第651号 江尻さん(30)「愛と巡る占星術:蟹座」
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■ 1.巻頭エッセイ:江尻貴美子さんの
「愛とともに巡るオーラソーマアストロロジー」~蟹座編 (2016,6/24 金)
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一昨日(21日)太陽が、蟹座に入る=夏至を迎えました。
今年の夏至はスペシャルになりましたね!
≪マゼンタ≫のポマンダーが誕生しました!
http://www.asiact.org/downloads/Emails/MagentaPomander/japanese.html
1999年(コーラル)以来のポマンダーの誕生とのこと☆
私がオーラソーマと出会ったときには、すでに今のポマンダーが出
揃っていましたので、ポマンダー誕生の喜びを世界中の仲間とわか
ちあうのは、私も初体験。
イクイリブリアムボトルの誕生とは、また違った喜びで、もう、早
く、早く、日本に到着しないかな~? と心が躍ります。
☆
≪マゼンタ≫は「魚座」のフルスペクトルに対応しています。
私たち「個」は魚座的な「全─oneness─」の
大切な大切なワンピース(ひとかけら)であり、
私たちの小さな「個」は、ほんとうに取るに足らない存在かもしれ
ないけれど、そのどれひとつが欠けてしまっても
「全」は「全」でなくなってしまいます。
なので、
全を愛する・全(天)に向けて、愛を捧げる・・・ということは、
=小さな小さな自分自身のこれまた一つひとつを愛する・・・と同
じことになるのでしょうね。
マイクさんは、≪マゼンタ≫のポマンダーに関する最初の考察のな
かで、自分のフィールドに招き入れるとき、
「この神聖なるものを自分自身のために、
自分自身に捧げながら、
私は自分自身を愛し、天からの愛を感じます」
・・・と言ってみてはどうでしょう?・・・と提案されていました。
ときを超え、スペースを超えて存在するのが「全」であるならば、
その全を構成する小さな小さな点であり、
その全を旅する「個」の光、深いレベルで輝く光はゴールド。
愛とともに巡る12星座と色(光)の旅、今月は蟹座のお話であり、
蟹座に対応するフルスペクトルはゴールドです。
≪小さきことへの愛≫
取るに足らない小さき存在たる自分への愛・・・≪マゼンタ≫のテ
ーマにも
自己価値・・・ゴールドのテーマにも
どちらも共通して「自分を認める」という場面が、コンサルテーシ
ョンのハイライトによくなるなぁ、と
蟹座(ゴールド)入りとともに誕生した≪マゼンタ≫のポマンダー
の画像を見つつ、想いを馳せています。
☆
蟹座は、スペースのテーマ・・・
自分の居場所/自分が文句なしに安らげるところ/
自分がどんな自分でもほっとできる/
そのままでOK・・・
いやいや、OKかどうかさえ頓着なく、本当にそのままでいられる
ところ/「私ってどうなの?」って思わなくてもいいところなんで
すね。
スペースって、そのまま「私」なんですよね。
「素の私」がいるところが、ほんとうの私なのです。
オーラソーマの創始者、ヴィッキー女史が、蟹座に対応させた
「B13 新しい時代の変化」(クリアー/グリーン)
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B013.html
グリーンは「スペース」というテーマも、「真実」というテーマも
あります。
そして「ハート」という色の言葉も!
蟹座には「at home」・・・ ホーム(家)というテーマもあります。
我が家はハートのあるところ。
いちばん、ほっとできている・いちばん安らげる状態にいる自分が、
真実の自分。
そこにはいっさいのジャッジなんて、まったく必要がないのですよ
ねぇ。。
どんな自分でもOKなのです。
どんな自分でも・・・OKもなにも、それが自分なのだから☆
自分の真実に、そんなにがんばる必要はないんですね。
自分の真実を認めてあげていないのは、ほかでもない、自分自身な
んですよね。。
蟹座/ゴールドが傷ついていると、
私はこれでいいの?
私はここにいていいの?
私はここにいない方がいいんじゃないか?
・・・になってしまうんですね。
自分の居場所(スペース)を疑うのです。
自分が「なにをやっても、やらなくても、そのままでいい」と思え
ない。
すると承認を自分の内側ではなく、外側から取って安心したいと思
うので、他者の視線や世間的な相場、「こうあるべし」みたいなも
のが、ものすご~く気になってしまうようです。
私、これで大丈夫?
私、これなら「いいよ」って誰かに言ってもらえる?
その「誰か」というのも、ターゲットが決まっているようで、よく
よく省みると、ボワ~っとした境界線のない、単なるイメージだけ
だったりすることが多いんですね。
さらに、自分じゃない他者の存在は、自分自身でコントロールでき
るものではないので、反応なんて不安定。
なにをやっていても、自分自身、自分自身が居る場所ににOKを出
せないのは、
蟹座が傷ついている・・・。
蟹座に対応するフルスペクトルであるゴールド(自己価値)が、傷
ついているような状態なのです。
どうして「そこに居ることが許されない」って思っちゃうんだろう?
どうして「ここじゃない」って思っちゃうんだろう?
今の自分だって、客観的に見たらとてもステキなのに。
理想の自分・・・いやいや、そんな自分に優しい表現じゃない。
「あるべき自分」を高~く掲げて、そうでない今の自分を過小評価
して、いじめては・・・いないかな。
自分が今いるそのスペースを愛さずに、ジャッジだけする。
いつの間にか、ステキなはずの向上心が、痛くて悲しい自分を痛め
つけるだけのハートになってしまっている。。。
大丈夫かな、みんな・・・?
大丈夫かな、私・・・? 胸に聞いてみる。
「今の私」は、私に、しっかり愛してもらってる?
☆
蟹座の支配性は月。
月は「母」のテーマも持っていますし、年齢域では、その母から出
てきて、母から徹底して愛され守られる「乳幼児期」を司るんです
ね。
なにもできない赤ん坊。
オギャーオギャーと泣き、まわりの人たちの手を焼くことしかでき
ない存在。
それでも無条件で しっかり守られ、愛される。
無自覚に無意識に(赤ちゃんは考えられませんものね)そんな経験
を体得してこれた人たちは、理屈抜きに当たり前のように
なにをやっていても、なにができなくても、
「私って存在はOK」と、自己肯定・自己受容ができるようです。
そして、そこから思いきり生きることができるんですね。
失敗してもいい。傷ついてもいい。
失敗したところで、自分の価値はなくならない・・・という根拠の
ない安心感が、無意識の奥~に備わって、その「存在としての安心
感」が生きていく力の土台(底力)となっているんですね。
おもしろいですよね。
根拠のない安心感ほど、確かなものはないなんて。
安心感に(外側の)根拠を求めるほど、不確かさに怯えることにな
るなんて。
底力となるのは、ただただ 自分の光を、「自分」という小さいな
がらも、不器用ながらも、一生懸命輝いている光の価値を、瞬間、
瞬間、そのまま受け入れ、どれだけ単純に愛するか「だけ」にかか
っているようなのです。
小さな自分を愛せて・・・いるかな?
素の自分を愛せて・・いるかな?
今年の夏至は、
この2つの光がスパークしたように想えたひとときでした。
(※こちらで画像とともに掲載をしています。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12173857912.html )
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† Psyche †(プシュケ)
江尻貴美子(えじりきみこ) プロフィール
http://psyche-as.com/profile.htm
英国オーラソーマ社公認ティーチャー(レベル2)
日本心理学会 認定心理士
日本トランスパーソナル心理学会会員
米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
タロット歴25年以上、占星術歴10年以上
HP
http://psyche-as.com/as_s8.htm
Blog
http://ameblo.jp/ayura-psyche/
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