第50号 カウンセラーの心構え(1)
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■ 1.カウンセラーとしての心構え その1
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今回はとてもすばらしい投稿がありましたので、そのことについて書きます。
(その投稿は、「投稿欄」に掲載しています)
その方はオーラソーマのプラクティショナーをしていて、話に耳を傾けるとい
うことの大切さについて書かれています。
「人を変えようとしても変わることはない」という洞察。
「相手の話をただ聞く」ということの大切さ。
「プラクティショナーは鏡」だと書かれています。
そして、「カウンセラーとしての心構え」のヒントについて問いかけられてい
ます。
そのヒントは、優れたカウンセラーから学ぶのが早道です。
そのためにはまず、その優れたカウンセラーに出会うことが大切ですが、日本
ではそのことがまず難しいですね。
大学とかいろんなセミナーで心理学とかカンセリングについての技術を学ぶこ
とが出来ますが、その多くが左脳からの情報の伝達になりがちです。
左脳からの情報はとても大切なもので、学ぶことはとても有益ですが、それだ
けではカウンセリングの本当のエッセンスについては学ぶことが出来ません。
なぜならカウンセリングは左脳の知識だけではないからです。
私はこれまで世界中の多くのすぐれたカウンセラーやセラピストの人々に出会
う機会がありましたが、そのなかでもとりわけ優れていて、素晴らしい人は
ワドゥダとワドゥドという人です。
彼らはこれまで世界中のありとあらゆる多くのセラピーやカウンセリングなど
も体験し、研究し、そして自らセラピーやカウンセリングをリードし、これま
で多くのすぐれたカウンセラーやセラピストを育ててきている人たちです。
世界中でカウンセリングスキルを教えているラハシャも、オーラ・ソーマのト
ップのティーチャーとして教えていたコマラ・ローデもワドゥドやワドゥダか
ら長年学んできています。
マスターの中のマスター、という言い方がありますが、ワドゥドとワドゥダは
カウンセラーの中のカウンセラー、セラピストの中のセラピスト、そしてそれ
らを越えた先を研究し、実践している世界でもトップレベルの人です。
従来のカウンセリングやセラピーといっても、それは人間の心理やマインドの
レベルでのことを扱っているだけなので、そのレベルでは本当には人は癒され
ないんですね。
結局それらのカウンセリングやセラピーを受けた後、またしばらくすると同じ
ことの繰り返しになってしまって、次から次へと問題を作り出すだけなんです
ね。
フロイトをはじめ、ユングやゲシュタルト、アドラーやロジャーズやマズロー、
ジャームズスキナー、ピアジェ・・・そしてNLPやプライマルセラピー、
エンカウンター、ゲシュタルト、行動療法・・・ありとあらゆる人間心理につ
いての理論やセラピーがあります。
それらについて知ったり、学んだりするだけでも一生かかってしまいます。
しかもそれらは人間心理の一側面について語っているだけであり、それらの仮
説に基づいたカウンセリングやセラピーです。
ネズミの心理学という言葉もあるように、ネズミや動物実験からの理論など、
人間も動物であるという側面では当てはまるんですが、人間は潜在意識や意識
を持ち、さらにエネルギー体でもあり、さらにそれらを越えた魂や意識をも持
っている存在でもあるんですね。
つまり人間はそういう心理やマインド、潜在意識をも持ちながら、それらを越
えている存在でもあるんですが、そういう側面までをも視野に入れて研究して
いる人々というのは世界広しといえどもなかなかいません。
ところがヴィッキーさんはオーラ・ソーマは「魂のセラピー」だって言ってい
るわけです。
そこでは人間のチャクラやサトルアナトミー、そして意識の原理としての色の
言語を学びます。そしてそれらの色は意識の光のプリズムでもあるんですね。
そしてマゼンタは宇宙の愛さえをも意味しています。
そこまでの視野を含んだセラピーって、これまでありましたでしょうか?
オーラ・ソーマのプラクテシヨナーの人々がセラピーを学ぶとすれば、そうい
うすべてを知っている人から学ぶ必要がありますね。
それらのすべてを知り、探求し、そして教えられる人、そしてその中でも最も
優れた人、というのは私の知っている限りこの二人なんです。
ワドゥドとワドゥダ。
カウンセラーの心構えについて学ぶには、この二人から学ぶことがとても有益
だと思います。
では、彼らは「カウンセラーの心構え」についてどのように教えているのでし
ょうか。
それは次回ということにしましょう。
尚.記
もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
次にお進みください。