第521w号 柏村さん(42)「命(14)メディカルハーブ」
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■ 1.巻頭エッセイ:柏村かおりさんの
「オーラソーマ いのち から いのちへ」その14
「ボトルのなかに存在するメディカルハーブ」 (2014,6/25)
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創始者のヴィッキーさんがいみじくも言われているように、オーラ
ソーマは「新しい革袋に古いワインを詰め込んだような」ものです。
きれいな色のボトルであるイクイリブリアムやポマンダー、クイン
トエッセンスなどのなかには、古いワイン、つまり古代からのさま
ざまな知恵が含まれています。
色という暗号を通して、古代からのさまざまな叡智が結集している
のが「オーラソーマ」だともいえそうです。
オーラソーマには、生きているエネルギー(リヴィングエナジー)
として、植物のエネルギーや鉱物のエネルギーが含まれており、こ
れまでクリスタルエネルギーとの関連性については多く語られてい
ますが、植物との関連性については、このメルマガでもそれほど語
られることがありませんでした。
今回、メディカルハーブにも詳しく、日本メディカルハーブ協定認
定のハーバルプラクティショナーでもある柏村さんから、ハーブと
オーラソーマとの関係について書いていただきました。
植物のいのちがオーラソーマのいのちに、どのように活かされてい
るのでしょうか?
それでは、柏村かおりさんの「オーラソーマ いのち から いの
ちへ」その14「ボトルのなかに存在するメディカルハーブ」を、
どうぞお楽しみください。
尚 記
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先日、夏至を迎えましたね。
ヨーロッパでは、夏至は聖ヨハネの日として、お祭りをしてきまし
た。
そして、その前夜は魔女や精霊が集まってくると言い伝えられてい
ます。
その夏至の日に収穫すると、最も治癒力が強いといわれている「セ
ントジョーンズワート」という多年草のメディカルハーブがありま
す。
ヨーロッパやアジアの道端や草地、森林地帯に繁茂し、6月~8月
にかけて鮮やかな黄色い花を咲かせます。
伝説によると、洗礼者ヨハネが首を落とされたときの血液から、セ
ントジョーンズワートは生まれたとされています。
16世紀の医師パラケルススが「セントジョーンズワートの効能は、
ほかのいかなるハーブよりも優れ、これほど副作用のない有効な薬
はなかった。
セントジョーンズワートの効果のせいで、ほかのすべての処方の面
目は丸つぶれになった」と絶賛したほどです。
実際、セントジョーンズワートは、フラボノイドを多く含み、抗菌、
抗真菌作用を有し、メディカルハーブとしての長い歴史を持ちます。
ティーとして愛飲されるだけではなく、花を植物オイルで侵出して、
治りにくい傷に創傷治癒の目的や鎮痛、鎮静のために外用でも広く
使われてきました。
また、「サンシャインサプリメント」と呼ばれるほど、暗く落ちこ
んだ心に光を灯し、抑うつに対する効果が確認されています。
そのため、季節性感情障害や更年期の抗うつ、不安、不眠症、神経
強壮などにも活用されています。
ハーブの世界で「回復させるハーブ」として名を馳せているセント
ジョーンズワートは、オーラソーマのイクイリブリアムボトルのな
かでも「回復期のボトル」と呼ばれている、「B25フローレンス
ナイチンゲール」のボトルをはじめ、レッドやゴールドの色を持つ
ボトルのなかに含まれていることが多く、成分表にも「セイヨウオ
トギリソウ」という和名で記されています。
サンライトやサンライズボトルにもセントジョーンズワートが使わ
れているのも納得できますね。
私たちが、内側にも太陽の光を感じて、前向きにいのちを輝かせて
いくために、セントジョーンズワートは、古くからいつも私たちに
寄りそってくれていました。
これからの季節、収穫したばかりのパワフルな花々が出荷されてい
きますので、日本の梅雨に季節に、レッドやゴールドのボトルから
燦々と降り注ぐ太陽の光を感じてみるのもいいですね。
Satya 記
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Satya(柏村かおり) プロフィール
(株)カラフルK代表取締役
英国オーラソーマ社公認カラーケアコンサルタントティーチャ−
日本メディカルハーブ協定認定ハーバルプラクティショナー
イメージコンサルタント/カラープランナー
AFT認定1級カラーコーディネーター
ブログ
http://ameblo.jp/colorfulk
フェイスブック
http://www.facebook.com/kaori.kashimura.5
カラフルKHP
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〇メディカルハーブ検定受験対策講座の詳細はこちら
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