第474w号 柏村さん(34)「命…:インナーチャイルド」(6)
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■ 1.柏村かおりさんの
「オーラソーマ いのち から いのちへ」その6
「愛しいインナーチャイルドと出会うためのボトルたち」 (2013,7/31)
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今回、柏村かおりさんの本文で紹介されているボトルB19「物
質界を生きる」というレッド&パープルのボトルはこれです。
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B019.html
そしてB97の大天使ウリエルはこのボトル。
http://www.aura-soma.co.jp/products/equi/B097.html
それぞれのボトルには、それぞれのボトルの物語があり、そしてそ
れらのボトルを選ぶ人との間からも、さまざまな物語が生まれてき
ます。
オーラソーマのおもしろさというのは、そういったそれぞれの色や
ボトルに関連して織りなされる人生模様のおもしろさなのかもしれ
ません。
柏村さんはB19のボトルについて、次のようなことに気づいてい
たと書かれています。
> 私は、だいぶ以前から、このボトルを選ぶクライアントさんに共
> 通して見られる傾向に気がついていました。
>
> それは、努力の多かった子供時代。
> 愛されるためのサバイバル体験。
> そのためにいい子だった子供時代。
> 完璧でいようしたこと。
> ありのままでいることが難しかった。
>
> そして、それを自分のなかで消化しきれないまま抱えた子供時代。
みなさんはボトルを通して、どのような人生を思いだされるでしょ
うか?
それでは、柏村かおりさんの「オーラソーマ いのち から いの
ちへ」その6「愛しいインナーチャイルドと出会うためのボトルた
ち」を、どうぞお楽しみください。
尚 記
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「愛しいインナーチャイルドと出会うためのボトルたち」
オーラソーマのイクイリブリアムボトルのなかに、B19「物質界
を生きる」というレッド&パープルのボトルがあります。
B89のエナジーレスキューボトルが誕生する前は、このボトルが
エナジーレスキューとして活躍していたと聞いたことがあります。
もちろん今でも、極度の疲れに対して、とても助けとなるボトルで
す。
足のレッドと頭頂のパープルが逆の位置で存在していることから、
このボトルはバランスということと関係していますが、それはいっ
たいどのようなことなのでしょうか。
先日、お客さまから、幼い姪っ子さんがこのボトルと同じパッケー
ジカラーに入った、キャンディを欲しがったので買ってあげた、と
いうお話をしてくださいました。
「配色になにか意味があったのかしら?」と首をかしげる彼女に、
私は「このボトルは、愛情を受け取るために、いい子でいることに
努めている子が選ぶのよね」
多くの方のカウンセリングを経験させていただくなかで、それは大
人であっても、そういった子供時代を経た人が1~2本目に選ぶこ
とが多いことに、いつか気がつきました。
彼女は「あ~、そうなのね~。わかります」と大きくうなづくと、
そのときのことを話してくださいました。
その方は、姪っ子さんと会うチャンスがあると、ときおり彼女を連
れて二人で出かけるそう。
それは姪っ子さんにとっては、よくありがちな「ママには内緒の楽
しいこと」へのお誘いでもあります。
どのお宅でもそうでしょうが、できるだけお菓子を食べさせないよ
うにするのが、一般的な母親の愛。
でも子どもは、甘いお菓子が大好き。
ふだん、ママといるとハ−ドルの高い大好物ですが、そこをバリア
フリーにしてくれる救世主が、ときどき遊びに来る叔母さま。
その日も、出かけて間もなく、コンビニエンスストアの前で、さっ
そく姪っ子さんは「喉が渇いた・・・」とつぶやいたそう。
小さな策略者の要求に、ニンマリしながら、救世主はすんなりと一
緒にコンビニエンスストアに入ります。
すると、喉が渇いていたはずの彼女が真っ先に向かったのは、飲み
物コーナーではなくて、駄菓子コーナー。
ふだんは、最も難しい駄菓子のハードルを難なく超えて、すんなり
手に入れたのが、迷わず選んだ、B19のボトルカラーと同じパッ
ケージのいわゆるペロペロキャンディでした。
そして、この少し大きめのキャンディを、ぜひとも帰宅までに食べ
きりたい彼女は、その場で店員さんに、その少し複雑なパッケージ
開けてもらうことを自ら要求し、口のなかに運ぶことに成功。
B19のボトルカラーのパッケージのなかからは、B97のボトル
カラーの2色配色の透明なキャンディが出てきて、それを嬉しそう
に太陽の光に何度もかざしながら、ご機嫌で舐めていたそうです。
B97の大天使ウリエルは、生命の樹において、B19物質界に生
きる、のリターンジャーニーのボトルです。
この道は、生命の樹では「太陽」と呼ばれる道です。
彼女は、大天使ウリエルのカラーを通して、どのような輝きを太陽
から受け取っていたのでしょう。
ウリエルのボトルもまた、ゴールドとロイヤルブルーという補色の
コンビネショーン。
ここにも反対色の「バランス」が存在しています。
きっと、叔母さまと過ごす時間は彼女にとって、小さな背中の翼を
大きく広げて、自分のなかの天使の質を育み、ありのままの姿を存
分に満喫できるのでしょう。
その後も、叔母さまとカフェで甘いプリンを食べて、至福の時間を
過ごした姪っ子さんは、楽しかった一日の終わりに、自宅への帰路
でも、キャンディをペロペロと舐め続けていたそうです。
すると、思いがけずママが少し早くお迎えにきていることに気がつ
いた姪っ子さんは、すかさずキャンディを叔母さま救世主へ。
ここは慣れた連携プレーで、叔母さま救世主はそれを自分のバック
にさっさとしまう。
ママの「今日はなにを食べたの?」という質問の答えからも、その
キャンディはしっかりと外されていたそうです。
そして、同罪の叔母さまに「言わないでね!」の目配せも忘れない
そう。
理由はひとつ。
お菓子を食べさせたくないママをがっかりさせたくないし、子ども
はみんな、ママから愛されるための涙ぐましい努力を怠らないので
す。
これは彼女にとって、大切なプロセスなのです。
母親の愛を受け取りたくない子どもは存在しません。
みんな愛されたくて存在しています。
幼い時期は特に、充分に愛されていることを実感することは、子供
にとっては大事な仕事のひとつです。
よく、子どもが嘘をつくと悩むお母さんもいますが、それは子ども
自身が、愛から切り離されないようにするために、努力せざる得な
い状況であることがほとんどです。
この姪っ子さんにとっては、叔母さまは、まさに自分のなかのバラ
ンスを取るための救世主。
でも、なかには、そばに救世主が存在しない子もいます。
私は、だいぶ以前から、このボトルを選ぶクライアントさんに共通
して見られる傾向に気がついていました。
それは、努力の多かった子供時代。
愛されるためのサバイバル体験。
そのためにいい子だった子供時代。
完璧でいようしたこと。
ありのままでいることが難しかった。
そして、それを自分のなかで消化しきれないまま抱えた子供時代。
そのようなことと関係しているB19の物質界に生きる、というボ
トルが、B20のスターチャイルドと呼ばれる、チャイルドレスキ
ューのためのボトルの直前に存在することは、とても興味深いこと
です。
子ども時代の経験は、大人になってもパターンを生みだし、外側に
も同じことを求めてしまう。
もちろん、B19のボトルを選んでいるということは、その解放の
ための準備もできたということです。
B19のボトルで自分のインナーチャイルドと再び出会い、B20
のスターチャイルドで、そのありのままを抱きしめてあげるもの素
敵なプロセスだと感じています。
やはりボトルたちには、ひとつの流れが存在することを、とても感
じます。
そして、そこに解放が存在し、リターンジャーニーが存在していま
す。
ご自分の子供時代にも、同様のお心あたりのある方は、B19のボ
トルを改めてご覧になってみてくださいね。
愛しいご自分の子ども時代が感じられるかもしれません。
かしむらかおり 記
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柏村かおり プロフィール
(株)カラフルK 代表取締役
イメージコンサルタント
カラープランナー
英国オーラソーマ社公認カラーセラピスト・ティーチャー
AFT1級色彩コーディネーター
http://www.colorfulk.com/
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