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巻頭エッセイ


第505w号 鮎沢さん「季節の色4」(27):月白

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■ 1.巻頭エッセイ:鮎沢玲子さんの
     季節で楽しむ日本の色 Vol.4 ≪【月白】げっぱく≫ (2014,3/5)
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「月白」というと、夜空に煌々と輝く満月の白い月光が目に浮かび
ます。

夜を照らす月光に照らされて、すべてが静けさのなかに輝いて見え
ます。

月は太陽の光を反射して輝くのですが、太陽の熱と生命力に対し、
静かでクールな趣があります。

月というと、私の敬愛する道元の「月見の像」が思いだされます。

道元の歌に「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずし
かりけり」という和歌があります。

月は秋を思い浮かべますが、月光に輝く雪や桜というのも趣があり
ます。

禅では「月を指す指ではなく、月そのものを見よ」という意味のこ
とが言われます。

月とは悟りの世界、本性、仏性を意味し、マスター(禅師)は、そ
の仏性、悟りの世界を伝えているのですが、ついその教えやマスタ
ーにとらわれて、本来指し示しているものを忘れてしまいがちです。

「直指人心 見性成仏」という言葉が禅にはあります。
文字や言葉にとらわれず、直接仏性、本性を体得せよ、という意味
で、その仏性が月の光に象徴されています。

私の好きな話があります。

神社の本尊は神様で、そこには鏡が備えられています。
その鏡には神様が映しだされるのだそうです。

そこで、実際にその鏡をのぞいて見ると、鏡には自分が映しだされ
ます。

だから、神様はあなたなのです。

・・・というお話です。

そのお話と同じように、月の光は、あなたの仏性を映しだしている
ともいえます。

オーラソーマでの白、ないしクリヤーという色は、そのような意味
を持っています。
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B054.html

すべてを映しだす、意識の光。仏性。

「すべては光でできている」というのが、現在、物理学で言われて
いることですが、「オーラソーマ」とは、光の身体という意味であ
り、人間も光だということです。

光は闇と対比されますが、光がない状態が闇であり、光を灯せば闇
は消えてしまいます。

オーラソーマでは、闇に相当する黒色はありません。

それに相当するのがディープマゼンタ(ないしマゼンタ)で表され
ますが、それはゲーテの言う「目には見えない光」という意味があ
ります。

100番の大天使メタトロンのボトルが、オーラソーマでのクリヤ
ーとディープマゼンタのボトルです。
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B100.html

クリヤー(ないし白)は、すべての虹色の光が目に見える形で現れ
ています。

そして、ディープマゼンタは黒に見えますが、それはすべての光が
目に見えない形で含まれているとオーラソーマでは考えています。

実際、そのディープマゼンタに光を通すと、きれいで神秘的なルビ
ー光に近いマゼンタの光が輝きます。

それは、自分の内面を見ることに例えられます。

自分の内側を見ることは、そこには自分のネガティブでいろいろな
恐ろしいものが詰まっていそうで、闇をのぞくような感じですが、
でもそこに意識の光をもたらすことで、多くの宝が眠っていること
にも気づいていきます。

意識の光をもたらし、内面の宝を見いだすためのツールが、オーラ
ソーマのシステムです。

そして、内面の中心には、あなたの仏性が眠っているのです。

それでは、季節で楽しむ日本の色 Vol.4 ≪【月白】げっぱく≫
を、どうぞお楽しみください。

                           尚 記


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日本の色のなかには、白を表現するさまざまな色名があります。

純白、乳白色、真珠色、銀白色、卯の花色、胡粉(ごふん)、氷色
などです。

なかでも、特に文学的でロマンティックに感じる色名に、「月白」
があります。

白い月の光に夜空の青いベールがかかったような、かすかに青みを
おびた白色です。

私たちの祖先は、実際には手に取ることができない月の光にさえも、
このような名前をつけたのです。

外国、特に西洋の文化に触れると、その饒舌な色彩感覚に驚かされ
ます。

近代絵画の世界において、巨匠ピカソは「色彩には救いがある」と
語りました。

西洋絵画では、色が人間の感情を表現するものであり、表現力を追
求することは色彩の使い方を磨くことでもあったのです。


一方、東洋での絵画の流れとして、水墨画の世界があります。

墨と白の余白、その二つをつなぐのは淡い灰色の無限の階調。

ここでの白と墨は光と闇を表し、また陽と陰のエネルギーを表して
います。


水墨画は色彩そのものを描かないことで、見る者一人ひとりに自分
の心の色を映しだす自由を与えています。

明るい気持ちのときは明るい色に見え、悲しく沈んだ気分のときに
は、悲しく暗い色を思い描くのです。

そのとき水墨画は、心を映す鏡のような役割となります。

これはまさに「禅」の思想に通じるもので、きわめて東洋的です。


ところで、オーラソーマのコンサルテーションやコース(授業)の
ときに、プラクティショナーやティーチャーが着る服は、できるだ
け白一色にすることはご存知ですよね。

私はもともと色彩が好きで、今日(オーラソーマ・ティーチャー)
に至るのですが、オーラソーマを扱うときに白い服を着ることは重
要だと思っています。

西洋絵画のように饒舌なカラーのボトルを前に、私自身をニュート
ラルな状態にしておけるからです。

そして、言わば「色の断食」状態に自分をおくことで、私自身、色
彩に対する感受性がより磨かれる気がします。


次の満月は3月17日です。

もしも晴れて月が見えたらなら「月白」という色を思いだしてくだ
さい。

あなたの白い色の世界が、少しだけ広がるはずです。

(※こちらで画像付きで掲載をしています。
 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11788043710.html


       ………○…………○…………○………


鮎沢玲子(あゆさわ れいこ) プロフィール

有限会社「カラーズガーデン」代表。
英国オーラソーマ社公認ティーチャー。
栃木県宇都宮市生まれ 生家は染物屋を営む。
中学校美術教師を経て、インテリアコーディネータとして14年間
住宅メーカーに勤務。
2002年よりオーラソーマ・プラクティショナーとして独立開業。
2006年より公認ティーチャーとして活動中。
http://ameblo.jp/aurasoma-c-garden/

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