第393号 石黒寛子さんの「ASと創造性」(2)
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■ 1.巻頭エッセイ:石黒寛子さんの
「オーラソーマとクリエイティビティー」vol.2
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今日はもう2012年1月11日。
お正月気分も抜けて、すでに日常生活に埋没されている方も多いの
ではないかと思われます。
今週の巻頭エッセイは石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイテ
ィビティー」
オーラソーマがいかにクリエイティビティを触発しうるのか、とい
うことがよくわかります。
石黒寛子さんの文章を読み進めて、ここを読んで、画像を見たとき
に、思わず「あっ!」と声を上げてしまいました。
そこで何を目にしたかは、みなさんご自分で体験してみてください。
> 皆さんも是非一度ボトルを前に、何かを描いてみてください。
> やってみると、作品の出来映えはまったく関係なく、そのプロセ
> スがどれほど楽しいかすぐに実感されることと思います。
>
> その他の作品も途中までですが、こちらに掲載してあります。
>
http://www.otohana.com/Illustration.html
そしてまた、その寛子さんのアトリエで絵を描く子供たちが描いた
オーラソーマのボトルのイメージ。
アトリエ・ポルーの子供達が書いた絵はこちら。
http://www.otohana.com/inspiration.html
言葉を越えて、ただ見とれてしまいます。
石黒寛子さんに「オーラソーマとクリエイティビティー」というワ
ークショップを開催してほしいものです。
ちなみに、
> 年初めに、カラーダイアリーのタロットを引いてみました。
> スピリチュアルレスキューB0のThe Foolのカードが出ました。
> はじまりに何とふさわしいのでしょう。
>
> そのとき、この記事を書こうと思いつきました。
とありますが、そのカラーダイアリーでタロットを引いてみるのは
ここからできます。
http://d.aura-soma.co.jp/tarot
それでは、石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」
vol.2、お楽しみください。
尚 記
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こんにちは。
2012年はじまりましたね。
長いトンネルの向こうから、差し込む光が見えてきたような、そん
な気がいたしております。
少しずつ、この日本に、私達の心に、じんわりとあたたかいものを
取り戻していくような。
良きあたたかな年になるといいですね・・・。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年初めに、カラーダイアリーのタロットを引いてみました。
スピリチュアルレスキューB0のThe Foolのカードが出ました。
はじまりに何とふさわしいのでしょう。
そのとき、この記事を書こうと思いつきました。
2009年3月4日にスタートして以来、のんびりのんびり描き進
めているのが、オーラソーマのボトルのインスピレーションで描い
ている水彩色鉛筆画です。
現在B65まで描いてきました。
このボトル達のことを、もっと知りたい、洞察を深めたいと思った
のがはじまりでした。
オーラソーマには二つの翼があるといいます。
ひとつは、さまざまな人々の経験と理解が統合された知識の翼。
もうひとつは私達自身が受け取るインスピレーションの翼です。
オーラソーマカラーケアシステムの色と光の学びを深めていくうち
に、いつしかこの両翼が育まれていくのを、多くの方が感じておら
れると思います。
オーラソーマのティーチャーのヌラも、一番最初にボトルの情報や
知識と一緒に、直感で感じたことを紙に書き記していったことを話
してくれました。
大好きなこの美しいボトルたちのことを、もっと精妙に、自分なり
の何らかを通して受け取りたいと思った時、気がつくと私は色鉛筆
を握っていました。
高校生の頃、美大受験のための美術予備校の先生が、「デッサンを
描くには、そこにあるモチーフを真に理解しないといけない。
理解していないものは、紙に描くことはできない」・・・と言った
言葉を思いだしていました。
3次元にある物体を2次元の紙に再現するためには、そのモチーフ
やモデルの物質的な状態の理解だけにとどまらず、それらの周りに
ある空気感や雰囲気までも感じて描きなさいということでした。
真に理解するというのは、自分の今在る段階で受け取れ得る限りの、
あらゆるレベルにオープンになり、アクセスするということなのか
もしれません。
描きはじめると、様々なことに気づきはじめました。
最初に意図していた「ボトル一つひとつを深める」というよりもむ
しろ、このボトルセット全体のことへの気づきがやってきました。
例えば、描いている最中に、そのボトルの中には無いのに使いたく
なる色が、次のボトルに含まれている色だったということはよくあ
りました。
まるで、そこにある色が、次に現れる色を引っ張ってくるかのよう
です。
また、気づけばすべての絵の中に必ずピンクが使われていました。
この色を少し入れるだけで、絵全体にバランスと調和がもたらされ
るような、ほっとした感覚がやってきます。
オーラソーマにおいて「ピンクはあらゆるところへ旅をすることが
できる」ということへの理解が私の中で深まっていきました。
時には、ずっとコンスタントに描いてこれたのに、突然筆がストッ
プし、何ヶ月も間が空くことがありました。
それは大抵、チャイルドセットのはじまりの手前だったり、マスタ
ーセットのはじまりの手前だったりと、特別なセットがはじまる前
に必要なブランクでした。
描いている時に特に気をつけていたことがあります。
自分のオリジナルの絵を描く時とは違い、ボトルを受け取るように
描く時だからこそ、繊細に注意を払っていたことでした。
それは・・・
できあがりを予想しないこと。
自分が描き始めたものに疑問を持たないこと。
つまり何がやってこようと、自分を通して表現されるものを信頼す
ること。
そして、必要以上に凝りすぎないこと。
「作品」としての見栄えをよくしようと力んで努力しはじめると、
ついつい試行錯誤しすぎてしまったり、余計なものを付け足してし
まったりします。
そうしているうちに、一番最初に受け取ったものから、離れていっ
てしまうことがあるのです。
最初にチカッと一瞬だけ瞬いて閃光のようにやってくる繊細なもの、
それが一番ボトルのメッセージに近いような気がします。
ですから、なるべくそれを大切にしたいと思いました。
ボトルを通してそこに現れているものが、ただ絵を通して出現する
かのように・・・。
次第に慣れてくると、最初はこちらからボトル達の声を聴きにいく、
という感じだったのが、いつの間にやら向こうからやってきてくれ
るような、そんな楽しい感覚になっていきました。
そして、枚数を重ねるごとに、本当にこのボトル達は、ひとつのも
のから生まれてきているのだという不思議な実感が湧いてきました。
どんな色も、たったひとつのクリアーな光の元に、生まれし存在な
のですね・・・。
最初に0番からスタートしました。
この順番で並んでいることについて尊重したかったからです。
描くまでは、なんだか私にとっては、とても距離感を感じるボトル
でした。
神秘的すぎて、触れてはならないもののようですらありました。
ところが、描いてみたらとっても親しみ深い存在に感じました。
そこに現れたのは、まるで不思議な生命体のような・・・妊婦さん
のようにも見える形でした。
ここから生まれ、ここからはじまるんだということについて、なじ
み深くあることを、教えてくれたようでした。
(※こちらで画像付きで掲載をしています。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11132794664.html)
皆さんも是非一度ボトルを前に、何かを描いてみてください。
やってみると、作品の出来映えはまったく関係なく、そのプロセス
がどれほど楽しいかすぐに実感されることと思います。
その他の作品も途中までですが、こちらに掲載してあります。
http://www.otohana.com/Illustration.html
すでに3年の月日が流れておりますが、さていったいいつできあが
るでしょうか?
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★「クリスタルラインおとはな」~ Art & Aura Soma Space
石黒寛子(いしぐろひろこ)プロフィール
英国オーラソーマ社公認 カラーケアコンサルタント
インナージャーニー・ファシリテーター
ビーマーライトペン・プラクティショナー
グラフィックデザイナー・イラストレーター
子供絵画造形教室「アトリエ・ポルー」代表&講師
都内デザイン事務所に勤務後、外資系会社マーケティングチーム専
属デザイナーを勤め、グラフィックデザイナーとして独立、2004年
こども絵画造形教室アトリエ・ポルー起業。
2007年よりオーラソーマ・プラクティショナーとしてさまざまなス
タイルで活動中。
◯その他の活動◯
オーラソーマ・ジュエリーデザインコンテストにて「インカローズ
賞」を受賞。
オーラソーマ製品カタログ「リビングエナジー」6号・7号にエッ
セイ掲載。
「Invitation to Aura-soma ~ヌラが語るヴィッキーウォールのス
トーリー」のDVDジャケットデザイン担当。
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★クリスタルラインおとはなイベント情報
2012年2月5日(日)13:00~16:00
『オーラソーマを感じて描く』ワークショップ
参加者様全員にご自分のボトル1本プレゼント。
定員5名 参加費/11,000円(画材代込み)
お申し込みはこちらからどうぞ↓
http://www.otohana.com/mail.html
ホームページ
http://www.otohana.com/
サロン最新情報
http://ameblo.jp/crystalline-otohana/
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