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巻頭エッセイ


第880号 鮎沢さん(86)「季節の色62」:紅鬱金

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■ 1.巻頭エッセイ:
   鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.62
              ≪【紅鬱金】べにうこん≫ (2019,2/6)
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立春も過ぎて、いよいよ春。

と思いたいところですが、
まだまだ寒いですね。

≪【紅鬱金】べにうこん≫

いったい何の色だろうと思ったら、
金柑。

金柑の旬は冬なんですね。

金柑のロマンも語られていて、
日本の色について知ることで、
日本文化や歴史、そしてロマンありで、
心も豊かに、あったかくなりますね。

ところで、
話はガラリと変わるんですが、

「マインドセット」っていう言葉を
ご存知ですか?

いい意味でも悪い意味でも使われます。

簡単にひとことで言えば、物の考え方や見方のことです。

この「マインドセット」が、
あなたの人生を形成している
と言っても過言ではありません。

そのマインドセットに気づくことで、
自分がどうしてこのような人生を
生きているかがわかるようになります。

その自分のマインドセットに無自覚だと、
自分の人生も無意識で生きているって
いうことになります。

いいマインドセットを持っていれば
あなたはいい人生を歩んでいるでしょうし、

そのマインドセットが悪いと、
人生も散々な目になっている可能性があります。

そんなマインドセットについて、
半日で学ぶ、
コマラさんのセミナーがあります。
https://unityinstitute.jp/livingyoudestiny/synchronicity_201902.html

タイトルは、
「愛する人生を生きる5つの鍵」

また、コマラさんの
「本質を生きる」
の個人セッションも
オープンになりました。

コマラさんの個人セッションは
貴重な機会です。

今回は2月13日と14日の2日間のみです。
すでに予約が埋まってきていますので、
ご希望の方は、お早めにお申し込みください。
https://unityinstitute.jp/session_givers/sessions.html

また人生が生きづらい、と感じているときには
それもマインドセットが影響している可能性があります。

コマラさんの「本質の目覚め」(3月1日〜3日)では
そのようなマインドセットから自由になることを体験として学びます。
https://unityinstitute.jp/livingyoudestiny/essential_living.html

コマラさんのオーラソーマのコース レベル1が今週末に開催されます。
まだ少し枠がありますので、興味ある方はどうぞ。
特別なレベル1のコースです。
https://aura-soma.jp/workshop/level1_20190208.html


それでは、鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.63
≪【紅鬱金】べにうこん≫を、どうぞお楽しみください。

それでは、今日もすてきな一日を!
Have a nice day.

尚 記


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この時期、スーパーマーケットやデパートの果物売り場には、
鮮やかな金柑がならんでいます。

金柑の旬は冬。

ころんとした黄色の実が愛らしくて、
つい手に取ってしまいました。

買って帰り、手のなかに転がしてみると、
子どものころに遊んだよく弾む小さなボムボールを思いだします。

懐かしいような嬉しいような。


金柑はそのまま食べてもいいのですが、
甘露煮にするのがいちばん美味しい食べ方だと思います。

もともとつやのある実がさらにつやつやになって、
黄色というより橙色に近く、存在感のある色になります。

日本の色名で言うなら
「紅鬱金」(べにうこん)の名前が似合いそう。


紅鬱金は、下染めとしてまず鬱金で染めます。

これはよくカレーに使うスパイスのターメリックと同じもので、
ショウガ科の多年草ウコンの根茎から作られる黄色の染料です。

黄色に染めた後に、紅花や蘇芳(すおう)、
茜(あかね)などの染料で、赤い色を染めます。

それによって鮮やかな黄色みの橙色になるのです。

黄色と赤のバランスによって、
ひとくちに紅鬱金と言っても色の幅はさまざまです。

別な色味をかさねて染めることで、
厚みを感じさせる色あいになります。

こういうところが、天然染料で染める醍醐味と言えるでしょう。


金柑をさらに甘露煮にしてこっくりとした、
でもつやのあるオレンジ色になった様子をたとえるのに、
紅鬱金はぴったりの色名だと思います。

話を金柑に戻しますと、美味しいだけでなく、
この季節の風邪予防に効果を発揮する優れた食材です。

咳や喉の痛みにも効果があるとされています。

生のままよりも、煮たりシロップ漬けにしたりすれば
保存期間が長くなります。

金柑はその名前からも丸い形の見た目からも、
おめでたい食材としておせち料理に加えられることがあります。

和食で焼き魚に添えられるほか、
お茶うけや箸休めにもいいですね。

日本での金柑の歴史を調べてみましたら、
ちょっとおもしろいことがわかりました。

江戸時代の文政9年(1826年)のこと。

清の国(現在の中国)の商船が遠州灘沖で遭難し、
清水港に寄港しました。

そのときの船員がお世話になったお礼にと、
清水のひとに砂糖漬けの金柑を贈ったそうです。

その金柑の種を蒔いたら、
やがて実がなって日本全国に広まった、というお話です。

きっと諸説あるのでしょうが、もしこのお話がほんとうなら、
ロマンがあると思いませんか。

命拾いした中国の船員さんと親切にした清水の人々。

そこで交わされた感謝の気持ちが、
今私たちが食べている金柑のルーツだとしたら。

(※こちらで画像とともに掲載をしています。
 https://aura-soma.jp/blog/archives/35934


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鮎沢玲子(あゆさわ れいこ) プロフィール

有限会社「カラーズガーデン」代表。
英国オーラソーマ社公認ティーチャー。
栃木県宇都宮市生まれ 生家は染物屋を営む。
中学校美術教師を経て、インテリアコーディネーター
として14年間住宅メーカーに勤務。
2002年よりオーラソーマ・プラクティショナー
として独立開業。
2006年より公認ティーチャーとして活動中。
http://ameblo.jp/aurasoma-c-garden/


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