第４４８号 柏村さん(29)「命から命へ：約束…｣(1)
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■ １．巻頭エッセイ：柏村かおりさんの
「オーラソーマ いのち から いのちへ」その１
「約束されたボトル」 （2012,1/30）
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オーラソーマには、さまざまな楽しみ方があります。
１００人いれば、１００通りの、１０００人いれば１０００通りの
楽しみ方があると言ってよいかもしれません。
この「オーラソーマ通信」に登場していただいている執筆者のみな
さんにも、それぞれの自分にとってのオーラソーマを語っていただ
きながら、オーラソーマの楽しみ方を紹介していただいています。
それは、ちょうどダイヤモンドの原石を磨くようなもので、さまざ
まな人がオーラソーマを使い、考え、創造していくことで、オーラ
ソーマはさまざまな側面を見せながら、輝いていくように思われま
す。
「オーラソーマは美しい」と思ってオーラソーマに惹かれて来られ
る方が多くおられます。
でも、オーラソーマが美しいのは、それを美しいと感じるその人自
身の魂が美しいからなのです。
ヴィッキーさんは「オーラソーマは魂の鏡」だと言っているように、
オーラソーマが美しいのは、あなたの美しい魂がそこに映しだされ
ているからなのです。
オーラソーマには、植物からの色や香り、鉱物のエネルギーや色な
どを含んでいますし、個々のボトルそれぞれにメッセージがあり、
対応するタロットや生命の木、数秘や占星術など、さまざまな古代
の知恵とも関わりがあります。
しかも、それらはひとことで言えば、すべて自分自身を知ることの
鍵・・・「意識への鍵」となっています。
しかし、楽しみ方は人それぞれです。
１１１本の美しいボトルをインテリアにしたいという人もいれば、
そのエネルギーを感じることを楽しむ人、それらのメッセージを楽
しむ人、身体に塗ってヒーリングをしたり、エネルギーのバランス
を取ったり、ポマンダーなどでオーラを保護したり、香りを楽しん
だり、人生のさまざまな場面で、さまざまな使い方がされています。
昨年は「アークエンジェロイ」について語っていただいていた柏村
かおりさんですが、今年からは装い新たに、「オーラソーマ いの
ち から いのちへ」というテーマでお届けします。
オーラソーマには、植物や鉱物たちのいのちがそこに宿っていると
考えられています。
したがって、それらのオーラソーマのプロダクトを使うことは、そ
れらのいのちとつながり、受け取ることでもあるのです。
オーラソーマを日常に使っていくことは、オーラソーマのいのちを、
わたしたちのいのちへと受け取っていくことでもあるのです。
オーラソーマが人生のなかにどのように現れ、どのように使われ、
どのように役に立っているのでしょうか。
そのような「いのち から いのち」への物語が、新しいシリーズ
のタイトルとなります。
それでは、柏村かおりさんの「オーラソーマ いのち から いの
ちへ」その１ 「約束されたボトル」をお楽しみください。
尚 記
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「約束されたボトル」
前回まで、みなさまにはアークエンジェロイについて長い時間おつ
きあいいただきましたが、今回からはしばらく、オーラソーマのさ
まざまなプロダクトのことを、体験に基づいてご紹介していきたい
と思います。
よろしくお願いいたします。
イギリスの広大な農場で、それは大切に愛情たっぷりに育まれる植
物たちや、母なる大地が長いときのなかで、静かに抱きつづけた鉱
物たちのエネルギーを凝縮させたのが、オーラソーマのイクイリブ
リアムボトルをはじめとするプロダクトたちです。
彩り豊かに、美しく光り輝くボトルという主役と、その主役を脇か
らサポートし続けるポマンダーやクイントエッセンス、個性豊かに
独自の役割を果たすアークエンジェロイや、静かなる実力者のカラ
ーエッセンス。
これらのなかには、私たちとなんら変わりのない、いえ、私たちよ
りも遥かに純粋でひたむきに生きるいのちが宿っています。
植物も鉱物も、そこでなにが起きようとも、いのちの根をおろした
その場所から、逃げることなくそこに在りつづけます。
そして、その植物や鉱物が慣れ親しみ、愛してやまない故郷を旅立
つときがあるとしたら、その多くは、私たち人間へ奉仕を果たすた
めにあります。
「ボトルは生きた宝石」という言葉にうなずける、オーラソーマの
プロダクトたちの神秘と、そのいのちを皆さまに、共に感じていた
だけたらと思い、この場をお借りして日常のなかでのプロダクトの
在り方や、その表情をご紹介していきたいと思います。
オーラソーマのボトルは、「イギリスで誕生したときに、すでにど
なたのもとに向かうのか、行き先が決まっている」・・・なんて、
素敵なことを耳にしますが、みなさまのなかにもきっと、納得され
ている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
私にもそんなことを確信する出来事がありました
１０年程前のことになります。
仕事で知り合った方が、間もなく出産に向けて産休に入られるとい
うことを聞いた私は、ボトルをプレゼントしたいと思いました。
どのボトルをプレゼントしようかとワクワクしながら、ふと私が思
い浮かべたのは、Ｂ２０のスターチャイルドというボトルでした。
以前、どなたかに「産まれたての赤ちゃんに塗ってあげたら、とっ
ても喜んだ」という話を聞いたことを思いだしたのです。
そこで、産休前に会える最後のチャンスに合わせて、スターチャイ
ルドを注文しました。
ところが、実際に私の手元に届いたのは「Ｂ１５新しい時代の奉仕」
というクリアとバイオレットのボトルでした。
確かに、このボトルもまたニューイーオンチャイルドセットと呼ば
れるボトルたちのなかのひとつですし、出産に不安を感じている方
をサポートするという話も聞いたことがありました。
ただ私が、ボトルをプレゼントしたいと思っていた女性は、二度目
の出産でしたし、最後に会ったときにも「今回も男の子なのよ」と
明るく穏やかな笑顔でしたから、正直、なんでこのボトルが来てし
まったのだろうと思いました。
そうかといって、新たにボトルを取り寄せるには時間がなかったで
すし、必要なボトルが来てくれたのかもしれないと思い直して、私
は結局手元に届いたＢ１５のクリア＆バイオレットのボトルをプレ
ゼントすることにしました。
ボトルを手渡すと彼女は、それは喜んで、しばらくその色を眺めて
から「実は一人目を出産したときの経験から、今回の出産がとても
不安だった、なんだかこの色を見ているととても落ち着く」と話し
てくれました。
私は驚いて、このボトルはそういったことをサポートするとも言わ
れていると伝えると、彼女はさらに喜んでくれました。
それからしばらくして、彼女から無事出産を終えたという連絡があ
りました。
「あのボトルをずっと塗っていたせいか、とても落ち着いて出産で
きました。
そして、産まれた息子がぐずったときに、彼にも塗ってあげたとこ
ろ、すっと大人しくなってよく眠っています」ということでした。
バイオレットは魂の香りだと、かつてヴィッキーさんがおっしゃっ
ていたそうです。
魂がこの肉体から去っていくときにも、そして新たな肉体と出会い、
その統合のためにも、この色は私たちの移行の旅をたいへん助けて
くれます。
この世に新たな命を産み出してくださる女性たちは、人類最大の奉
仕者です。
その神聖なる奉仕を、光で導きながらサポートするのがＢ１５の新
しい時代の奉仕というボトルであることを、そのとき私は改めて知
りました。
そして、なによりも、このボトルが自らの意思を持って、必要な人
の元にやって来てくれたように感じてなりませんでした。
ボトルは生きた宝石です。
その言葉の意味も理解できたように思いました。
私たちは、どの瞬間も決してひとりきりではなくて、自然界の動植
物やクリスタルたち、さらに見えないさまざまなエネルギーにも助
けられて生かされています。
表面的なことにとらわれることなく、自分にやってくるものには、
すべてその背後に大切なメッセージがあるという信頼を、このボト
ルが教えてくれたように思います。
こうしている瞬間にも、イギリスから行き先の約束されたボトルた
ちが世界に向けて旅立っているのかと思うと、その出会いがとても
楽しみですね。
かしむらかおり 記
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柏村 かおり プロフィール
（株）カラフルK 代表取締役
イメージコンサルタント
カラープランナー
英国オーラソーマ社公認カラーセラピスト・ティーチャー
AFT1級色彩コーディネーター
http://www.colorfulk.com/
http://www.colorfulk.com/news/
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