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巻頭エッセイ


第69号 「愛と感謝」と関係性

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■ 1. 「愛と感謝」と 関係性
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言葉の持つエネルギーが水の結晶の形成に影響を与えるというのをご存じです
か?

言葉によって水の結晶が美しい結晶になったり、醜い結晶になったりします。

そのことを実際その水の結晶を写真にとってまとめた「水は答えを知ってい
る」という本が出版され、世界中でベストセラーになったので、ご存じの方は
多いでしょうね。

これはどういう意味を持つのでしょう?

そのことを「水は答えを知っている」の著者の江本勝氏が「自分が変わる水の
奇跡」(青春出版)という本にまとめておられます。

この惑星は水の惑星とも言われ、その70%が水で出来ていますし、人間の身
体の70%以上も水で出来ているとされています。

そうであるならば、その身体の中の水の結晶を変えれば、人間も変わるはずだ、
というのが江本氏の主張です。

そして最も美しい水の結晶を得られたのは「愛・感謝」という文字を見せたと
きの水の結晶なので、その愛と感謝の思いがこの惑星を救い、人間を救うと言
うのです。

そして人間がよりよく生きていく上で最も大切なエネルギーは「愛・感謝」だ
と彼は言います。

「愛」は人に与えるエネルギーであり、「感謝」は人から受け取るエネルギ
ー。その二つのエネルギーの調和が大切であり、この二つがそろうことではじ
めて大きな力となり、この二つのバランスがこの地球をつくり宇宙を作ってい
る。

これまで虐待、暴力ということがこのメルマガでも話題となりました。
そのような状況の中で、どのようにすれば救いがあるのだろう? と考えたと
きに、これはひとつのわかりやすい考え方なのではないかと思って、ここで取
り上げました。

しかし実際はなかなかそう簡単なものではないって思ってしまいますよね。

だって、虐待されて暴力を受けているのに、どうしてそういう相手に対して愛
し感謝できるんでしょう?

でも虐待し、暴力を振るう人は、実はそれしかできない場合が多いのですね。
そのように育てられ、どのように愛するかを知らないのです。愛することを誰
にも教わらなかったのですから。

子供にとって愛は両親から得られるものであり、その両親が暴力をふるうとし
たら、子供は混乱します。暴力を振るわれるのは自分が悪いのであり、暴力を
受けることが両親の愛の表現だとさえ思ってしまうのかも知れません。

その暴力によって受けたトラウマは子供の身体の細胞のなかに記憶となって無
意識の中にとどまります。それがいわゆるペインボディ(痛みの身体)と言わ
れるもので、暴力によって引き起こされる悲しみや怒り、恐怖などの心理的な
トラウマが心理的精神的ないし細胞の記憶となってしまします。

そうなるとそのペインボディはさらなる痛みを食物として維持発展するので、
そのペインボディを抱えている人は、無意識のうちに自分がその同じような痛
みを与える人をパートナーに選んだり、そういう環境に身を置くようになって
しまいます。

そういう人が親となると子供にも同じように振る舞ってしまいます。自分では
やめようと思ってもやめられないのですね。それはその人の無意識のパターン
がそのように振る舞ってしまうのです。

そうしたときにラハシャの教えているハートからのカウンセリングでは、それ
らのペインボディ、心理的精神的痛みないし細胞的痛みをつくりだしている層
のさらに深いところから、つまりそれらの痛みを作り出しているものよりもさ
らに深いハートの中心から愛と慈愛を持って見つめ、あるがままに抱きしめて
いくことで、それらのペインボディを解消していくことを可能にしていきま
す。

ペインボディはその愛と慈愛の中では存在できないのです。

ちょうどそのワークをラハシャのカウンセリングスキルで行っているのです
が、実際にそのことが起こっているのを見ていくのは感動です。

昨日、今日とちょうど関係性についてのワークだったのですが、関係性とはい
っても、相手の問題ではないのだということがよくわかります。

関係性の中での相手との葛藤は、ほとんどの場合、自分の中にある影の側面、
自分の中で愛することの出来ない部分を投影している場合が多いのですね。

そのことにワークしていくと、相手は鏡であり、相手も自分なのだということ
がわかってきます。他人だと思っているものは実は自分自身なのですね。すべ
ては自分なのだと体験できる瞬間です。

人間は完全ではなく、自分に対する理解と愛が深まるにつれて、相手に対する
許し、そして愛と感謝が起こってきます。

愛そうとする必要もなく、感謝しなければと思う必要さえありません。それは
自然と起こってくるのです。

「愛と感謝」。それはいつもあなたの中にあり、いつもあなたを取り巻いてい
るものなのですから。ただそのことに気づく機会が必要なだけなのです。

それが起こるのは唯一自分自身のより深いハートの中へ、あるいは存在の深い
層へと入っていくことによってです。

しかしそのプロセスの中では、その人自身がそれらの無意識の中にあるものに
直面し、気づき、意識の中へと成長していくことが必要です。

自分自身の意識の光へと成長していこうという意志が必要です。

オーラソーマの学びはそのひとつの機会です。

関係性についてより深く学びたい人、人間の意識の可能性を探求して生きたい
かたはワドゥドとワドゥダのライフトランスフォーメーションのワークがあり
ます。

このたびはワドゥドのワークが、「調和の中で関わる」、「オーラとチャクラ
の変容とヒーリング」、「第三の目を開く」などのテーマで11月から開催さ
れます。

■調和の中で関わる
http://www.aura-soma.jp/workshop/workshop_WW.html/#RIH

■オーラとチャクラの変容とヒーリング
http://www.aura-soma.jp/workshop/workshop_WW.html/#TOC

■第三の目を開く
http://www.aura-soma.jp/workshop/workshop_WW.html/#OTE

何かを学ぶ場合、知識を学ぶだけであるなら多くの本が出版されていますし、
インターネットも発達しているので、すべてをそこで学ぶことが出来ます。

しかし本当に学ぶためにはマスターやティーチャーについて学ぶことで得られ
ることが多くあります。

その場合、どのマスターやティーチャーに学ぶかということがとても大切にな
ってきます。そしてどういうマスターやティーチャーに出会うことができるか
ということも縁ですね。

縁というのは不思議なものです。

あなたがこのメルマガを読んでくださっていることもひとつの縁でしょうしね。

私はこれまで世界中で多くのワークショップやセラピーを受けてきています。

その中で多くの人々に学んできているわけですが、ワドゥダとワドゥドはその
なかでも最も多くの学びを与えてくれたティーチャーの一人です。

ワドゥドはこれまで世界中で多くの優秀なセラピストやティーチャーを育てて
きているティーチャーで、ティーチャーのなかのティーチャーともいうべき人
です。

コマラ・ローデもラハシャもヌラも、ワドゥドから長年の指導を受けながら学
んできていますし、その彼らが現在ティーチャーとして活躍しているのも、そ
れまでワドゥドから学びのおかげがあってのことでもあるでしょう。

そのような人を日本に招待して、そういうコースを提供できるというのは、私
がやろうと思ってもなかなかできることではありません。たまたまある機会が
訪れて、そしてワドゥドが承諾してくれたのでできることなのです。

こういうチャンスが訪れたのは存在のミステリーです。

ですからこのメルマガを読んでおられる方の中で、本当にそういうことを学ん
でいきたいと思われる方、オーラソーマを学んでおられる方で、本当にその理
解を深めていきたいと思われる方は、これはとても稀なチャンスです、という
ことをお伝えしておきます。

興味のある方は、もう少し余裕がありますので、定員にならない前にお申し込
みくださいね。

                                尚.記

もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
次にお進みください。



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