第944号 鮎沢さん(98)「季節の色74」:一重梅
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■ 1.巻頭エッセイ:
鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.74
≪【一重梅】ひとえうめ≫ (2020,2/5)
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立春となり(2月4日)、
いよいよ春の足音が聞こえてきました。
とはいえ、暖冬すぎて、冬なのか春なのか、
季節がわからなくなりそうですが、
一重梅(ひとえうめ)、という季節の色を見ると、
立春の季節感が蘇るようです。
「季節で楽しむ日本の色」のシリーズは、
オーラソーマの色の世界を、日本の文化の中で味わいた
い、という趣旨で始めたものです。
オーラソーマをイギリスから日本に輸入した当初は、
オーラソーマで学ぶ色は西洋文化をバックグラウンドに
したものでした。
でも、オーラソーマを日本に紹介するやいなや、たちま
ち一大ブームになってしまいました。
それだけ日本人は色に対して敏感に反応したのですね。
オーラソーマを学ぶうちに、日本には日本人の色に対す
る感受性があるんだから、
もっと日本人の感性に根ざしたオーラソーマを創造して
良いんじゃないかと思って、日本文化に詳しいオーラソ
ーマティーチャーの鮎沢玲子さんにお願いしたのでした。
それでは、鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.74
≪【一重梅】ひとえうめ≫を、どうぞお楽しみください。
今日もすてきな一日を!
Have a nice day.
尚 記
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今年は2月4日が立春でした。
日本の旧暦では、
節分の翌日である立春が一年のはじまりです。
立春は二十四節気のひとつで、
文字通り春の気配がやってきます。
二十四節気をさらに3つに分けたものが七十二候です。
ほぼ5日間ごとにつけられた、季節を表す短い言葉。
立春の最初の候は「東風解凍」で
「はるかぜこおりをとく」と読みます。
⇒続きは画像入りで掲載されているオーラソーマブログでご覧ください。