらしいですよね☆
おりしも、昨日(21日)から、太陽はふたご座に入りました。
これから1ヶ月は「内なる子ども」のテーマ・「つながる」のテー
マが大きくなります。
その土台となるテーマは「軽やかさ」
内なる軽やかさにも、ぜひフォーカスしていきたい1ヶ月です。
軽やかさというのは、ふたご座を支配する水星からきています。
水星は太陽系のいちばん内側で最も公転速度も速く、せわしなく軌
道を回っています。
神話では、水星を司るのはヘルメス。
羽のついた帽子とサンダルで、フットワークも軽やかに、あちこち
にメッセージを伝えわたるメッセンジャーです。
水星(マーキュリー/ヘルメス)は、「つながる」の権化。
メッセージを持って、人と人がつながっていくので、そこから「言
葉の神」「コミュニケーションの神」となり、場所から場所へとわ
たるので、そこから「旅の神」となり・・・。
数字を発明した神といわれるだけあって、言葉巧みなうえに、計算
も早く、そこから「商売の神」ともなりました。
機転や細かさをも司るので、それが姑息に使われると、同時に「泥
棒」や「詐欺」の神・・・な~んていう一面も☆
それは光であっても影であっても、どちらにせよ・・・
「軽やかなればこそ上手くいく」
・・・ことなのですね。
*
子どもたちも、まさに「軽やかさ」の象徴たる存在です。
子どものときに、親に頼れないからと必要以上にしっかり者過ぎて
しまったり、小さいうちから親の目、人の目を気にし過ぎるあまり、
頭をカラッポにして動く経験をしていないと、大人になったときに
生きるのが・・・ちょっぴり苦しくなってしまう傾向にあるといわ
れています。
みなさんの「内なる子ども」は、軽やかでしょうか?
子ども時代に、軽やかさをじゅうぶんに経験してこれたでしょうか?
もっともっと可能性はあるのに、子どものころは、親が無条件で受
け入れる絶対的な存在になっていたから、その親から注がれたエネ
ルギーで歪んだ自己像と人生観が作られてしまう。
それが本人にとっては自分のすべて、人生のずれた土台にもなって
きてしまう・・・。
立派な「人生脚本」ができあがるのです。
(↑これは心理学の「交流分析」という分野にも出てくる概念なん
ですよ)
親に言われて、さも絶対的に自分のすべてだと思っていたことは、
ほんの一部分にしか過ぎないこと。
限られた条件のなかで、固定しきった自分だけが自分のすべてでは
なく、そこを超え、もっともーっと大きな自分のすべてに「Yes」と
言い、それをありのまま受け入れることができるように・・・
ヴィッキーが、ふたご座に対応させた「B20チャイルドレスキュ
ー」(ブルー/ピンク)も、おおいにサポートしているのだろうな、
と想いを馳せます。
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B020.html
そしてまた、過去において作られてしまった人生のズレた土台、そ
のギャップを戻していき、癒していくのは「タイムラインのヒーリ
ング」たるオレンジ。
オレンジもまた、ふたご座に対応しているフルスペクトルです。
*
ふたご座のニューイーオンタロットに対応するのは「6 恋人たち」
トートタロットでは、結婚式の光景が描かれています。
まるで先ほどのヘルメス(メッセンジャー)が持っていた「カドゥ
ケウス(伝令者)の杖」のように、黒と白・・・陰(女性性)と陽
(男性性)が交互になった「錬金術のはじまり─イニシエーション」
としての描写です。
それは・・・
「まずは受け入れるところから、すべての錬金がはじまっていく」
・・・ということの表れ。
受け入れるのは、相手かもしれないし、目の前の状況かもしれませ
ん。
錬金術には「分離し、而して統合せよ」というフレーズがあります。
無条件に受け入れることによって、いったん自分のなかにあるもの・
今までのものをバラバラにする。
そして、互いにバラバラになったものから改めて統合されて、新し
い≪ナニカ≫が生まれるわけなのですが、大人になるとバラバラに
なるのって・・・けっこう怖くなってしまいます。
受け入れるのも
バラバラになるのも
ココロの軽やかさって、ほんとうに大切なんですね。
でも、「軽やかにならなくちゃ!」と、がんばらなくても大丈夫☆
「B6エナジーボトル」(レッド/レッド)は、「今までの自分が
壊れる」恐怖をも易々と凌駕する、私たちが本来持っている潜在的
なエネルギーを思いだす機会となるかもしれません。
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B006.html
そこに光が入ればピンク。
「本来の」自分のすべてを受け入れるエネルギーです。
ふたご座を支配する大天使といわれている「B110大天使アンプ
リエル」もまた・・・
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B110.html
自分自身の中心に戻って(レスキュー)
愛を持って受け入れる
大いなるサポートとなるのではないでしょうか。
ただただ、大いなるプロセスを信頼できるからこそ、そこに「Yes」
と言うからこそ、それをありのままに受け入れることができ、
つながる─交わることで、自分がバラける。
細かくバラけた方が、より調和的に自分を、いかようにも再び統合
できる。
そこにある、大胆さと勇気。
勇気とは力づくのパワーではなくて、軽やかさ由来のものなのです
ね。
そこから、いろいろなものが内側で錬金されて、自分自身の新しき
オリジナルも誕生していくのでしょう。
太陽が、ふたご座にいる1ヶ月は・・・
自分自身の「内なる子ども=インナーチャイルド」に、軽やかさを
注いでみましょうか♪
過去から重くのしかかっていたナニカを、見つめて溶かせる機会で
す☆
*
おりしも、今週(5/18)から、水星がこのふたご座で逆行して
います。(6/10まで)
いつもなら、自分のエリア(ふた座)に帰ってきた水星は、「ただ
いまー!」と、水星力が伸びやかにバンバン発揮され、ものごとを
スピーディにこなせるときでもあるのですが、
逆行中は、むしろ逆。
ものごとの丁寧さ・慎重さを、ここしばらくは培う時。
スローダウンして、ゆっくりとした時の流れのなかで醸造する時で
す。
特に、今回逆行にスイッチした、ふたご座13度のテーマは・・・
見えないもので、ココロとココロをつなぐこと。
ラインやメールといった類では決してアリマセン☆
相手の「心」に想いを馳せること。
相手の「気持ち」を察すること。思いやり。
それが軽やかにできればできるほど、水星の「つながる」テーマに
磨きがかかっていくようです。
さて、あなたは今・・・どなたの顔が浮かびましたか?
このひとときを どうぞ大切に☆
(※こちらで画像とともに掲載をしています。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12029601637.html )
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† Psyche †(プシュケ)
江尻貴美子(えじり きみこ) プロフィール
http://psyche-as.com/profile.htm
英国オーラソーマ社公認ティーチャー(レベル2)
日本心理学会 認定心理士
日本トランスパーソナル心理学会会員
米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
タロット歴25年以上、占星術歴10年以上
ディヴァライトにてタロットと占星術のセミナー担当
HP
http://psyche-as.com/as_s2.htm
Blog
http://ameblo.jp/ayura-psyche/
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