第４３号 あなたはわたし わたしはあなた
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■ １． あなたはわたし わたしはあなた
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ラハシャの「ハートからのカウンセリング」のコースが終わりました。
いつもそこには深い感動があります。
もっともシンプルなことの中に、もっとも深い真理が隠されている・・・
でもそれは体験をもってしか持ち帰ることは出来ないのですね。
それぞれの方が自分の体験の中からそこにある愛に気づき真理を見いだす姿は
感動です。
それはともかく・・・・
自分のハートのなかに深く入っていく・・・
そうすると、相手のハートとの間にシンクロニシティが生じして来るんです。
すると、そこにはあなたもなくわたしもないのです。
それはちょうど、いろんな波が表面にあっても、その波の中に潜ると海はひと
つであるようなものです。
カウンセリングでよく起こることは、クライアントの方が、まさに自分の問題
として悩んでいることを相談しに来る・・・
そこでクライアントの方が癒されることで、カウンセラーの方も癒される。
あるいは、関係性のセッションのなかでは、クライアントの人が、相手の問題
だと思っていたものは、実はそれは自分のなかにあるものだと気づいていく。
そうすると、問題と思っていたものは、実はすべては自分の中にあるものだと
気づいていくんですね。
これはグッドニュースですよね。
だって、相手との問題だと思っていたものでも、実は自分の問題であることに
気づけば、相手がいなくても、自分の中で解決するのですから。
ラハシャのセッションの中でこういう例があるそうです。
あるセッションで、１０年前に分かれた彼氏がいて、彼女はスエーデン、元彼
はブラジルに住んでいて、別れて以来、一度も連絡もなく、彼女は彼に恨みを
もったままでいたのです。
ところがセッションのなかで彼女の中に理解と愛が起こり、そのセッションの
中で彼女の中で彼にたいする許しが起こったんですね。
するとそのセッションの終わった、その夜に、１０年間一度も音沙汰がなかっ
た彼から彼女のもとに電話があったんです。
単なる偶然の一致というにはできすぎた話しですよね。
こういうシンクロニシティがハートのカウンセリングでは起こるんです。
同じことがあなたと宇宙との関係でもあるわけです。
あなたは宇宙。宇宙はわたし。
ところが、個人的な心であるエゴが、ほかのすべての人間から自分を隔てよう
としてしまうのですね。
エゴは自分を支えていくためには、他人との間に厚く、人工的な壁を築き上げ
なくてはならないという気持ちに駆り立てられるのです。
それらのエゴや人工的な壁はマインドによって作られているので、より深い気
づきを得るためには、その第一歩としてハートの中に入っていくことが必要に
なるのです。
前回紹介したディーパック・チョプラは
わたしとは「他人である」という真理
という言い方をしています。
ディーパック・チョプラは、わたし、だと思っている身体、感情、思考はあな
たのものではなく、単にあなたのまわりの状況が作り上げたものにすぎない、
と言っています。
「人間の身体がリサイクルされた地球であり、感情がリサイクルされたエネル
ギーであり、思考がリサイクルされた情報であるなら、あなたを「個人」にし
ているのものは何でしょう？
実は、個性もわたしたちから生まれてくるものではなく、状況への一体化や人
間関係を通して作り上げられているのです。
・・・
身体、感情、思考、個性のいずれも、独自なものでも自分の力で形づくったも
のではないとすれば、いったい自分とは誰なのか、と首をかしげてしまうかも
しれません。すぐれた宗教的な伝統によれば、「私とは他人である」というの
が偉大な真理のひとつです。他者がいなければ、私たちは存在していないでし
ょう。あなたの魂はすべての魂を映し出している鏡なのです。
・・・・
結局、たったひとりの人間を説明するにも、宇宙全体を説明しなければならな
いことに気づくはずです。
実は、すべての人間が宇宙そのものなのです。あなたは特殊な、ひとつに集約
された視点から見られている、無限の存在です。あなたの魂は普遍的でありな
がら個人的であり、その魂は他のすべての魂を映し出しているのです。」
「迷ったときは運命を信じなさい」ディーパック・チョプラ著
サンマーク出版 より
あなたの魂が他の人々の魂を映し出す鏡、そして宇宙を映し出す鏡なのですね。
そうするとあなたの魂を映し出す鏡であるオーラ・ソーマは宇宙を映し出す鏡
でもあるってことになりますね。
E.T.記
もう少しオーラソーマについて知りたい方は、
次にお進みください。
