第475w号 鮎沢さん「日本の色13」(21):赤,緋色
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1.巻頭エッセイ:鮎沢玲子さんの
日本の色で学ぶオーラソーマ Vol.13 ≪レッド・赤≫ (2013,8/7)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回のテーマ「レッド」のボトルは、6番のボトルです。↓
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B006.html
レッドは第1チャクラに対応する色ですが、第1チャクラに対応す
るボトルは下の色がレッドで、上の色がイエローの5番のボトルで
す。
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B005.html
これはヴィッキーさんが自分の魂のボトルとして選んでいたボトル
でもあることから、ヴィッキーさんのボトルともいわれています。
最初にオーラソーマのボトルが誕生したときには、1番目から5番
目のボトルが誕生したというふうに聞いたことがあります。
それぞれ、ブルー/ブルーの2番のボトルは喉の第5チャクラ、ブ
ルー/グリーンの3番のボトルはハートの第4チャクラ、イエロー
/ゴールドの第4のボトルは、みぞおちの太陽神経叢に位置するパ
ワーチャクラ、そしてイエロー/レッドの5番のボトルが第1チャ
クラに対応します。
イエローとレッドを混ぜると第2チャクラの色であるオレンジにも
なります。
1番目のボトルは、上がブルーで下がディープマゼンタの色です。
オーラソーマでは、マゼンタは第8チャクラの色とされています。
ブルーとマゼンタを混ぜるとバイオレットに近い色になり、第7チ
ャクラの色に近くなるので、1番目のボトルから5番目のボトルを
並べると、光がマゼンタの第8チャクラから降りてきて、第7チャ
クラを通って、第1チャクラのレッドまで降りてグランディングし
てきている様子がわかります。
つまり、オーラソーマはヴィッキーさんの瞑想でのヴィジョンから
この世にもたらされたのですが、1番のボトルの瞑想とヴィジョン
を表わす色から、5番のボトルのグランディングを表わすレッドの
ボトルまでが最初のオーラソーマのボトルとして誕生したのはおも
しろいですね。
また、ヴィッキーさんのようにスピリチュアルでサイキックな質を
持った人が、グランディングを表わす5番のボトルを自分の魂のボ
トルとしているのも興味深いことです。
ヴィッキーさんは、スピリチュアルがグランディングしていない、
現実に使えないようなものではあまり意味がないと考えていたよう
です。ですから、実際に使って役立つように、オーラソーマのボト
ルを生みだしたともいえそうです。
それでは、鮎沢玲子さんの日本の色で学ぶオーラソーマ Vol.13
≪レッド・赤≫を、どうぞお楽しみください。
尚 記
………○…………○…………○………
色と聞いて、多くの人がまっさきに思い浮べる色が、赤ではないで
しょうか。
赤の語源は、現れるの「ア」と、輝きの「カ」と言われています。
「赤」は、夜が明けて太陽が姿を現し、明るく輝きはじめる様子に
感嘆して生まれた言葉です。
赤い色を代表する日本の色「緋色」(ひいろ)の緋は、一文字では
「あけ」とも読みます。夜が明けることを意味し、赤と同じ語源で
す。
また緋色は「火色」と表記されることもあります。緋色の鮮やかな
赤は、炎の色を思い起こさせます。
つまり、緋色とはエネルギーの源である太陽の色、そして火の色。
緋色は、英語の色名で「スカーレット」に相当します。
スカーレットといえば、映画「風と共に去りぬ」のヒロイン、スカ
ーレット・オハラを連想します。
情熱的で勝気なアメリカ南部の大地主の娘で、波乱の人生をたくま
しく、しかも華麗に生きぬく姿は、まさにスカーレット(緋色)な
人生そのものです。
ところで先日、旧暦の本を読んでいて「丙午」(ひのえうま)につ
いての記述を見つけました。
十干と十二支の組合せから、丙午の年は火事が多い凶年とされてい
ます。
その理由は、丙とは「火の兄」、陽性の火ですから強い火というこ
とになります。
十二支でも、午は五気(木火土金水)のなかで、火気のまんなかに
位置し、火のなかの火です。
強い火同士の組み合わせであるこの年に生まれた女性は、「まるで
火のように激しい気性で、男性が怖気づくような女性」と思われ、
江戸時代から敬遠されてきました。
二十世紀になってもその迷信は根深く、昭和41年(1966年)
の丙午の年に、出生率が大幅に下がったことをご存じの方もいるか
もしれません。
実際に丙午生まれの女性が、私のまわりに何人もいますが、みなさ
ん繊細で心優しい人ばかりです。
どうぞ丙午の人をいじめないであげてください(笑)
スカーレット・オハラこそ、丙午のイメージです。
あの映画を見るたびに緋色のエネルギーを感じて、もう少しだけが
んばってみようと思う人はきっと多いはずです。
レッドの色の言語である「サバイバル」、「地に足をつけて現実を
生き抜くこと」力を与えてくれるのが「緋色」であり「スカーレッ
ト」なのです。
(※こちらで画像付きで掲載をしています。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11587954346.html )
………○…………○…………○………
鮎沢玲子(あゆさわ れいこ) プロフィール
有限会社「カラーズガーデン」代表。
英国オーラソーマ社公認ティーチャー。
栃木県宇都宮市生まれ 生家は染物屋を営む。
中学校美術教師を経て、インテリアコーディネータとして14年間
住宅メーカーに勤務。
2002年よりオーラソーマ・プラクティショナーとして独立開業。
2006年より公認ティーチャーとして活動中。
http://ameblo.jp/aurasoma-c-garden/