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巻頭エッセイ


第719号 江尻さん(38)「愛と巡る占星術:魚座」

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■ 1.江尻貴美子さんの               (2017,2/17 金)
    「愛とともに巡るオーラソーマアストロロジー」~魚座編 
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満開の白梅にメジロが夢中になって蜜を吸う姿を見るにつけ

「もうすぐ春。もうすぐ星のひと巡りもゴールを迎えるのね」

・・・と思う今日このごろ。

太陽は明日から12星座のファイナル、魚座に入ります。

水の星座は、蟹座・蠍座・魚座と3つあります。

ハートからはじまり、スピリットまでをテーマとする水の星座ですが、

蟹座は、寄せては返す「感情」という波間をサワサワ~っと動めく
サワガニやヤドカリをイメージするとわかりやすいかもしれません。

一瞬たりとも同じ状態で止まっちゃいない波、「感情」

それも地表のごくごく表面を動くカニたる「フィーリング」

次の段階は、その表面で起こったフィーリングの「背後」を見つめる
べく、ぐーーーーっとシャープに垂直方向、真っ暗~な海の底まで
碇を下し、ふだんは見えないその深みにこびりついているものを
見極め、剥がしちゃう蠍座。

その感情を引き起こす素そのものをも暴く見極め、
かつ、そこからはじまる変容の力です。

「絶対落とせない」と思う垢や錆まで削ぎ落とすそのアプローチ
たるや、大きな変容の元となる手放しには欠かせない要素なのですね。

そして、「個」としてくっつけてきた意識、価値観、すべてのもの
を手放し、大きな源、ワンネスに戻っていく・・・というより、

「そういえば、もともとただここにいたんだよね」を思いだす
ステージが魚座となります。

「個」として見てきたフィルター、「個」としてこだわってきた
すべてを手放し、源との距離感をゼロにもどしていくような・・・
それでいて広がりきるだけ広がるような・・・

そんなステージが魚座です。

無限の「小(点)」も、無限の「大(天/源)」も、
同時に「今ここ」に、すべてあると感じるステージ。
経験するステージ。

それは具体的に目の前にあり、
それは具体的には何も見えていない。

どっちなんだ!? ・・・と言われそうですが、

実はそのどちらもあるのが この魚座です。

そしてその揺らぎのなかで、
次のステージの芽吹きを育んでいくのも魚座。

魚座に対応するフルスペクトルのマジェンタを、
ゲーテは「色彩論」のなかで「見えざる色」と表現しました。

一直線モード、白黒をつけるのが大好きな人にとっては、
その揺らぎはなんとも不安定に「感じる」のです。

ゆらゆら~
ゆらゆら~

着地点なく、ゆ~らゆら。

その「終わり」から「はじまり」のはざまをしっかり生きること
マインドが「終わり」と定義していること、

「はじまり」と定義していることを超えて
「全」のすべてを生きること

そこには、なんのジャッジもなく
ただただ存在しているだけで
すでにすべてが満たされているのです。

「こうあるべし」もなにもない。
「枠」だって、なにもない。
「垣根」だって、なにもない。

それは海。大きな海そのものなのです。

私たちの小さな「個」には手の届かない、わからない、
壮大な壮大な恩寵にただ包まれて、ただただ存在するありようは、

揺らぎ

そのものだったりするのですね。

海の1滴1滴に「どこどこの川から流れてきました~」と、名札が
ついていないので、どこの川出身かわからないように、そして、
海流として、どこへ行っちゃうかだってわからないまま、
永遠に流れていく。

もっというと、温められれば、水蒸気で海でもなくなって、
いつの間にか雲にもなっている。

そして、集まって重くなったら雨になって再び地上に落ちてくる・・・。

ぐるぐる・・・ぐるぐる・・・。

その揺らぎを存分に味わうことにより、表面的な愛を超えて、
もっともっと壮大な次元にハートもアンテナも開いていくのです。

ヴィッキー女史が魚座に対応させたのは、B3 ハートボトル
(ブルー/グリーン)
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B003.html

個のすべてを手放し(グリーン)、天(全)に向かって、
ハートをフルオープンにしているようなイメージを魚座と
B3 ハートボトルとの関連を想うとき、私はいつも思い浮かべます。

ニューイーオンタロットに対応するのは
B18 エジプシャンボトル1/ターニングタイド
(イエロー/ヴァイオレット)
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B018.html

「ターニングタイド」とは「潮の変わり目」

今までのステージから次のステージに入っていく際の「過渡期」です。

人生のなかで大きな過渡期を迎えているときほど、終わりを迎え、
はじまりを模索するなかで不安になったり、混乱することだって
多くなりがちです。

が、そんなときこそ・・・

ただ、存在Beingとして、すでに天から存分に受け取っている私

・・・を意識してみることができると、
すべてのマインドを超え、大きな大きな存在となにかをわかちあい

自我が解け、自然に身体が反応として「次の動き」を
準備しはじめるのかもしれませんね。

マゼンタ。

本能=レッドをたくさん含んだ色。

もっと単純でいい。
ただただ「ある」でいい。

いるだけで愛おしい、存在そのものなのだから。

もっとも純粋なBeing を思いだし、
こうして私たちは、本能豊かな動物「ヒト」として
ふたたび次なるひと巡りをはじめていくのです☆



星とともに巡るココロの旅路も、3巡目のゴールを迎えました。

40本を超える寄稿は、私にとっても宝の時間となりました。

また、この1年は「愛とともに巡る」がテーマでしたので、
「自分にとっての愛」にも、あらためて向きあう大切な1年と
なりました。

マゼンタ。小さきものへの愛。

恩寵に包まれ、満たされ、自らを通して、天から受け取ったその愛を
目の前のささやかなるもの隅々へと存分に流していく。

その一つひとつの行為は、決して目立たず、埋もれるように
溶けるように、深く 深く 全体の一部となり、

やがて、ほかのBeing とともに、大きな「満たし」となっていく。

2017年は、オーラソーマと一緒に、そんな愛を生きたいな。

そんなふうに生きたいな・・・と思う、今日このごろです。

現場は心療内科クリニックのデイケア。

「自分自身を思いだす」

その大切さを、利用者の方々が今、あらためて私に教えてくれています。

この1年、毎月の連載はお休みさせて戴き、現場に集中しようと
思います。

落ち着きましたら、みなさんと一緒にふたたび星を巡れますことを
ココロから楽しみにしております☆彡

3年間、毎月お読みいただきまして、どうもありがとうございました。

みなさまが 星の恵みに いつも満たされますように・・・☆

Love & Light.


(※こちらで画像とともに掲載をしています。
 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12248572003.html


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† Psyche †(プシュケ)
江尻貴美子(えじりきみこ) プロフィール
http://psyche-as.com/profile.htm

英国オーラソーマ社公認ティーチャー(レベル2)
日本心理学会 認定心理士
米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
タロット歴25年以上、占星術歴10年以上
HP http://psyche-as.com/as_s8.htm
Blog http://ameblo.jp/ayura-psyche/


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