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巻頭エッセイ


第241号 幸せの哲学、オーラソーマ

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■ 1.巻頭エッセイ:幸せの哲学、オーラソーマ
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本当の幸せはどこから生まれるのでしょう?

どうすれば本当に幸せになれるのでしょうか?

オーラソーマシステムによって人は幸せになることができるのでしょうか?

それが今回のテーマです。

あなたにとって、幸せは何によって得られると思いますか?

もっとお金があれば幸せですか?

経済雑誌「フォーブズ」で高額所得者リストにあげられた人の40%が、平均的
なアメリカ人より幸福感が低いという調査結果があるようです。

つまりお金を持っていても幸せだとは限らないということですね。

貧しいとされているチベットの人のほうがよほど幸せに生きているということが
あります。

いつかもっとすばらしいパートナーにめぐり逢えたら、幸せになると思いますか?

それは束の間の喜びを与えてくれるでしょうが、期待はずれでがっかりしてしま
うことも多いのではないでしょうか?

あるいはもっといい仕事につくことができたら、あなたは幸せになりますか?

でも今の仕事に幸せを感じることができないのに、仕事を変えたからといって幸
せになることができるでしょうか?

本当の幸せは、「もっと」素晴らしいものを「いつか」得られる、ということに
よって得られるものではなく、「今」しかえられないものなのです。

Now or Never 今得られるか、決して得られないか。

それは今、におけるあなたの態度、考え方によって得られるもののようです。

そういうことが脳科学によってわかってきているようなのです。

つまり、脳科学の立場から見ると、「幸せを感じるには特別な豊かさなど必要な
い」。

客観的にみて恵まれているから幸せになるのではなく、「自分の脳がそれをどう
評価するか」によって「幸せ度」が決まる、ということのようです。

ようするに、今あること、今起こっていることをどう評価するかということが幸
せうを感じるにあたって大切なのですね。

そしてそのためには、脳をいかに活性化するかということが鍵になっているよう
なんですね。

脳を活性化するための7つの鍵というものがあり、その鍵を実行することによっ
てあなたの脳は幸せをどんどん生み出す脳に変化し、思ったことが次々に実現し、
想像もしなかったような幸運が舞い込んでくるというのです。

その7つの鍵というのは次の7つです

1 ネガティブ思考の「大そうじ」をする
2 プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる
3 何事にも「愛情表現」を忘れない
4 全身の細胞から健康になる
5 瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる
6 目標を持ち、脳に眠る才能を開拓する
7 つき合う人を人を選んで、脳にいい刺激を与える

  「脳にいいことだけをやりなさい」 マーシー・シャイノフ著 三笠書房
  
「ほとんどの人が、幸せとは「できるだけ多くの楽しい経験を集めれば得られる」
と考えていますが、どんなに楽しい経験を集めようと、それらを支える根っこが
しっかりしていなければいい幸せはつくれません。」

「私たちの根っこにある幸福感がその根っこであって、それこそが人生の成功を
もたらすのです」

つまり本当の幸福は外側から得られるのではなく、内側の態度、考え方、哲学に
よるということなのですね。

そしてこの7つの鍵、「脳にいいこと」を実践するに当たっては、次の三つの法
則の流れに乗れば、より効果的になります。

1 あなたを広げていくものが、あなたを幸せにしてくれます(拡大の法則)

つまり、ものごとをするにあたって、ハートが広がる感じがするかどうかという
ことです。自由感や開放感、喜び、明るさと広がりの感覚を感じるかどうか。そ
ういう自分の内なるガイドの直感にしたがうということです。

2 宇宙はあなたを支えています(支援の法則)

これはオーラソーマシステムではマゼンタの法則ですね。
あなたは宇宙の愛の中に生まれ、その愛によって育まれています。宇宙はいつも
あなたの見方であり、あなたに優しくしているのです。

つまりどんなに困難に思えることがあっても、それは最終的には自分の成長と学
びのためであり、そこにはより大きな意図が働いているのです。今起こっている
ことが最上で、ベストなことなのです。

3 あなたが価値を認めるものが、あなたの周りに増えていきます(引き寄せの
法則)

「幸せであることが、望むものを引き寄せる」ということで、「今幸せだ」と思
うことで、その幸せのエネルギーが強力な振動を作り出し、欲しいものを引き寄
せるのです。

それには「欠けているもの」や「足りないもの」に目を向けるのではなく、今あ
るもの、今感謝できることに意識をもたらし、どんなに小さな進歩でもそれを喜
ぶようにすることが大切です。

今自分は不幸せで、感謝なんてできないと思ってしまうときには、次の言葉を思
い出すといいかもしれません。

「幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せなのです」

今、生きていて、命があり、体があり、目が見える。水が飲めて、火が使える。
それだけでも実はものすごく幸せなことなんですね。

そのことに気づくことができるかどうかです。

つまり幸せになるのも不幸になるのもすべて自分次第であり、自分の人生のすべ
ては自分の責任なのです。

この本(「脳にいいことだけ」をやりなさい)には幸せであるようにするための
さまざまなヒントがかかれてあります。

「なぜかハッピーな人」が脳のためにしていること、として、「人智を超えた大
きな力」とつながることおうことがあります。

この本の著者は次のように書いています。

「たとえば私にとって、瞑想は大いなる力とつながるための大切な時間です。幸
せを感じるための方法はいろいろ試してみましたが、瞑想が一番効果的なようで
す」

また「直感を大切にする」ということもあります。

「本当に望むことがわかっていれば、一瞬一瞬どのようんすればよいかは直感的
にひらめくものです。」

「直感はヘッドライトのようなもの。正しい道に沿って、次にとるべき道を少し
ずつ教えてくれるのです。あなたがすべきことは、それに従って進むべきことで
す。

この本を読むと、オーラソーマシステムは、まさに「脳にいいことだけ」をやっ
ているものだということがわかります。

何よりも、オーラソーマシステムを学び、それを教えているような人というのは、
オーラソーマが好きっていうひとたちですので、好きなことをしているという
「ポジティブな思考回路」ができています。

そして学びのプロセスの中で、自分のネガティブなマインドにも意識の光を当て
ていくことによって、多くの気づきを得て、「ネガティブ思考の大そうじ」が自
然にできていきます。

オーラソーマシステムの製品はオーラを活性化し魂をケアーするものであり、
「全身の細胞から健康になる」ことをサポートしています。

そしてピンクのエネルギーをとても大切にしていますので、やさしさや思いやり、
自分自身をあるがままに受け入れるということなど、「何事にも愛情表現をもた
らしていくこと」を学びます。

毎日瞑想をすることで脳を「人智を超えた大いなる力」にもつながることをして
います。

オーラソーマシステムのコンサルテーションは自分の使命や人生の「目的を知る
ことでもあり、脳に眠る才能を開拓する」ことにもつながっています。

そしてそのコースに集まってくる「すばらしい人たちとの交流は脳にもいい刺激」
を与えてくれるものでもあります。

というように考えると、オーラソーマシステムということも、これらの「脳にい
いこと」、幸福の哲学を実践するシステムとも言えそうですね。

                              尚 記
                   

        …………○…………○…………○…………

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