第581f号 江尻さん(20)「アストロロジー…:おとめ座」
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■ 1.巻頭エッセイ:江尻貴美子さんの
アストロロジーとオーラソーマ~おとめ座 (2015,8/21)
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みなさん、こんにちは。
うなるような夏の暑さ、まさにしし座パワー全開! といった感じ
の毎日ですね。
みなさんは、お元気ですか?
私は出張先のホテルで、熱中症になりかける始末。
夏の暑さを謳歌するとともに、やっぱりケアは大切だなぁ・・・と
思う今日このごろです。
さて、明後日23日に太陽が、おとめ座に入っていきます。
おとめ座といえば、12星座の前半(ファーストステージ)のファ
イナルです。
前半(下半球)は、単純に「個」が顕れるステージならば、
後半(上半球)は、さらに「脱皮した個」が顕れるステージ。
前半は単純に自分がまずありき。
おとめ座は前半ステージのファイナルで、最終的に整えるエリアで
す。
そして個が整ったら、下半球から卒業して、これからどんどん本格
的に錬金が進んでいくステージに入っていきます。
最後の整えは「受け入れる」
そして、いかようにも「変わっていける」その質を整えていくとい
うこと。
≪受け入れられるから、変わっていける≫
その整えでもあるのですね。
これから天秤を超えていくと、いよいよいったん整った「個」が、
他者と本格的に関わりあって、魂レベルでの錬金をはじめていきま
す。
どんどん命が精製されていくのです。
世界は自分の世界だけじゃないことを知る。
手放しが起こる。錬金がはじまる。
そのプロセスに大切なエネルギーは
≪しなやかさ≫
絶対これは嫌だ! 絶対こうでなきゃ嫌だ!
それではポキっと折れてしまう。粉々になったまま終わってしまう。
そうではなく、これから今までの自分が壊れ、そして再生されてい
く大きなプロセスに「備える」ステージが、このおとめ座だったり
するのです。
そんなところが、フルスペクトル≪オリーブ≫に対応しているのか
もしれません。
他者と本格的に交わることが、実は命(錬金)の「本番」なのだと
したら、
おとめ座は、本番前の「整え」、
第一線、というよりも「縁の下の力持ち」なのです。
決して人生の舞台のステージ中央に立つことはなくても、そのステ
ージの善し悪しを決める最も大事な裏方。
力持ちであり、しなやかな対応力が求められるステージ。
源からやってくるエネルギーを受け取り、それを、ただただ顕現す
る(やっちゃう)しし座とちがって、かなり大人度がアップされる
ステージでもあるのですね。
「それを どう やるか?」
・・・に目覚め、整えるエネルギーです。
地球でいえば、環境問題。
私たちでいえば、健康、ストレス解除、義務、日々のルーティンワ
ーク・・・。
「やりたくないことでも、やらなきゃイケナイこと」を、しっかり
とやっていけるからこそ、これからの酸いも甘いも統合させて、自
己顕現させていく、さらにワンランクアップしていくステージにも
飛び込んでいけるというもののようです。
ここで、先月の獅子座でも登場したB11 花の鎖/ラブレスキュ
ー(クリア/ピンク)が、ふたたび対応ボトル(ヴィッキー女史に
よる)として登場します。
しなやかさと順応・適応能力は、自分を否定しては、実は生まれて
こないということではないでしょうか。
自分自身を受け入れる。
すべての順応は、そこからはじまっていくようです。
その受容性は タロットの11「ストレングス(強さ)」にも対応
しています。
しなやかさは「強さ」でもあるのですね。
どんな自分でも、どんな他者・まわり・環境・スペースでも、
「はいそうなのね」と、受け入れて、
「じゃ、こうしましょう」と、穏やかに、しなやかに、適応してい
くことが、すばらしい、おとめ座の質といえるのでしょう。
私たちは適応させようとすると、どうしても、まずは自分が犠牲に
なって・・・と考えてしまいがちです。
でも、そうやってやろうとする適応は、本当の意味での適応とはな
りません。
そうではなく「私は、私を活かしたまま、どうやっていこうか」と、
自分自身を大切にして、そこから、まわりとの順応を考えていくこ
とが大切です。
自分を愛する叡智とエネルギーがあってこその、他者と生産的に関
わっていける質なのです。
犠牲にしちゃいそうになる際に、アラート(警告)してくれるのは、
生命の樹、ケセドー、ティファレトを結ぶパスにおいて、おとめ座
とともに対応するB9 ハートの中のハート(ターコイズ/グリー
ン)
ひとつ手前のしし座のステージで受け取った「自分が本当に望むこ
と」を、現実のなかでやっていく場面こそ、自分の「ハートの中の
ハート」に忠実でいることが大切なのかもしれません。
それはまた、「自分自身を愛する智恵」でもあるのですね。
リターンジャーニーのB87 愛の叡智(ペールコーラル/ペール
コーラル)です。
順応しようと、他者やまわりのことばかりに囚われない。
自分で必死に被っている「仮面」にすらも囚われない。
まずはコア(核)の自分を大事に受け入れてから、
まわりも大事に受け入れていく。
その統合が 本当のしなやかさを産み育てるのかもしれないな~と
思うのです。
それが、これからやってくる本格的な錬金ステージ(後半・上半球)
への、深~い準備となっていくのです☆
*
今月はもうひとつ、大きなトピックがあります!
10日前、8月11日に木星が、おとめ座に入りました。
木星は約1年かけて、星座をひとつずつ巡っていく惑星。
ですので、12年に1度の、その星座へのご来訪!
2016年の9月まで木星は、このおとめ座を走ります。
木星は発展・拡大の星。
私たちが温泉に入って、「ふわぁ~極楽~♪♪」となるとき、難し
いことを考えている人は、誰もいませんよね。
頭カラッポ、ただただ、力が抜けると同時に、手足も血管も自然に
広がっていきます。
木星は、なにごとも自然に広げていきますよ☆
良いことも、都合の悪いことも!
なので、身のまわりのこと、自分を整えていくという、おとめ座の
テーマを、自分らしく調和を持って整えていれば、その調和に波長
を合わせて、ふわぁ~っと広がり、不調和のなかで無理な整えをし
ていたり、整えをせず不調和のなかで動いていれば、その不調和具
合が無防備にふわぁ~っっと広がっていきます。
乙女座は縁の下の力持ち。
反対側の(コインの裏表のような関係たる)うお座とともに、奉仕
のエネルギーがテーマでもあります。
誰かのために自分の力を尽くすこと。
全(源)に貢献すべく、自分の力を尽くすこと。
宇宙の流れは、そこにも拡大・発展のエネルギーを軽やかにフワ~
っともたらしていきます。
ただし!
他者への奉仕といっても、フルスペクトル対応がオリーブグリーン
の通り、自分自身を大切にしながら、自分の軸はキープしながら、
しなやかに 他者と関わりをもっていくエネルギーです。
他者への貢献のために、
他者から受け入れてもらいたいがために、
自分自身を犠牲にしないことが大切です。
さらに☆
これは、みなさん、はりきって準備です!
10月12日を中心とした2ヵ月間、このおとめ座に入った木星と、
なにかをしっかりなしとげる、やぎ座に入った冥王星が、「トライ
ン」という、とても調和した角度をとります。
その威力たるや、すっごいですよ!
本当に自分のプロセスを信頼していく。
それを実践のうえでコツコツとやっていくと・・・
「なしとげる」やぎ座にある冥王星の個を超えたエネルギーが、絶
大な力で背中を押してくれるのです。
その扉を開く鍵は、真面目にコツコツちゃんとやる・・・というこ
と☆
派手ではない、一見パっとしない、とても地味~な、コツコツ重ね
る努力、そのプロセスも途中
「こんなことばっかりやってて、なにになる?」
な~んて思ってしまうことも、あるかもしれないような日々の積み
重ねが、大きな花を咲かせるその貴重な土台になる、ドンピシャリ
の調和角度(トライン)になるまでの2カ月弱。
ちゃんとやる。
しっかりやる。
この「整い」のエネルギーが、ここぞ! というときに・・・
「あ、受け取る準備ができているのね」と、
宇宙から膨大な恵みを受け取ることができるのです。
この3ヶ月間は、コツコツと積みあげ、自分を活かしながら他者に
も奉仕となるような、自他ともにわかちあえる恵みへ、努力できた
ことが、大きく形になりやすい流れに向かっているとき!
来月のメルマガでお伝えしていては間に合わない!
今から着々と受け取る準備を、日々の生活のなかで地味~に (笑)
整えていきましょう。
足元を固める。
足元を整える。
木星は「信頼」という大きなテーマも持っています。
「信頼」の質が、ここでもまた試されるときです☆
(※こちらで画像とともに掲載をしています。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12064132663.html )
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† Psyche †(プシュケ)
江尻貴美子(えじりきみこ) プロフィール
http://psyche-as.com/profile.htm
英国オーラソーマ社公認ティーチャー(レベル2)
日本心理学会 認定心理士
日本トランスパーソナル心理学会会員
米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
タロット歴25年以上、占星術歴10年以上
ディヴァライトにてタロットと占星術のセミナー担当
HP
http://psyche-as.com/as_s2.htm
Blog
http://ameblo.jp/ayura-psyche/
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