第770号 岩木香織さん(1)「クラウドファンディング挑戦」
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■ 1.岩木香織さんより「大切なものを失った人が多い仙台で
色彩で心を癒す場所を作りたい
~クラウドファンディングへの挑戦」のお知らせ (2017,8/16 水)
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2011年(平成23年)3月11日に発生した 東北地方太平洋沖地震。
その揺れを体験した人にとっては、その記憶がまざまざと蘇ってく
るでしょう。
できれば思い出したくない記憶です。
多くの人の命を奪い、住む家を奪い、建物や道路、環境を破壊しま
した。
それだけではなく、人の心にも大きな傷跡を残しました。
岩木香織さんもその一人でした。
そんな中でオーラソーマに出会い、自分が救われた経験から、それ
をより多くの人にも伝えたいという思いから、この挑戦が始まりま
した。
それでは、岩木香織さんより「大切なものを失った人が多い仙台で
色彩で心を癒す場所を作りたい~クラウドファンディングへの挑戦」
のお知らせを、どうぞお読みください。
尚 記
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はじめまして、岩木香織です。
私は2014年にオーラソーマ(R)と出会い、現在は地元仙台市で
オーラソーマ(R)の個人サロンを主宰しています。
以前、私はカウンセリングに携わる接客の仕事をしていました。
そんなおり、仙台の自宅であの東日本大震災を経験・・・激震に
自宅がメキメキと恐ろしい音をたてはじめ、恐怖で足が動かなく
なった愛犬を引きずりながら庭に逃げました。
人生で初めて死を覚悟した瞬間でした。
幸いにも私の家族も家も無事でしたが、予期せぬ出来事で命は突然
失われること、何十年と築きあげてきたものや価値観が一瞬で崩れる
ことを知り、愕然としました。
みなさんがご存知のように、その後ライフラインは寸断され、食料
を調達するために、毎日家族が分かれて市内各地の開いている食料
品店を探し、列に並びました。
物資が不足していたため、購入できるものはひとり3つまでという
店がほとんどでした。
リュックを背負い、数日入浴できていない姿で列に並びながら、
まるで戦後だ・・・と、やりきれない思いになったことを今でも
思いだします。
当時、勤務していた店舗も2ヶ月間休業を余儀なくされました。
店舗責任者だった私は、20人近いスタッフの安否確認に市内を
歩き、同時に被災した店舗を震災前の状態に戻すために自分が受けた
ショックや悲しみの感情をいったん封印して働きつづけました。
家や大切な人を失った人があまりにも多かったので、自分の経験は
がまんして当然だと思っていました。
そんな震災の経験から2年くらい経ち、徐々に日常生活を取り戻し
はじめたころに心身に、不調を感じるようになりました。
特に震災関連の記事やニュースを見ると、動悸や涙が流れることが
ありました。
顔面に痙攣が起こりはじめて、さすがに自分でもおかしいと感じ、
病院で診察してもらうと「がんばりすぎてきたから少し休みなさい。
本当にうつになってしまうと大変ですよ」と休職を勧められました。
1ヶ月休職しましたが、処方された薬はほとんど飲みませんでした。
薬に頼る自分を弱く感じ、また気力で元に戻れると自負していました。
がんばっているという意識が自分にはありませんでした。
しかし、復職後に症状は再発し、結局10年以上勤務した会社を
退職しました。
思考はがんばると主張しましたが、心は疲弊していたのです。
私は挫折感を感じながら、無気力に休んでいた、そんな時期でした。
偶然目に留まったのがオーラソーマのカラーボトルだったのです。
私が初めて手にしたボトルは70番でした。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B070.html
その夜、イエローからクリアに降り注ぐ光のカーテンが、オーロラ
のように頭上にたなびく不思議な夢を見ました。
すぐに、オーラソーマを知りたいという衝動にかられ、レベル1を
受講しました。
それは、やさしく心の傷を癒すセラピーでした。
そこで初めて、震災の恐怖を思いだし、落ち込んでしまう自分を
否定せずに、ただ受け入れればいいと思うことができ、心が楽に
なりました。
4本のボトルを選び、心に浮かぶ気持ちを話すだけで、深刻にならず
に、こんなに素直に自分を見ることができるとは、すごい! の
ひと言でした。
同じ震災を経験したティーチャーの方に出会えたことも幸運でした。
今でも出会いに感謝しています。
サロンは今年で3年目を迎えます。
お客様から「知人の男性が興味を持っているので紹介したい」
「興味がある人がいるけれど、個人サロンは敷居が高い」「誰でも
気軽に入れるお店があるといい」などの声をいただくようになり
ました。
私は前職の経験も含め、セラピーは特別なものではなく、ちょっと
落ち込んだとき、誰かに話を聴いてもらいたいとき、気軽に受けて
心のメンテナンスをするものだと考えています。
ジムや美容室に行くように、心の病気になってしまう前に、誰でも
気軽に心のリフレッシュをする場所が、現代の私たちには必要だと
思うのです。
そして、私が個人サロンをオープンしたとき、友人知人、家族さえ
も怪しいスピリチュアルなものへ傾倒していると否定的だったように、
オーラソーマ=スピリチュアル=怪しいという一部のイメージが
変わればいいなと思います。
「知らないこと」に人は懐疑的になるし、自分の「知識」で攻撃
しようとします。
オーラソーマの学びや、お客様を含め、これまでオーラソーマで
出会った人たちからの影響を受けて、自分らしく今を生きる大切さ
に気づいた私の姿は、身近なパートナーにはオーラソーマを「知る」
経験になったようです。
最初、否定的だった主人も、今では冗談交じりにポマンダーをすす
めると左手のひらをさしだすようになりました。
だから、まず知ってほしいのです。
こんなに心を柔らかくするすてきなものなのに、知らないまま作ら
れたイメージのなかに収めて否定してしまうのは、もったいないと
思うのです。
そのような思いがつのり、オーラソーマを知るきっかけにもなる
ような期間限定ショップを仙台市の中心部にオープンしたいと考え、
勇気を出してクラウドファンディングに挑戦しました。
https://readyfor.jp/projects/colour-happiness888
オーラソーマでクラウドファンディング?! というご意見がある
かもしれません。
そもそもクラウドファンディングって何? お金集め? と思う方
もいるかもしれません。
伝えたいことは、オーラソーマを知り、自分の心が軽やかに生まれ
変わったこと。
オーラソーマをまだ知らない人に伝える手段のひとつとして、路面
店を作りたいこと。
資金のない自分にとって、クラウドファンディングという閃きに
ワクワク感があったこと。
自分のなかのクリエイティビティを大切にすることです。
もちろん、クラウドファンディングに挑戦するまでには紆余曲折が
ありました。
それについてはブログにも書いています↓
https://ameblo.jp/kaorippp/entry-12295693315.html
誰かの役に立つことをしたい・・・私には何ができるのだろう?
という気持ちが根本にあります。
私は今40代ですが、20代、30代の若い世代が元気で笑顔が
広がる社会であってほしいと思います。
街中に店舗をかまえて、インテリアのように色彩豊かなイクイリ
ブリアムボトルが多種多様の人の目に触れることで、オーラソーマ
が一部のかぎられた人たちだけのものではなく、日常的に心の健康
を促すのに役立つということを「知る」きっかけを作りたいのです。
オーラソーマを日常生活のなかに気軽に取り入れて、健やかに過ご
していく人が増え、笑顔が増える社会はすてきだと思います。
小さな一歩、地方からの小さな発信ですが、このプロジェクトを
きっかけにオーラソーマを知らなかった方からもご支援と温かい
メッセージをいただきました。
目標達成までは長い道のりですが、少しでも多くの方にオーラソーマ
を知っていただきたい、そんな思いで日々挑戦中です。
https://readyfor.jp/projects/colour-happiness888
(※こちらで画像とともに掲載をしています。
https://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12300734641.html )
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アトリエラシュエット 岩木香織
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