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巻頭エッセイ


第461w号 鮎沢さん「日本の色10」(18):緑色

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■ 1.巻頭エッセイ:鮎沢玲子さんの
     日本の色で学ぶオーラソーマ Vol.10 ≪グリーン≫ (2012,5/1)
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オーラソーマの授業ではまず「色の言語」を学びます。

オーラソーマのシステムはイギリスで生まれたものですが、日本人
ならではの感性で「色の言語」をもっと深く探求できると思います。

そのことから連載中のこのコーナーでは、毎回「カラーローズ」の
なかの1色を取りあげ、日本の色名や文化、歴史、季節感などと関
連づけてご紹介しています。

今回、取りあげる色は、セカンダリーカラーのひとつ「グリーン」
です。

グリーンを日本の色名に置き換えると、そのものずばり「緑色」
・・あまりにも聞きなれた色名ですが、意外にもその起源は古いも
のです。

聖徳太子によって制定された「冠位十二階」が、大化三年(六四七)
に「十三階」に改められたとき、十一、十二位の衣服の色が緑と記
載されています。
 
この時期、野山に足を踏み入れると見渡すかぎり緑一色の風景です。

いつの時代でも人間にとって、緑は欠かすことのできない大切な色
だったに違いありません。

原始の時代から、この色は安全のシンボルでした。

緑がたくさんある場所なら、木陰で休むことができ、自然の恵みが
もたらす食べ物があります。

つまり緑は、そこが「安心できる居場所」であることを教えてくれ
ます。

これほど身近にたくさんある色なのに、実は緑色を染めるのは意外
に難しいのです。

緑色の天然染料というのは存在せず、一度藍で染めたところに、刈
安(かりやす)や黄蘗(きはだ)といった黄色の染料をかけて緑色
を作ります。

葉緑素の色素というのは、水に弱く定着しないのだそうです。

どこにでもありそうなのに、実ははかなく、そこにとどめておくの
が難しい・・・「安全・安心」という言葉と、なにか通じるものが
あるように感じます。

まして、東日本大震災以降の私たちにとって。

緑の語源にはさまざまな説がありますが、「瑞々し(みずみずし)」
からきているという説には共感します。

緑色を見ていると、新芽が伸びていくような若々しいエネルギーを
感じずにはいられません。

幼児のことを「みどりご」と呼ぶのもうなずけますし、女性の美し
い髪を「みどりの黒髪」と言うのも、瑞々しいつややかさを表現す
る言葉です。

自然がもたらしてくれる緑の恩恵を享受するのに、最適な季節がや
ってきました。

さあ、次の休日には自然のなかへ出かけましょう。

新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで深呼吸。

あなたの胸(ハート)のチャクラにたくさんのグリーンを贈りまし
ょう。


(※こちらで画像付きで掲載をしています。
 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11521789356.html


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鮎沢玲子(あゆさわ れいこ) プロフィール

有限会社「カラーズガーデン」代表。
英国オーラソーマ社公認ティーチャー。
栃木県宇都宮市生まれ 生家は染物屋を営む。
中学校美術教師を経て、インテリアコーディネータとして14年間
住宅メーカーに勤務。
2002年よりオーラソーマ・プラクティショナーとして独立開業。
2006年より公認ティーチャーとして活動中。
http://ameblo.jp/aurasoma-c-garden/

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