第410号 石黒寛子さんの「ASと創造性」(4)
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■ 1.巻頭エッセイ:石黒寛子さんの
「オーラソーマとクリエイティビティー」vol.4 (2012,05/09)
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今回、紹介されている石黒寛子さんの曼荼羅制作のプロセスはとて
も面白いですね。
そのプロセスをこのように明確に描写できるのはすばらしいです。
クリエイティビティのプロセスというのは、やはり誰にも共通した
ものがあるようです。
「そこにクリアーに位置しているか、とても繊細に、作業している
自分の姿を見ていたりもします」というのは、瞑想しているプロセ
スとと同じですね。
ところで、和尚アートユニティではインドの神秘家OSHOの絵をプロ
デュースしています。
そのOSHOが、創造性について以下のように語っています。
*
存在と本当に同調する唯一の方法は創造的であることだ。
あなたがなにかを創造しているとき、それがなんであろうとも──
詩であろうと、歌であろうと、なにかの音楽、なにかのダンス、そ
れがなんであれ──いつであれ創造しているとき、あなたは存在に
参加している。
あなたは、もはや存在から切り離されていない。
実際は、あなたは消えており、存在があなたを通じて創造しはじめ
る。
そして、もしあなたがそのような瞬間を捕らえることができたら、
もしあなたが、そこにはエゴが存在せず、あなたを通してただ創造
が流れだしているような稀な瞬間に気づいたら、そのとき創造性は
瞑想的になる。
あらゆる創造者は、それらの瞬間を知っているが、ただぼんやりと
だ。
詩人たちは、詩がただ流れだす瞬間があること、たとえ自分でそれ
を止めたいと望んでも流れだす瞬間があることを知っている。
また、自分がただ枯渇して、なにかを創造しようとしてもあるのは
無味乾燥な言葉だけで、なにひとつやって来ないという瞬間もある。
努力すればするほど、可能性は小さくなる・・・なぜなら努力とは
単にエゴの努力を意味するにすぎないからだ。
創造性はエゴが存在しないとき、あなたがくつろぎ、深く休息して
いて、なにかをしようとする欲望がまったく存在しないときにのみ
起こる。
突然あなたは捕らえられ、なにか見知らぬ力があなたを圧倒し、あ
なたを占領する。
あなたが占領されるというのは、まさに正しい表現だ。
(Is the Grass Really Greener...? Chapter#27)
それでは、石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」
vol.4をお楽しみください。
尚 記
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こんにちは。
今回も、イクイリブリアムボトル達の声に、アートを通して耳を澄
ませていってみましょう。
その前にちょっと余談です。
最近、グラフィックアートの曼陀羅の創作に取り組んでいるのです
が、その作品を観た方によく訪ねられることがあります。
http://ameblo.jp/crystalline-otohana/theme-10052255636.html
「どうやって創っているのですか?」
もちろんこの質問の意味が、技術的なことを訪ねているのではない
とわかるので、すぐにお答えするのがなかなか難しいです。
わたしは、ヴィッキーさんが瞑想のなかで色の波が押し寄せるヴィ
ジョンを受け取り、ボトルが誕生するときのお話がとても好きなの
ですが、そこまで神秘的ではないにしても、曼陀羅制作のときはそ
れと少し似ているような感じがして、このお話をよく思いだしてい
ます。
うまく言えませんが、違う次元からやってきたなにかが現れようと
しているプロセスのなかの、ワンシーンとして自分の存在があるよ
うに感じます。
ですから、そのプロセス全体をいつも感じながら創っていることが
多いので、全体への尊重というか、配慮というか、1ピースとして
の無意識の心づかいのようなものが、なんとなくあるように感じま
す。
そこにクリアーに位置しているか、とても繊細に、作業している自
分の姿を見ていたりもします。
この曼陀羅を創作しているときは「こういうものを描こう」という
完成予想図は、実はまったくありません。
完成のイメージを持って取り組むと、かえってそれが邪魔になって
しまいます。
なぜならそれを「押しのけて」やってくるものがあるからです。
ただ、最初になんとも言えない「あるもの」がやってきます。
ほんとになんと言ったらいいのかわからないので「あるもの」とし
ます。^^;
そのエネルギーのような波動のような、表現を委託してくるように
思える「あるもの」から感じるものと、自分が今目の前で創作して
いる作品から感じるものとが、あるところでピッタリ一致します。
そこが、完成地点となるわけです。
その二つの差異を縮め、消失させ、ひとつにしていく作業なのです
ね。
うーーーん・・・言葉にすると、とても難しく聞こえてしまうかも
・・・。
非常に面白い作業なのですが。。。
*
これまでに自分の通った道を観ると、ざっくりわけて表現には2種
類、いえ2段階あるように感じます。
ひとつ目は、自分のなかに既に在るパッションのようなものを、あ
りのまま表現するとき。
そういう作品を創ったときは、自分から発動しているので、完成後
に自分のなかが空っぽになります。
製作中に多くのエネルギーを必要とし、自己確認のような時間を過
ごします。
二つ目は、起ろうとしていることに明け渡す表現の時です。
これは自分のなかが満たされていく気がします。
あたたかいものが、通り過ぎたようです。
レイキヒーリングと似ているかもしれません。
完成に向けて熱っぽくなるというよりも、自分の役割を勤めあげる
ための静かな情熱だけがそこに在り、それ以外はなにもなく、気づ
いたらできあがっていたということがよくあります。
前者から始まり、出しきったあとに、後者へ移行することもありま
した。
または後者のきっかけとして前者がある場合もあります。
または、その二つが混ざっている時もありました。
その場合、後者のものに若干ノイズが入ってしまうような感じで、
できあがりに違和感がありました。
どれも楽しい試みですが、今の自分への「気づき」があると、その
都度、なにが起きているか知ることができます。
とにもかくにも最初の一歩は、「存分に楽しむ♪」ことからです。
それでは、前回の続きのボトルからです。
B4(イエロー/ゴールド)『サンライトボトル』
http://aura-soma.jp/products/equi/B004.html
最初にやってきたのは、旋回するもの、回転するもの、という「動
き」でした。
それは次第に回転数をあげ、音が高くなり、やがて聞こえなくなっ
ていくプロペラのようです。
きらきらと煌めく、光の断片が降り注いでいます。
観ていると、とても軽やかな、楽しい気分になりました。
B5(イエロー/レッド)『サンライズ/サンセット/ヴィッキー
ボトル』
http://aura-soma.jp/products/equi/B005.html
大好きな作品です。天と地の間で、不思議な存在達がダンスしてい
ます。
形が綺麗な球体ではなくて、ちょっといびつで不格好なところが愛
おしく感じます。
「一生懸命」さとか、「無邪気さ」とか、そんな言葉が浮かびまし
た。
自分のエネルギーを賢く使うには、そのどちらも必要かもしれませ
んね。
ヴィッキーさんがウインクしているような気がしました。
B6(レッド/レッド)『エナジーボトル』
http://aura-soma.jp/products/equi/B006.html
どう見ても、何度見ても、このシンプルなシンボルひとつしか、浮
かびませんでした。
あっという間に、なんのゆらぎもなく描き終えた作品です。
パワフルだけど、とてつもなくやさしい、レッドの神秘はどこまで
も奥深いですね。
それでは今回はこのへんで・・・。
続きB7からは次回のオーラソーマ通信を、どうぞお楽しみに。
(※こちらで画像付きで掲載をしています。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11245838422.html )
(その他の作品は、こちらでご覧頂けます。
http://www.otohana.com/Illustration.html )
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★「クリスタルラインおとはな」~ Art & Aura Soma Space
石黒寛子(いしぐろひろこ)プロフィール
オーラソーマ・カラーケアコンサルタント
グラフィックデザイナー/イラストレーター
子供絵画造形教室「アトリエ・ポルー」代表&講師
カラーケアコンサルタントとして色と光の学びを楽しみながら、さ
まざまなスタイルで活動中。
2004年地元逗子にて「こども絵画造形教室アトリエ・ポルー」起業、
15年以上グラフィックデザインの仕事に携わってきた経験を活か
し、2012年曼陀羅「 HEART & EARTH~地球からのメッセージ」の創
作活動を開始。
◯ その他の活動 ◯
オーラソーマ・ジュエリーデザインコンテスト
「インカローズ賞」受賞。
オーラソーマ製品カタログ「リビングエナジー」
6号・7号にエッセイ掲載。
「Invitation to Aura-soma」DVDジャケットデザイン担当。
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*CLOの『アートなお茶会』
日時 2012年5月27日(日)13:00~16:00
会場 クリスタルラインおとはな
費用 4,400円(別途・材料費900円)
定員 5名
お申し込みと詳細:クリスタルラインおとはなイベント情報
ホームページ
http://www.otohana.com/
サロン最新情報
http://ameblo.jp/crystalline-otohana/
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