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オーラソーマ4本ボトル・ミニリーディング(無料)

巻頭エッセイ


第338号 柏村さん(11)「オーラソーマをライフワークに」(2)

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■ 1.巻頭エッセイ:柏村かおりさんの
      「オーラソーマをライフワークとするために」その2
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柏村さんの巻頭エッセイ、前回からの続き「オーラソーマをライフワークとす
るために」その2です。

オーラソーマをライフワークとしていくために、その原点に立ち戻って考える、
という内容になっています。

さすがに長年身をもって体験し、教えてきてこられているだけあって、そのポ
リシーやたとえ話にもハッとさせられます。

イルカさんの例は、なんだか胸がジーンとなってしまいました。

確かにオーラソーマが生きているエネルギーだと言われているのは、そこに入
っている花や植物にも生きているエネルギーがあり、鉱物にも生きているエネ
ルギーがあり、そのような大地のエネルギーを自然界からいただいてきている
からです。

そして、それらは私たちをサポートするために、使命を持って、生きたエネル
ギーがボトルに込められて私たちの手元にやってきていることを考えると、そ
れらのボトル一つひとつをおろそかにはできないし、ヴィッキーさんの一つひ
とつのメッセージのなかにもそのことが考慮されていることがわかります。

もし、それらがコンサルテーションだけのためならば、わざわざそれらの自然
界のエネルギーを使う必要はなかったはずです。

印刷された色を見て、コンサルテーションをしても、ある程度の目的は達する
ことができたはずです。

その生きたエネルギーと共鳴するボトルを選ぶことで、実際にそれが生きてく
るのは、それらのボトルを身体に塗って使うことで、コンサルテーションで得
られたメッセージだけではなく、それらがエネルギー的にも作用することがヒ
ーリングのサポートになっていくからです。

それを考えると、「ヴィッキーさんご自身は、ご自分がコンサルテーションを
行った際に、クライアントさんが選んだ4本のボトルを持ち帰らなかったら、
そのコンサルテーションは完結をしていないという風におっしゃっていたそう
です」ということも理解できます。

アルケミーボトルについてヴィッキーさんの言うことを、そのまま実行するこ
とは、日本人の完璧を求める要求からはなかなか理解しがたいことですが、そ
のボトルのなかに生きている自然の命を考えると、その変化も少しは受け入れ
られるのかもしれません。

「3つ目のできない理由と、やらない言い訳を実現実行のヒントにする」とい
うのもなかなか難しいですが、それができたところがうまくいっているところ
なのでしょうね。

例えば、鎌倉の由比ヶ浜海岸の近くにあるスパゲッティ屋さん。

以前ブログの鎌倉グルメ その5でも紹介しましたが・・・
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10535228391.html
この「イルピッライオ」になる前のお店は、二軒とも、いつ行っても閑古鳥が
鳴いていて潰れてしまったのに、今やいつも予約がいっぱいで、予約なしで行
くと満員で入れないことがよくあります。

うまくいかない理由を、つい外側に求めがちですが、実はもっといろいろな可
能性があるのに、勝手に自分で決めつけて、そこにある可能性を見逃している
だけかもしれませんね。

ヴィジョンを開いて、より大きな視野で自分の状況を観ることができて、クリ
エイティビティを発揮することができれば、さらなる可能性が開けてくるのか
もしれません。


それでは、柏村先生の「オーラソーマをライフワークとするために」その2、
お楽しみください。

                                尚 記


        …………○…………○…………○…………


前回、オーラソーマをライフワークとするために、実際にはどうしていったら
いいのでしょうか? ・・・と、みなさんにも問いかけてから少し時間が経っ
てしまいましたが、みなさんのなかには、なにか答えが見つかりましたか?

オーラソーマの創始者でもあるヴィッキー・ウォールという女性が、このオー
ラソーマを通して本当に伝えなくてはならないと、大切にしていたことは一体
なんだったのでしょうか?

私は、そのことを深く理解していくことが、オーラソーマを仕事にしていくう
えで、今最も大切なことだと捉えています。

つまり、その答えはまさに自然界の恩恵、魂へのギフトとも言えるこの輝かし
いボトルたちに答えがあるのではないでしょうか?

4本のボトルを選ぶだけで、何故こんなにも私達の潜在に眠る魂の言葉を語り
始めるのでしょうか?

オーラソーマをライフワークとしていくために私自身が最も大切にしている3
つのことがあります。

それは以下の3つです。

1 コンサルテーションを行ううえで、自分自身もプロダクトの体験を持ち、
  ハートをもってご紹介をすること

2 オーラソーマを愛し、プロダクトに対しても愛と感謝、そして理解を持つ
  こと

3 できない理由と、やらない言い訳を、実現実行のヒントにする

まずは1つ目に関してですが、オーラソーマは、100本以上のボトルの前に
立った人が、自ら惹かれるボトルを選び、そこから自分自身の答えや可能性に
気がついていく。

ただそのなかで、日本ではとかく「コンサルテーション」は、さかんに行われ
ていても、その後、実際にボトルやポマンダー、クイントエッセンス、カラー
エッセンスやアークエンジェロイといった5つの主要なプロダクトを使って頂
くまでに至ってないケースも多いように感じています。

ヴィッキーさんご自身は、ご自分がコンサルテーションを行った際に、クライ
アントさんが選んだ4本のボトルを持ち帰らなかったら、そのコンサルテーシ
ョンは完結をしていないという風におっしゃっていたそうです。

それは一体どういう事なのでしょうか?

日進月歩の進化を続けるオーラソーマは時を経て現在、それぞれのエネルギー
レベルに働きかける5つのプロダクトを5本柱とし、とても重要視されていま
す。

コンサルテーションの際には、選ばれた4本のボトルから、その方の今をサポ
ートするための最適な5種類のプロダクトが明らかになっていきます。

もちろんコンサルテーションを受けるだけでもクライアントさんは多くの気づ
きが得られ、時には涙を流して解放もおきます。

ただ、沢山のクライアントさんを見ていくなかで、コンサルテーションにおい
て多くの気づきがあった方であっても、結果的にボトルとのワークにまで至ら
なかったケースの場合、その後また訪れてきて、再び同じ問題を話しはじめる
方が多いです。

最初のうち、それは偶然なのかと思っていました。

しかしながらそのうちに、1つのパターンを見ていくようになりました。
なかには、ご自分の課題のなかに立ち止まったまま、半年以上が過ぎようとし
ているケースもありました。
ご本人にもタイミングがあるとはいえ、すでに半年前に困難を感じてコンサル
テーションにいらしているわけですから、いい方向へと一日も早く展開してい
くことを望んでいることも確かなのです。

つまりコンサルテーションに来た際に、たくさんのことに気がつき、頭で理解
はできても、たとえハートで感じても、その後なかなかこれまでのパターンを
変えていくのは難しいですし、再び同じ環境のなかに戻っていくことで時間の
経過と共に、重要な気づきが日常のなかに埋もれていってしまうことも多いの
です。

かといって、私達プラクティショナーが、その人の人生に寄り添うことは、当
然ながらできません。その為に、ボトルやポマンダーをはじめとする5種類の
プロダクトがあるのです。

一緒に連れ帰るプロダクトたちは、クライントさんの魂のサポートと美しい変
容の為に寄り添います。

是非、連れ帰って頂いて、共にワークして頂くことが最適です。
それにより、気づきはより深まり、自身の内側の本当に求めているものへの理
解や、実現化に繋がっていくのですから。

私自身もコンサルテーションを行った際に、その日クライアントさんが選んだ
ボトルから最適だと感じられる5つのプロダクトをご紹介して、それぞれがど
のようにして必要性に働き掛ける可能性があるのかということを、使い方とと
もにご案内しています。

すると、みなさんの顔がみるみるうちに希望で輝きを増します。
そして、「今の私にはとても必要だと感じました」とか「こういうものがあっ
てすごく嬉しいです」あるいは「急にボトルにも愛着が湧きました」と喜んで
いかれます。

コンサルテーションをおこなっていくうえで、知識や情報に沿って話していく
だけではなく、オーラソーマというものを自分自身が体験から理解していくこ
とが最も大切です。

プラクティショナーの方々も、プロダクトのご紹介は日頃からおこなっている
のだと思いますが、大切なのは選ばれた4本のボトルから何が推奨されるのか
ということだけではなく、その一つひとつとワークすることにより、今選んで
いる4本のボトルと、その人の背景に対してどのような可能性があるのかを知
って頂くことが大切だと思っています。

そして、それは自分のなかの体験や経験から、ハートを通してコンサルテーシ
ョンが行われることは欠かせないものになります。

オーラソーマには自分の希望するレベルを目指す為に、途中にエッセイや論文
の提出はあるものの、いわゆる「試験」がありません。

その代りに、次のステップに進むまでの間に最低でも3カ月という時間が与え
られています。
この時間を有効に使って次のステップを豊かに学ぶためにも、5つのプロダク
トと自分自身がワークしてみれば、その体験を通した理解を超える学習はあり
ません。

ボトルだけを使用する場合、「塗ってみたけどよくわかりません」という声も
よく聞きます。
そういう方にこそ、他の4つのプロダクトを一緒に試して頂くとそれぞれに含
まれる自然界からの恩恵が相互に働き合い、パワーアップしますから様々な体
験を通して「やっとこれがなにを意味していたかがわかりました!」という喜
びの声を聞きます。

まずは自分自身がオーラソーマを理解するために、本を読むだけでなく実際に
様々なプロダクトを体験していくことが仕事をしていくうえで大切なことだと
信じています。

それはなにも難しいことではなくて、まずは自分自身が使ってみるということ
です。すると、体験を通してボトルやポマンダーなどに愛着や愛情が湧いてき
ます。

すると、2つ目のことは努力をしなくても自然に湧き起ってきます。

「オーラソーマを愛し、プロダクトに対しても愛と感謝、
                      そして理解を持つこと」

ボトルはあなたを映しだす鏡だといいますが、本当にそうなのです。
クライアントさんを映しだすと同時に自分自身をすべて映しだします。
そして多くの事を私達に見せて、魂の成長のために学ぶべきことに気づきをも
たらす、偉大なる教師です。

そんなボトルは、美しい光と色を放ちますが、なかにはアルケミーボトルと呼
ばれる、見た目の色が変容したものや、浮遊物が見られるものがあります。
そういったボトルを廃棄しているという声や、処分に困るといった声を耳にす
る事があります。

このことは、これまでもご紹介してきましたが、ボトルに限らずすべてのプロ
ダクト達は丹精込めて愛と意図を注ぎ続け、自然界と一体化した農法で科学物
質を使用しないですくすく育った植物と、厳選された鉱物、そして色のエネル
ギーから成ります。

これらは大地や自然界の恩恵が凝縮されたものであり、息づいています。
すべてのプロダクトがどのように誕生しているのかというプロセスを知れば、
愛おしさを感じないではいられません。

例えばイルカを想像してください。
野生のイルカはファミリーと共に行動し、海を伸びやかに泳いでいます。
でもなかには人間に捕獲されて、水族館にその生涯を捧げる存在もいます。
そんなとき、イルカの他のファミリーは捕獲されたイルカに寄り添い、自分達
を顧みず後を追い続けるそうです。
一方捕獲されたイルカは自分の宿命を受け入れて、私達人間のために、その使
命を生きることを引き受けるそうです。

それは植物や鉱物にも同じことはいえます。
大地で静かに存在し続けることもできたのに、私達人間の役に立とうと大地と
の別れを喜んで受け入れてくれるそうです。

そんな想いから、あのガラス瓶のなかに入ることを引き受けたのです。
オーラソーマでは更に、その想いに敬意を払うべく、最も植物にとっても最適
な時間に手摘みをしています。

自然界のものを使わせて頂く以上、本来はいつも同じ状態というのは難しいこ
とです。
すべてが私達人間をサポートするために捧げられた想いを、表面的な色や視覚
的な変容で判断してしまうことこそが、私達の学ぶべきものをボトルが映しだ
しているように思えてなりません。

そこに存在するエネルギーは、なんら変わりない訳ですし、ヴィッキーさんの
言葉のなかにも「アルケミーボトルを棚からさげないで、そのボトルと出会う
ことを待っている人がいる」という言葉があります。

私は他のボトルとまったく変わらず、世界中でアルケミーボトルが活躍してく
れることを願っています。

今こそ、オーラソーマに携わるすべての人が、この事を真に理解することが大
切だと思っています。
あなたのボトルを磨くときにも、並んだボトルを眺めるときにも、そして他の
プロダクトを自分に施すときにも、心をこめて「いつもありがとうございます」
と声をかけてみて下さいね。

自然から生まれた彼らは、本当に耳を傾けてくれているとしか思えない奇跡を
生み出します。

そして3つ目の「できない理由と、やらない言い訳を実現実行のヒントにする」

これは仕事の心得でもありますが、私が実際にオーラソーマのショップをやっ
ていて、とても感じることです。

私自身が現在の横浜のショップを始める際に、ショッピングモールサイドから
は、「ここは最も人が通らない場所ですから、無理だと思ったら1カ月で退店
することも覚悟してください」と釘をさされました。

私はそれでも、やってみたくて承知しました。
つまり「人が通らない場所」ということは分かっていて出展することを引き受
けました。

そこで自分はもちろん、スタッフにも「人が通らないから」という言い訳はし
ないようにしようと約束しました。
「人が通らないのだから仕方ない」ではなく「どのようにしたら分かりにくい
場所でも来て下さるのか?」あるいは、「天気が悪いから仕方ない」ではなく、
「雨の日こそ行ってみようと思ってもらえるお店とは?」と、一見困難と感じ
られることは、色々とアイデアを生みだす素敵なチャンスです。

私達コンサルテーションを行う側がもし、外側の環境や状況のせいで仕事や人
生が上手くいかないと思っているとしたら、クライアントさんにだけ、「自分
の内側と向き合って下さい」などと言っても無理な話です。

これらすべてにおいて、その背後にあることは、「なにをするかではなくて、
どのようにするかが大切です」

コンサルテーションを行うことが重要なのではなく、どのようにおこなったの
かが大切で、その際にプロダクトをご紹介することが重要なのではなくて、ど
のようにご紹介するのかが大切です。

仕事もなにをするかでなく、どのようにするかがすべてだと思います。
すべては愛を持って心こめて精一杯のことを行えたかということ、つまりクオ
リティです。

それこそが、真にグラウンディングするということの意味だと考えます。
つまりこの物質界を生きながら、光に向かうことだと思います。

オーラソーマは、光の身体を磨く旅をサポートします。
それは、今この瞬間を自分に責任をとりながら、愛を持って軽やかに生きるこ
とであり、これからは、特にそういうことが大切な時代に向かっています。

オーラソーマに限らず、これからの時代、社会やそして世界の状況そのものが、
表面的に取り繕う事は難しく、精一杯に心をこめて自分のすべきことに愛を持
って行っていくことこそが、道になりうると感じています。

そしてオーラソーマや私達の人生の素晴らしいところは、自らがおこなってき
たことに対して、ちゃんと答えがあるということです。
今回、このエッセイを読んで下さった方々といつか、オーラソーマを仕事にし
てゆくうえでの歓びをシェアできる日を楽しみにしています。


        …………○…………○…………○…………


柏村 かおり  プロフィール
(株)カラフルK 代表取締役
イメージコンサルタント
カラープランナー
英国オーラソーマ社公認カラーセラピスト・ティーチャー
AFT1級色彩コーディネーター
http://www.colorfulk.com/
http://www.colorfulk.com/news/

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