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巻頭エッセイ


第548w号 柏村さん(47)「命(19)エリックスエッセンス」

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■ 1.巻頭エッセイ:柏村かおりさんの
   「オーラソーマ いのち から いのちへ」その19
               「エリックスエッセンスの誕生」 (2014,12/31)
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あっというまの一年も今日が最終日。

この一年の最後を締めくくる、オーラソーマ通信の巻頭エッセイは
柏村かおりさんの「オーラソーマ いのち から いのちへ」その
19「エリックスエッセンスの誕生」です。

エリックは、オーラソーマのごく初期のころからオーラソーマの色
やエネルギーの調合を主に行っていましたが、昨年オーラソーマか
ら独立して、彼の専門のエッセンスのワークを展開していくことに
なりました。

彼はイギリス、オーラソーマ社の在任時代に、オーラソーマの「バ
タフライ&シーエッセンス」を作って教えていましたが、現在では
それらの「バタフライ&シーエッセンス」も、オーラソーマ社から
は独立して取り扱われることになりました。

そして新たに、イルカとクジラのエッセンスが誕生し、先日はエリ
ック自身が来日し、セミナーを開催していました。

エリックの来日は、「バタフライ&シーエッセンス」の、彼の著書
の日本語版の出版記念も兼ねていたようです。

「バタフライ&シーエッセンス入門ガイド」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4894792508/oshoartunity-22/ref=nosim

ちょうど、そんなおりにオーラソーマの新しいボトル、大天使イス
ラフェルも誕生したわけですが、それはちょうどドルフィンボトル
と上下の色が逆になったボトルでもあり、ドルフィンの遊びに満ち
たクリエイティブなエネルギーが、新しいこれからの時代に必要と
されていることを象徴されているようです。

クジラに関しては、現在は日本での捕鯨が国際的に問題になったり
していますが、もともとアメリカのペリーが日本に開国を迫ったの
は捕鯨のために寄港する港が必要だったからだそうです。

今のように石油が使われる前には、クジラの油を必要としていたか
らです。

まさに時代の価値観というものは、時代によって180度変わって
しまいます。

しかも、その時代のスピードはますます加速しています。

現在IUCN(国際自然保護連合)によって、絶滅危惧種としてレ
ッドリストに入っている動物はすでに11818種となっています。

これは分類群全体の1割から2割が危機に瀕していることになるそ
うです。

ある種のクジラやイルカも、このリストに入っています。

人間が文明を進化させながら、同時に深刻な環境破壊をも行ってお
り、他の動植物に影響を及ぼし、それが植物連鎖の頂点にある人間
にも及んできています。

人間自身が環境汚染物質で毒されつつあります。

このままいくと、人間もこのレッドリストに入る日も、それほど遠
くないのかもしれません。

そうならないためにも、人間の意識の進化が必要とされています。

それでは、柏村かおりさんの「オーラソーマ いのち から いの
ちへ」その19「エリックスエッセンスの誕生」をお楽しみくださ
い。

                           尚 記


       ………○…………○…………○………


≪エリックスエッセンスの誕生≫

今年もいよいよ、あと数時間となりましたね。

みなさまにとりましては、どのような一年でしたでしょうか?

今年は、私個人にとっても大きな変化の年でしたが、周囲の方々を
拝見していても、さらにオーラソーマ社にとっても、新たなことへ
シフトしていくための、必要なステップがあったように思います。

そして、今年の最後を飾るように、オーラソーマからは新たなボト
ル、大天使イスラフェルも誕生しましたね。

B33ドルフィンボトルの色が上下になったイスラフェルを最初に
目にしたとき、まるでイルカが海面から飛びだして、美しく宙を舞
ったような印象がありました。

「音楽を通して流れる魂のコミュニケーションの感覚を容易にする」
ということもまた、音と深くつながるイルカの存在を感じます。

重大な変化のときにサポートをするイスラフェルの誕生は、これか
らまだ続いていく変動の時代を感じさせます。

マイクブース氏の最初のメッセージのなかに・・・

「スターチャイルドのサポートを受けて方向転換をし、今までとは
異なる方向に泳いでいるドルフィンとなんらかの共鳴をしているよ
うに思える」

というメッセージをみたとき、個人的な感想として、先月、日本に
初上陸した「エリックスエッセンス」の存在を感じました。

エリックスエッセンスとは、エリック・ペラム氏が誕生させたエッ
センスたちのことです。

エリックという名前は、オーラソーマに携わっていらっしゃる方で
あれば、ご存知の方も多いかと思います。

あるいは、バタフライ&シーエッセンスという名前を耳にしたこと
がある方はいらっしゃるかもしれませんね。

彼がそのエッセンスたちの産みの親でもあり、長年オーラソーマ社
でラボの責任者をしてきました。

バタフライ&シーエッセンスは、誕生以来、長い時間、オーラソー
マという愛の巣のなかで守られ、大切に育まれてきましたが、エリ
ックとともに巣立ちのときを迎えて、「エリックスエッセンス」と
いう名前で新たな旅をはじめることとなりました。

そして、バタフライ&シーエッセンスを愛してやまない4名のエッ
センスティーチャーと、エリックのエッセンスに対する熱意に圧倒
される形でご協力くださった、元AS I ACT代表の野田幸子先生をは
じめとするみなさまも、その旅をともにすることを決意してくださ
いました。

夏にはまだなにも見通しの立っていなかったエリックスエッセンス
でしたが、まるでエッセンスのディーバたちにガイドされるように、
新たに輸入の目処がたち、エッセンス業界では王道のフレグランス
ジャーナル社から「バタフライ&シーエッセンス入門ガイド」とい
う本の出版も決まり、エリック氏の11月の来日、出版パーティ、
コースの開催が決まっていきました。

これは、見えない手で導かれたとしかいいようのないプロセスでし
た。

そして、どの瞬間も、関わる方々のあたたかな愛に守られていまし
た。

これこそが、エリックスエッセンスの生みだす奇跡の数々なのです。

そして、ご協力くださったみなさまの多大なご苦労やご人脈、スピ
ーディな行動や決断、そしてなによりも、みなさまの奉仕に満ちた
愛のパワーに守られて、従来のバタフライ&シーエッセンスはもち
ろん、11月に新たにリリースされた14種類のイルカ&クジラの
エッセンス。

そしてそれらが、目的に合わせて、すでにブレンドされたコンビネ
ーションエッセンスという新たな仲間も引き連れて、エリックに案
内されながら日本にやってきました。

11月に行われたコースのなかでエリックは、エッセンスへの溢れ
んばかりの熱い想いを、あますことなく私たちとわかちあい、それ
はなぜ今、この14種類のイルカとクジラのエッセンスが必要だっ
たのか、その重要性が確信に変わっていく時間でもありました。

エリックに出会わなければ、私はイルカとクジラについて、その姿
かたちは知っていても、存在として彼らを知るということはなかっ
たかもしれません。

イルカとクジラという存在は、幸せの象徴でもあり、彼らをわざわ
ざ見に行くためのツアーが数多く存在します。

実在するものでありながら、もはや虹と同様に、見たものを平和で
幸せな気持ちにしてくれる。

多くの人々から愛される存在であると同時に、常に話題に事欠きま
せん。

特に彼らを捕らえ、殺したりすることは、大変問題視されることが
多いのです。

いったいなぜでしょうか?

それはイルカとクジラが海のマスターだからです。

人間が存在するより以前から地球に存在し、彼らが私たち人間を招
いてくれたからこそ、私たちはいまこうして存在しています。

彼らはヒーリングのためのグリッドを描いて泳ぎ、彼らの発する声
は、惑星を超えた周波数を、この地球に届けくれています。

海のなかのマスターとして、音を司り、音を通して必要な周波数を
送っています。

彼らが存在してくれていることで、海は浄化され、秩序が保たれて
います。

つまり、イルカとクジラを失うことは、地球を失うことと等しいの
です。

そしてそのことは、古くからの智慧として、私たちのDNAに刻ま
れているのです。

今回、エリックとともにやってきた、14種のイルカとクジラのエ
ッセンスたち。

これらはもちろん、イルカやクジラを物質的に含むものではなく、
エリックとその息子さんを通してもたらされた、イルカやクジラの
魂と同調させる働きを持ったエネルギーエッセンスです。

そのベースとなっている個性溢れるイルカやクジラのことを知るほ
どに、私たちは古くからの友人であったこと、彼らに敬意をはらう
必要があることが理解できます。

特にイルカは、女性性に満ちた愛の存在そのもので、私たちが人生
のなかで愛を学ぶためのすばらしい教師となってくれます。

そんなイルカのエッセンスのなかに「シナウスイロイルカ」という
全身がピンク色をした、まさに愛のマスターと呼ばれるピンクドル
フィンがいます。

このイルカは、私たちに愛を現実的に表現することを教えてくれる
イルカです。

なぜならピンクドルフィンは、さほど身体も大きくなければ、泳ぐ
のも決して速くないのですが、人間がサメに襲われていると、自ら
を顧みず助けにくるそうです。

そんなピンクドルフィンのエッセンスは、愛を表現することが苦手
な人、関係性に恐れや緊張を持ちやすい人が、人生のなかでトータ
ルに愛を経験できるように助けてくれます。

つまり、彼らの個性や行動が、エッセンスのもたらすギフトとなっ
ているのです。

他の多くのイルカも、その行動からわかるように遊び心やポジティ
ブさ、愛に基づいた行動を私たちにもたらしてくれます。

一方、クジラはイルカよりも遥かに、身体の大きな存在です。

身体というのは、エネルギーの大きさに合わせて作られるそうです
ので、クジラは私たちに多くのエネルギーをもたらし、そのパワー
は男性的な側面を象徴しています。

ただ、クジラのことを知るほどに、なんて繊細で心やさしい存在な
のだろうと感じます。

クジラはいつも私たちに、やさしさが真の強さであることを教えて
くれているように思います。

その大きさからすべてがダイナミックな印象で、漁師の間でも怖が
られることがあるようですが、彼らも私たちとなんらかわりない、
いえ、私たち以上にハートで愛を感じることのできる存在であるこ
とを、エリックが話してくれたエピソードで知りました。

それは、漁の網にひっかかってしまった一頭のクジラと、その状況
に出くわした漁師との間で起きたことでした。

漁のための網は、クジラの顔にまでひどく巻きつき、その重さで海
面に顔を出すことも難しいほどの負荷がかかっていたそうです。

そのため、クジラは呼吸もままならない状態で発見されたそうです。

その漁師の迅速な判断で仲間が集まり、急を要していた状況から、
彼らはクジラを助けるために大きな決断をしなくてはなりませんで
した。

なぜなら、クジラを助けるためには、直接クジラに巻きついた網を
ナイフで切る以外に方法はなく、もしもその際にクジラが暴れてそ
の大きなヒレが人間に当たってしまうと、命の保証はなかったから
です。

それでも彼らは、身動きが取れずに苦しむクジラを目の当たりにし
て、勇気を持って助けだすための行動を起こしました。

一つひとつ太い網を切りながら、クジラの顔の至近で作業を続けた
人は、ずっとクジラがその様子を目で追っていたことを感じていた
そうです。

地道な作業が続く間、クジラは大人しかったそうです。

そして、ようやく彼らが、クジラを自由にしてあげることができた
ときに、なんとそのクジラは助けてくれた人々の額を、鼻先でチョ
ンと押して、全員にお礼を行って海に帰っていったそうです。

イルカもクジラも深い愛を、ちゃんとハートで感じることができて、
私たちとなんら変わらない、あるいは私たちよりも遥かに賢く、愛
に溢れた存在なのです。

歌うクジラと呼ばれるザトウクジラは、いつも流行の歌を歌いなが
ら海中をヒーリングし、そのザトウクジラのエッセンスは、私たち
が固執してしまっている古いやりかたに気づきをもたらし、強い気
持ちで前に進むことをサポートしてくれます。

クジラのエッセンスの多くは、私たちが問題を解決していくための
気づきや助けとなるものが多く、また心身の健全さを取り戻し、セ
ンタリングとグラウンディングをもたらします。

これらのエッセンスは、今の日本の状況においても光をもたらし、
多くの人の恐れを遠ざけて愛をもたらすことでしょう。

同時にイルカやクジラの意識は、私たちが与えてもらうことばかり
を考えるのではなく、まず与えていくことや、自分ができることに
対して、愛を持って行動していくことを教えてくれているように思
います。

このエッセンスたちが日本各地に波のようにひろがり、多くの愛と
希望をもたらしてくれることを確信しています。

そして、これからは私たちが彼らにたくさんのお返しができること
も願っています。

また、私はあらためて、今このエッセンスたちが、長年オーラソー
マ社でとても大切に扱われてきたことを、感じる瞬間があります。

そんなオーラソーマ社にも愛と感謝をこめて。

そして和尚アートユニティの江谷さんをはじめ、スタッフのみなさ
まのたくさんの愛とご理解にも感謝をこめて。

みなさまの新たな年も、祝福に満ちたものとなりますように。

ありがとうございました。

                 Satya(かしむらかおり) 記


(※こちらで画像とともに掲載をしています。また、各地のエッセ
 ンスのお問合わせ、お取り扱い先もこちらでご紹介しています。
 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11971191498.html


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Satya(柏村かおり) プロフィール

(株)カラフルK代表取締役
英国オーラソーマ社公認カラーケアコンサルタントティーチャ−
日本メディカルハーブ協定認定ハーバルプラクティショナー
イメージコンサルタント/カラープランナー
Satyaブログ http://ameblo.jp/colorfulk
カラフルKフェイスブック http://www.facebook.com/kaori.kashimura.5
カラフルKホームページ http://www.colorfulk.com/

エリックスエッセンス1デイセミナーの日程はこちら
http://www.colorfulk.com/schedule/

エリックスエッセンスフェイスブック
https://www.facebook.com/pages/eriksessencescom/304241033113082

※お問合わせと、そのほかの講座スケジュールはこちら。
http://www.colorfulk.com/schedule/


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