第500f号 アヌヴィーノ田中さん「呼吸と瞑想音楽」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1.巻頭エッセイ:アヌヴィーノ田中文子さんの
「呼吸と瞑想音楽」 (2014,1/31)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さま、こんにちは。今日は新月ですね。
新月は新しいことをはじめるのにいい日ですね。
皆さまは、なにかはじめられますか?
私は「B111の大天使ダニエル」のイクイリブリアムを使ってみ
ようと思っています。
新しく誕生したボトルを使うときは、いつもわくわくします。
ちまたでは、このボトル「男まえ」とか「ハンサム」などとささや
かれているようです。
そのせいかどうか分かりませんが、ボトルの人気もこれまで以上に
高く、注文は予想を上まわっているようです。
和尚アートユニティでも一時品切れになりました。
今日の夕方からは、また通常通りにオーダーができるそうですので、
買い逃していらっしゃる方はチャンスですね。
さて、今日のメルマガでは、アヌヴィーノ田中文子さんにご登場い
ただきました。
彼女との出会いは、2011年のデヴ・オーラ「リスニング・トゥ・
ザ・スター」のコースでした。
私にとって、初めてのデヴ・オーラ。
そこでアヌヴィーノとも出会いました。
お庭のいちばん奥に、ヴィッキーさんの瞑想のお部屋がありますが、
そこでアヌヴィーノと一緒になったときに、自分のフルートをおも
むろに取り出して演奏をしてくれました。
小さな瞑想のお部屋で奏でてくれた、その凛としたフルートの音色
はとても美しく、氷がキンと張ったような清らかさを感じ、初めて
の瞑想ルームでの体験が印象的だったことは、今でも忘れられませ
ん。
その後、マイク氏のコースで一緒になる度に、彼女はコース中にフ
ルートを奏でるようになります。
長くなるので、そのあとの話はまた今度シェアしますね。
自分の呼吸が、ダイレクトに音色に表われるその瞬間は、さまざま
な要素がすべてひとつに表われるときであって、彼女の笛の音を聴
くとき、私はいつも聴き手ではなく、奏者に同一化していることを
感じます。
そして、音も一瞬一瞬が、今ここにあることをいつも感じます。
では、アヌヴィーノ田中文子さんの「呼吸と瞑想音楽」を、どうぞ
お楽しみください。
えつこ 記
………○…………○…………○………
メルマガ読者の皆さま はじめまして。
フルート演奏者&講師でもあり、オーラソーマカラーケアコンサル
タントのアヌヴィーノ田中文子です。
もともとはクラシックと吹奏楽の世界で活動をしていましたが、
2011年イギリスで行われたリスニングトゥザスターコースで、
ある人との出会いから瞑想音楽の世界に魅せられ、楽器を奏でると
きに使う呼吸の神秘に、あらためて気づいたときから私の新しい旅
がはじまりました。
その呼吸をもとに瞑想音楽のことに少し触れることにしたいと思い
ます。
♪~♪~♪~♪♪~♪~♪~♪♪~♪~♪♪
☆吐く息とともに手放していきましょう。
☆吐く息とともに光が増していきます。
この言葉は、オーラソーマのコースやセミナーで瞑想をするときに、
よくマイクさんをはじめ、全世界のティーチャーさんがリードして
くださる言葉のひとつです。
オーラソーマのコースやセミナーでは、ポマンダーワークからはじ
まり、キャンドルの点灯に続き、瞑想がはじまります。
そのときによくいわれるのが、「吐く息とともに」という言葉です。
皆さんも当たり前のようにご存知ですが、吐く息は肺から喉を通っ
て、口から流れていきます。また、吸う息はその逆で、口から入っ
て喉を通り肺に運ばれていきますね。
ですから、呼吸は必ず喉(正確には喉の気管)を通ることになりま
す。
喉はブルーの領域です。そして肺はグリーンの領域です。
ブルーは信頼と平和のメッセージを私たちに運んでくれます。
ですから、瞑想のときに呼吸を意識し、吐く息とともに信頼して不
安を手放すことで、ハートが平和になります。
ハートが平和になるということは、リラックスするということです。
なにかの本番前や緊張を感じるときに深呼吸するのは、この作用が
あるからです。
私たち命あるものは皆、今この瞬間も呼吸をしています。
その呼吸は、私たち人間も動物も、この世に生まれた瞬間に産声を
あげると同時に呼吸をはじめますが、おぎゃ~とひと声を発するた
めに、誰かに教わることなく、まず息を吸うところからはじまりま
す。
そして、生きつづけている間中、ほとんど意識することなく呼吸を
しつづけて寿命がきたとき、吐く息とともに一生を終えるのです。
吸う息からはじまった人生は、吐く息とともに終わっていきます。
これは、一生をかけて大きな深呼吸が行われているのです。
呼吸の存在は、聖書の初めに人間が創られる場面が書かれています
が、神様が人間に息を吹きかけることで命が宿ったと記されていま
す。
命が宿った私たちの身体は、小宇宙ともいわれ、大宇宙のミニチュ
アともいわれます。
その内なる宇宙と繋がるときに用いるのが呼吸です。
その呼吸を使って奏でる楽器が、フルートやリコーダーなどの吹奏
楽器です。
フルートは昔から瞑想音楽に使われる楽器のひとつで、フルートの
形の通りなかが空っぽです。
「中空の竹」という言葉が、日本にはあります。
呼吸を通して宇宙とつながるなら、その呼吸を通して奏でる音は、
宇宙の聖なる音です。
オーラソーマでは、宇宙はロイヤルブルーに対応し、聖なる音はマ
スターのなかのレディナダに対応します。
レディナダはピンクの光線で、ピンクは愛を表します。
ですから、宇宙は愛そのものということになります。
壮大なる宇宙からの愛を、フルートを通して表現したい。
私自身が中空の竹のように、ただただ宇宙の導管になって、内から
生まれる音を皆さんにお伝えすることが私の喜びです。
呼吸とともに・・・
すべての存在に祝福がありますように。
May all being have blessing with breathing!
………○…………○…………○………
アヌヴィーノ田中文子 プロフィール
Deva Anuvino(聖なるかわいい笛)
約15年間、ヤマハポピュラーミュージックスクールフルート・オ
カリナ・リコーダー講師を務める。
そのかたわら、多数のソロ、アンサンブルのコンサートを開催し、
地元レストラン等でのBGM演奏なども務める。
その他、インディアンフルートの普及にも力を注ぐ。
2010年よりオーラソーマカラーケアコンサルタントとなり、オ
ーラソーマと瞑想と音楽のつながりを研究している。
http://www.colourcarespace-sophia.com/
http://ameblo.jp/sophia-moon/
………○…………○…………○………