第86号 コーラルの領域とストレス
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■ 1.コーラルの領域とストレス
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コーラルの領域とストレスと、どういう関係があるの?
ってオーラ・ソーマの人は思うでしょうね。
これはオーラ・ソーマでは習いません。
アンタール・コマラのサウンドレゾナンスのストレスマネジメントではそうい
うことも学ぶのですが、これはオーラ・ソーマの人にとっても、コーラルを考
えるときの参考になると思うので、巻頭エッセイで少しお話しましょう。
コーラルの領域というのは、サウンドレゾナンスではC#の音なのですが、色で
はコーラルに対応して考えられます。
オーラ・ソーマの色の言語に対応させて説明すると、コーラルはオレンジとレ
ッドの中間に位置しますね。
ですからコーラルの領域では感情的なストレスが肉体的な側面に影響を受けて
いる領域だとも考えられます。
ストレスというのは体のエネルギー的に最も弱い部分に影響を受けやすいので、
コーラルの領域が繊細になっている人は、体の緊張を鎧として、感じないよう
にして防御している場合が多いですね。
オーラ・ソーマのチャクラマンを知っている人は、ちょうど肉体の線に沿って
オレンジ色の線が描いてありますね。これは電磁場の領域がコーラル、オレン
ジの領域だからです。
感情的なストレスは、肉体面では筋肉の緊張として蓄積されるので、それが体
の緊張や凝りになるわけです。
筋肉に働きかけるボディワークのロルフィングとかリバランシング、あるいは
プライマスセラピーなどはそういう原理を利用して、こった筋肉に直接働きか
けたり、カタルシスを起こして、筋肉に蓄積された感情面の緊張を開放しよう
とします。
しかし、ロルフィングとかリバランシングというのは、昔はメチャ痛いものだ
ったですし(最近はリバランシングはずいぶんソフトになり、それほど痛くは
しないようです)、プライマリーセラピーというのもなかなかエネルギーもい
るし時間もかかります。
でもそれにはそれをするだけの効果もあるのです。
というのは、そのコーラルの領域というのは、コマラによると、自律神経と関
係があるところで、交感神経と副交感神経のバランスがここでは問題になるか
らです。
「免疫革命」(安保徹著 講談社インターナショナル出版)を読まれた方はわ
かると思いますが、病気や難病のほとんどがストレスによる交感神経の過剰に
よってよって引き起こされているわけなんですね。
ですからストレスに対処するにはその凝った筋肉の緊張を開放することでリラ
ックスをもたらすことができるわけです。そうすることで副交感神経を活性化
して、体のバランスを回復できるわけです。病気になる前にバランスを回復で
きるわけですね。
そういう意味で、このコーラルの領域というのはストレスに対して鍵を握って
いると言えそうです。
現代社会はストレス社会とも言われているぐらいで、これまでの人間の生活に
存在しなかったコンピューターや携帯電話や電気製品などが人間の電磁場の領
域にストレスを与えていますし、さまざまな人間関係、時代のスピード、価値
観の変化など、ストレスに取り巻かれて生活しているようなものです。
ですから、そのようなストレスにどう対処していくのかというのは現代社会で
は大きなテーマでもありますね。
オーラ・ソーマでは色のエネルギーのバランスをとることで対処しようとしま
す。
つまりオーラ・ソーマではオレンジ、コーラルの領域での大きなストレスはシ
ョックとなって感じる感覚を麻痺させてしまうので、その感じる感覚を取り戻
すためにオレンジやコーラルを使います(ショックトリートメント)。
サウンドレゾナンスのストレスマネジメントでは自分でできるシンプルなリラ
クゼーションテクニックとサウンドを用いて働きかけていきます。
ちなみに、コーラルのボトルと色は
http://aura-soma.co.jp/aura/b087.htm
http://artbeing.com/shop/_--show_color_as-x430.html
で見ることができます。
サウンドレゾナンスでの C# の音は
http://artbeing.com/soundresonance/
で聞くことができます。
以上、コーラルの領域について考えるためのひとつのヒントにしていただけれ
ばと思います。
尚.記
もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
次にお進みください。