第18号 オーラソーマとの出会い2
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■ 1.オーラソーマとの出会い その2
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私のオーラソーマとの出会いはピンクポマンダーとレディナダ、
といくつかのポマンダーとクイントエッセンスでした。
それはワドゥダという人のワークショップを、1992年に日本でオーガナイ
ズしていたときに、彼女がそのグループの中で使用していたのでした。
それはハートに関するワークショップでした。
いろんなワークの節目節目に、そこで解放されていくプロセスをサポートする
ために、あるいは自分自身をやさしく抱きしめ、受け入れていくことを助ける
ために、その他のその時々の状況に応じて使用されていたのでした。
そうすると、なんだかいい感じになるのが感じられて、二日目からは、ワドゥ
ダが使うまでもなく、みんなが、あれつけて欲しいっていう感じで手を差し出
してワドゥダに要求するんですね。
私は通訳をしていたので、直接自分でワークの最中に使うというのではなかっ
たんですが、いい香りがするので、自分もついでにつけてもらったりもしてい
た程度だったんです。
そのワークショップが終わった後、参加者の人たちから、あの、ワドゥダが使
ってくれた、あのいい香りのやつが欲しいという希望が相次いだので、彼女に、
あれって、なんなんですか?って聞いたんですね。
それがそのオーラソーマのポマンダーとクイントエッセンスだったわけです。
では、それを手に入れるにはどうすればいいか、というところから私にとって
のオーラソーマのストーリーがはじまるわけです。
そういうことを書き出すときりがないので書きませんが、そのときはいろんな
色のボトルがあるなんて思いもよらなかったので、ヌラのファウンデーション
コースを受けたときに、そのコースのために特別にアレンジされた部屋に通さ
れて、始めて九十数本のボトルを目にしたときは驚きましたね。
おー、すごいきれいだなー。
しかし・・・いったいこれは何なんだ???
いきなりわけのわからない世界にほおりこまれようなもんでした。
ポマンダーとクイントエッセンスのイメージしかありませんでしたし、
ただそれらを手に入れる、ということしか頭になかったんですから。
それがこういうふうになろうとは、出会いとは不思議ですね。
それでオーラソーマのコースが終わった後、ワドゥダに相談しにいったんです
ね。
いったいオーラソーマってどういうもんなんですか?って。
私はそういうものは始めてのことなので判断がつかなかったんですね。
で、興味はあるし、これを日本にも紹介していきたいとは思うけれども、
果たして、オーラソーマって何もの?っていうのが質問だったんです。
ワドゥダはこういう方面のエクスパートで、アロマやタロット、手相、占星術
はもとより、エソテリックサイエンストレーニング、っていうのをリードして
いたぐらいで、そういう世界については通なわけです。
タロットに至っては、作者でもありますし、そういう世界はほとんど知り尽く
しているような人なんです。
「ボトル・ポマンダー・クイントエッセンスなど
本には書いていないような使い方、毎回教えてほしいです」
っていう質問がありましたが、それを聞くならワドゥダに聞いてよ、
っていうのが本音です。
彼女のような人たちは、このオーラソーマをとても深い形で使用することが出
来るんですね。
そういうオーラやサトルボディについて知り尽くしている人だからです。
だからそれらがどのように作用するのかが見えたりわかったりするので、自由
自在に応用できるわけなんですね。
でも、私がそれを教えるわけにはいきません。
それは実際に体験してもらうしかないでしょうねー。
説明しても、体験がないとわからないでしょうし・・・
その彼女がいうに、アロマなどがトヨタだとすると、オーラソーマはロールス
ロイスみたいなものよ。
っていうわけです。
人を見て法を説け、で、ワドゥダは私にアロマがどうの、オーラソーマがどう
のって言ってもわからないと思ったのか、車の例でもって話してくれたんでし
ょう・・・
今でこそロールスロイスも身売りされて、トヨタの方がいい車だって思います
が、その当時は、まだロールスロイスといえば、車の王様って感じがありまし
た。
うーん、そうかぁ、ワドゥダがそういうんだったら、これはすごいんだなぁー。
ってまぁ、そういう認識でしたね、当時は。
ワドゥダがそういわなければ、私がそれをやろうとは思わなかったでしょう。
男性は、オーラソーマを見ても、たいてい色のついた瓶、としか思わないし、
それで占いをしてどうする? っていうのが大抵の女性のみなさんの
ボーイフレンド、ないしご主人の反応でしょう。
私自身、ボトルがキレイ、だとか香りがすばらしい、っていうよりも、
その色の言語でもって、自分がこれまで探求してきた世界がある程度
説明できるんだっていうような興味の方が強かったんですね。
瞑想をはじめとする内面の世界というのは、個人的な体験の世界なので、
そういういわゆる精神世界を説明するのは難しく、たいてい宗教的なこと
っていうふうに先入観を持たれてしまうんですが、普遍的言語である色で
説明すると、誰にでもわかりやすく説明できるっていうことなんです。
だからここで私が書いていることも、実は、オーラソーマで習ったこと、
というよりも、それまで自分が探求してきた世界の一部を、オーラソーマの
言葉や理論を使って説明しているだけなんですね。
でもヴィッキーさんの人生にさかのぼって考えると、その源は同じだから、
オーラソーマにとっても、間違ったことは書いていないと思います。
色の世界、カラーセラピーは、オーラソーマよりもずっと古くから存在してい
て、オーラソーマはそれらの古代の知恵を、現代の革袋に入れて、今の時代に
もたらしているのですね。
その源泉となる知恵は、いつの時代も同じなのです。
それをこのようなおしゃれでシンプルで美しいボトルたちに込めたオーラソー
マは、すばらしいですね。
もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
次にお進みください。