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巻頭エッセイ


第900号 上野さん(26)オレンジの西洋哲学的理解

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■ 1.巻頭エッセイ:
    上野香緒里さんのオーラソーマカフェ
      ≪人間が持つ再生させる力
         オレンジについての西洋哲学的理解≫ (2019,5/29)
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沖縄はすでに梅雨に入ったようですね。

鎌倉はアジサイの蕾も膨らみつつあり、昨日から雨が降り
空はすっかり梅雨模様です。

あっという間にもうすぐ6月。

ものごとは常に変化し、移り変わっていますね。

その中で、移り変わらない普遍的な真理はなんでしょう?

哲学は、そういう真理へのあくなき探求と言えるでしょう。

某大学で西洋哲学を勉強中のオーラソーマティーチャー、
上野香緒里さんが提出する今週の課題は「コナトゥス」。

この「コナトゥス」については、多くの哲学者が考察し、
現代ではニュートンやガリレオなどの物理学者や天文学者
まで取り組んでいる重要な概念です。

それをオーラソーマで考えるとどうなるか?

この考察は上野香緒里さんの本文を読んでいただくとして、

これから書くことは、「コナトゥス」についての勝手な雑
談です。

「コナトゥス」というのは、かつて心の哲学や形而上学で
使われた術語で、事物が生来持っている、存在し、自らを
高めつづけようとする傾向なんだそうです(Wikipedia)

それがひいては、生物の本能的な「生きる意志」と解釈さ
れたり、物理学では慣性の法則や運動量保存の法則に置き
換えられて考えられたりしているようです。

「コナトゥス」が喜びを生み出すものに向かって努力し、
痛みを生み出すものを避ける、という考えもあるようで、
これなどは比較的わかりやすい表現ですが、

「コナトゥス」についていろんな哲学者が言っていること
を見ると訳が分からない概念だって思ってしまいます。

こういうことを勉強し考え続けている上野香緒里さんって、
すごいですね。

上野香緒里さんのように、
オーラソーマでの「コナトゥス」ってなんだろうか?
って、考えて見るのは面白いですね。

スピノザの世界観によると、「コナトゥスの原理は全ての
ものに適用可能であり、さらに、人間の心や道徳を含む万
物のまさしく本質を構成する」ということです。

であれば、本質について考えるだけじゃなく、その本質を
体験して見ることも大切ですよね。

哲学的アプローチと実存的アプローチの融合です。

オーラソーマティーチャーの黒田コマラさんが、
「本質の目覚め」についてのワークショップを開催します。
https://oshoartunity.com/blog/post_lp/living-the-essense-20190628_30

本質を体験し、その本質を生きてみたい方かたにはいい機会です。

それでは、上野香緒里さんのオーラソーマカフェ
≪人間が持つ再生させる力 
   オレンジについての西洋哲学的理解≫を、
どうぞお楽しみください。

今日もすてきな一日を!
Have a nice day!

尚 記


    ………○…………○…………○………

こんにちは、東京・アマーリエのティーチャー
上野香緒里です。

私は現在サロン&スクール業と平行して、
某大学で西洋哲学を勉強中。

西洋哲学で検討される概念のひとつに
「コナトゥス」と呼ばれるものがあります。

コナトゥスとはラテン語で、
「努力」「衝動」「傾向」などの意味があります。

※ちなみに、西洋哲学の用語にはラテン語が多く登場します。
 17世紀くらいまでのヨーロッパでは、
 話し言葉こそ現在とほぼ同じ言語が現在とほぼ同じ地域や国で
 話されていましたが、書き言葉としては主にラテン語が、
 いわば公用語として使われていました。

コナトゥスについて、17世紀オランダの哲学者スピノザは、
以下のように述べています。

「おのおののものが自己の有に固執しようと努める努力は
 その物の現実的本質にほかならない」
      『エチカ』第三部定理七より

もう少しわかりやすく書き直してみると・・・

「おのおのの物がそれ自体の存在を維持するために働く力は
 その物の本質そのものである」

さらに、これを自分に置き換えて書き直してみると・・・

「自分が本来の自分で在ることを維持するために働く力は
 自分の本質そのものである」


医学や生理学でいう自己治癒力や恒常性(ホメオスタシス)も
哲学的に見ればコナトゥスの働きと言えるかもしれません。

ケガをしても自然に傷口はふさがるし、
体温や血圧などもなんらかの原因により
一時的にバランスが崩れることがあっても
自分が意図に関係なく勝手に健康な状態に戻ろうとしますよね。

もちろんコナトゥスは肉体的な力だけのものではなく、
精神的な力にも当てはまります。

これらの力は赤ん坊にも、そして動植物にもありますから、
コナトゥスを働かせるのに訓練や経験は必要ない、
さらに獲得しようとしなくてもいいということです。

つまりコナトゥスは「自然的に備わっている力」

ひいては「本質」ということになるでしょう。


・生きようとする力
・自分であろうとする力
・元に戻ろうとする力

これらが誰にでも本質として備わっているとすれば
心強く感じませんか。

スピノザはコナトゥスを増幅させるほど
幸福に近づくと考えました 。


オーラソーマではオレンジに
「タイムラインの再生」というキーワードがあります。

肉体的・精神的・霊的いづれのレベルにおいても、
なんらかのショックな経験によって
大きなダメージを受けてしまったとき、

それを修復し再生してくれるのがオレンジです。

この再生させる力も
コナトゥスによるものかもしれませんね。

オレンジはゴールドのスターよりも
なお深いレベルに在るものとも言えます。

人生のいっとき、ショックという大嵐に
自分がかき消されてしまうように思えたとしても
その奥には何も変わらず自分自身(生きようとする力)が
悠然と存在しつづけている。

その力が損なわれないことによって
私たちはみな必ず再生できる。

それがオレンジのもう一方のキーワードである
「至福」にもつながる・・・。


スピノザは著書のなかで、コナトゥスについて
非常に鋭く論理的にその実在を証明していきます。

自分のコナトゥスが自然的に発揮されるのを遮らなければ
それでいいんだよと。

そしてそのことが、他者をも幸福にするんだよと。

なんだか、まるでオーラソーマそのものという感じがします(笑)


たしかに!

誰もが本質としてコナトゥスを持っているのだとしたら
自分は思っているよりずっとポジティブで
力強いのかもしれませんよ。


(※こちらで画像とともに掲載をしています。
 https://aura-soma.jp/blog/archives/43819


       ………○…………○…………○………

上野香緒里 プロフィール

オーラソーマスクール&サロン「アマーリエ」代表
英国公認オーラソーマティーチャー/レベル3(上級)
リコネクションプラクティショナ−/レベル1・2・3
奇跡のコーススタディティーチャー
コズミックダイアリー(13の月の暦)講師
ユニオミスティオイルセラピスト、レイキヒーラー

HP:http://www.amarlie.com
FaceBook:https://www.facebook.com/amarlie.co.jp
Blog:http://ameblo.jp/amarlie-kaori/
メルマガ登録はこちら:http://www.mag2.com/m/0001540353.html


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