第489w号 石黒寛子さん「ASと創造性」(13)
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■ 1.巻頭エッセイ:石黒寛子さんの
「オーラソーマとクリエイティビティー」vol.13 (2013,11/13)
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今回の石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」の
前書きでは、オーラソーマの旅のことに触れられています。
オーラソーマでは、さまざまな旅をします。
外側の旅、内側の旅・・・。
最近のティーチャーコースはイギリスのオーラソーマ社の本拠地、
デヴオーラで行なうことが多いようですが、昔は世界中を旅しなが
らのコースで、コースや会議に出るたびに、オーストラリアやスイ
ス、オーストリア、イギリスなどあちこち旅したものです。
と同時に、内面の旅としてはレベル3では生命の木の旅があります。
生命の木の旅に限らず、基本的にはオーラソーマカラーケアシステ
ムは色を通して内面の旅をするためのシステム、とも言えるかもし
れません。
それが、「オーラソーマは内なる鏡」「あなたの選ぶ色があなたな
のです」という言葉に象徴されています。
オーラソーマの創始者ヴィッキーさんの基本原理、「あなたの内な
るガイドにしたがいなさい」ということを導くための道具がオーラ
ソーマです。
石黒寛子さんが今回の旅で紹介されている、マイク氏がコース中に
言った言葉。
「全体に対して責任を取ろうとするのではなく、自分のハートのな
かのハートの旅を進めていくこと、そこに責任を持つことが、全体
に貢献することになる」
・・・という言葉も、別の角度でこの基本原理を説明しています。
ハートが内なる旅への入り口になります。
ところが、皆がマインドで内なる旅をはじめようとするので、第一
歩を間違ってしまいます。
内なる旅をするには、まずマインドからハートに降りてくることが
大切なのです。
そして、ハートから内なる旅を進めていくと、そこには才能やギフ
トの層、本質の層、そして内なる空の世界へと入っていくことがで
きます。
(意識の多重構造マップ『悟りのシンクロニシティ』参照
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4864711011/oshoartunity-22/ref=nosim)
そして、その内なる空では、全体とつながっているのです。
ですから、「自分のハートのなかのハートの旅を進めていくこと」
で、その自分の内面に責任を持つことが、全体につながり、全体に
貢献していくことにつながっていくのです。
そのことをクリシュナムルティは「あなたが世界だ」という言葉で
言っています。
そして、オーラソーマのレベル4の認定講座となっている、ラハシ
ャ博士の「ハートからのカウンセリング」も、そのハートのなかの
ハートの旅をサポートするカウンセリングと言えるでしょう。
ハートのなかで自分の内側に入っていくことで、クライアントとハ
ートのなかで出会い、ともにハートの旅をしていくことになってい
きます。
オーラソーマとは、そういう「自分のハートのなかのハートの旅を
進めていくこと」のためのシステムと言えるのかもしれませんね。
それでは、石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」
vol.13 内なるハートのクリエイティビティの旅をお楽しみくだ
さい。
尚 記
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みなさまこんにちは。
いつも読んでくださってありがとうございます。
先日行われた『The Heart Within the Heart』のコースに参加して、
タスマニアより戻りました。
いったいどんなコース・・・どんな旅になるだろう? 参加前は、
まったく予想もつきませんでした。
そしてそこにあったのは・・・たくさんのハートにダイレクトに響
く要素が散りばめられていた『時』でした。
ふしぎですね。
いつもは・・・「体験」と書くかもしれません。
なぜかわかりませんが・・・帰国後も、ここで過ごした瞬間瞬間が、
小さく光り輝く粒子のように、今ここ日本にいる、いつもの私のと
ころにまで、ふわっと舞いあがって、ふたたび降り注いでくるよう
で、そんな表現をしてみたくなりました。
コース中だけのことではない、そこへ向かうまでの旅の途中途中で
見た景色のなかでも、帰りの旅路でも、誰かと交わした会話、皆と
したクルージング、波打ち際のウッドデッキのぬくもり、頬をなで
る風、木々たちのざわめき、葉の隙間からこぼれた陽の光、オリオ
ンアンジェリカ色の空・・・。
心が踊ったり、ほぐれたり、解き放たれたり、ドキドキしたり、ま
るでハートの筋トレみたいな時間の連続でした。
これから、オーラソーマのプロダクツたちを使うときに、これらの
体験、これらの景色を、私はきっと何度も何度も思いだすでしょう
・・・。
帰国後、いつものようにオイルを身体に塗っていると、そのボトル
のなかに、それらのシーンの一つひとつが浮かんでくるようで、自
然界と深くやさしくつながっているオーラソーマのプロダクツが、
「生きているエネルギーというのは、こういうことか」と、あらた
めて感じています。
Time is Art・・・。
瞬間のなかに在りながら、瞬間を創りだしている。
ハートが目覚めているとき、私たちのなかでは、もしかしたらそん
なことが起こっているのかもしれません。
このコースのことを、帰国後たくさんの方が写真をシェアしてくだ
さっていますが、不思議と皆さん「言葉にするのはむずかしい」と
言います。
なにか他のコースでも、なにか瞑想的な体験であっても、そういう
ことは多いですね・・・。
海沿いのウッドデッキを歩いたり、空を舞う鳥を見たりしていると
き、思考という雲ひとつない青空のなかに、ぽかんと自分が居まし
た。
そこにあったのは、ただ、それらを感じている私だけで、「感じる」
ということのなかにもっと落ちていくと、「感じる」ということさ
えも消えていきました。
絵を描くとき、私たちは、なにか集合的なものとつながっていきま
す。
はじめは、個のなにかを表現しようと試み、そのなかに入っていく
と、個のない世界からやってきたなにかが個を通して溢れだします。
マイクさんがコース中に言った言葉です。
「全体に対して責任を取ろうとするのではなく、自分のハートのな
かのハートの旅を進めていくこと、そこに責任を持つことが、全体
に貢献することになる」
同じことをお話してくださっているように聞こえました。
私たちは、皆、大海のなかの一滴。
そこにあるブルーとイエローによって、ハートのスペースでは、大
海である自分も、一滴である自分も、どちらも感じることができま
す。
そしてそれらは、グリーンの補色のレッドのエネルギー、行動する
ことの大切さを教えてくれます。
「なにかをする前に、こうでなければならないということを、まず
手放すこと。そうでなければなにもできない」
「行動していくこと。これができてないからしないではなく、やっ
てみることのなかでわかっていくことがある」
レッドを勇気づけてくれた、マイクさんの言葉でした。
*
それでは今回も、イクイリブリアムボトルたちの声に、アートを通
して耳を澄ませてみましょう。
前回の続きのボトルからです。
B31(グリーン/ゴールド)『泉』
http://aura-soma.jp/products/equi/B031.html
乾く大地の応答に、応えたのは、緑の風に浮かぶお月様。
どこへ呼ばれ、どこへ向かうのか。
旅人は知ることもなく。
ただ湧き起こるままに。
B32(ロイヤルブルー/ゴールド)『ソフィア』
http://aura-soma.jp/products/equi/B032.html
やさしいようで、しっかりと在るようで。
しなやかなようで、確かなようで。
果てしない宇宙の広がりを背後に、キラリと光る知恵の雫。
B33(ロイヤルブルー/ターコイズ)『ドルフィン』
http://aura-soma.jp/products/equi/B033.html
ふっと、笑顔になることとか。
ふわっと、自分のなかに風を感じることとか。
大切にしたかったことを、思いだしていくときの、戻っていくあの
感じ・・・。
(※こちらで画像付きで掲載をしています
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11689238849.html )
((その他の作品はこちらでご覧いただけます)
http://www.pinterest.com/otohana/the-inspirational-art-of-the-aura-soma/
(※ボトルのインスピレーションアートについての各コメントは、
あくまでも個人の体験による洞察です。色彩の言語やボトルの意味
などに、特に関連づけることなく、やってくるものをそのまま表現
しています)
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「クリスタルラインおとはな」~ Art & Aura-SomaR Space
石黒 寛子(いしぐろ ひろこ)プロフィール
http://profile.ameba.jp/crystalline-otohana/
ホームページ
http://www.otohana.com/
最新情報・日常の中のオーラソーマ日記
http://ameblo.jp/crystalline-otohana/
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