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オーラソーマ4本ボトル・ミニリーディング(無料)

巻頭エッセイ


第852号 柏村さん(78)「活用塾:「風の中のキャンドル」

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■ 1.巻頭エッセイ:
    柏村かおりさんのオーラソーマ活用塾
        ≪「風の中のキャンドル」のように≫ (2018,8/29)
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風の中のキャンドル。

この名前には、深い意味があります。

ボトルとの関係はこちらに書かれてあります。
http://aura-soma.co.jp/newsletter/backnumber/dtl_726.html

「風の中のキャンドル」の物語はこちらです。
http://aura-soma.co.jp/newsletter/backnumber/dtl_259.html

そして、今回は柏村さんの体験に基づく、
B84のボトルのお話です。

実際84番のボトルを使ったことがある人は、
思い当たる人もいるかもしれませんね。

でも、同じボトルでも、選ぶ人によって反応は違いますし、
メッセージも異なります。

その人にとっていいことが起こるようにと作用します。

なので、このボトルを選ぶと
「母親に対する憤り」だというわけではないので、
安心して選んでくださいね(笑)

でも、なぜそういうことが起こるのか?
という原理を知っておくと助けになると思いますので、
少しお話しておきます。

・・・と言っても、長くなるといけないので、
簡単に、ひと言でいうと、

オーラソーマをつけてその人に現れる現象というのは、
もともとその人のなかにあったものだ、ということです。

だから、レッドの怒りを内側に抱えている人は、
そこでもともと内側にあったレッドのエネルギーが
怒りとなって表面に現れることがあります。

しかし、それはとてもいいことなんです。

というのは、それが無意識に押し込められていたのが
表面に現れることで、意識的になることができて、
それが消えていくことができるからです。

もし、それが無意識に押し込められたままだと、
その怒りはいつもその人のなかにあって、
なにかの拍子に、ちょっとしたきっかけで
それが爆発したりします。

そして、ちょうど柏村さんがとばっちりを受けたように、
関係ない人にぶつけてしまったりするわけです。

本人も、なぜそんなに怒りがこみ上げてくるのか
わからなかったりします。

柏村さんだったから、そのことに気づけたわけですが、
それに気づけなかったら、
そこで喧嘩になってしまったかもしれませんよね。

そして、人生ずっと、その怒りのエネルギーに
振りまわされることにもなります。

そのまま放置すれば、恨みになったり、
さらには癌などの病気にまでなったりもします。

でも、レッドのエネルギーは情熱にもなりうるし、
そこに意識の光をもたらせば
ピンクの無条件の愛にもなるエネルギーなのです。

なので、怒りのエネルギーが悪いわけではなく、
どういう風にそのエネルギーに意識的になるか
ということが大切です。

そのエネルギーに意識的になることで、
そのエネルギーは変容することが可能になっていくのです。

レッドは第1チャクラのエネルギーでもあるので、
身体や健康とも関係します。

なので、疲れやすかったりしたときには
サポートになったりもするわけですね。

チャクラについて知りたい人は、こちらを見てくださいね。
http://unityinstitute.jp/opening_chakras.html

ですから、84番をつけることで、
その人のレッドやピンクのエネルギーに関連する
問題に働きかけて、その人の身体、感情、思考、精神や
魂のすべての次元にサポートとして作用していきます。

そこでボトルのワークをするときに大切なことは、
せっかくそこで浮かび上がってきたエネルギーに対して
意識的になるということです。

それが、オーラソーマでも強調している瞑想です。

ヴィッキーさんが、なぜオーラソーマのコースのときに
必ず瞑想をするかというと、ボトルとワークするときに、
瞑想の気づきをもたらすことが助けになるからです。

つまり、オーラソーマのボトルは瞑想と一緒に使うことで
強力になるからです。

そのなかでも、もっとも効果的な方法のひとつが
「ハートからのカウンセリング」です。

そこでは、さまざまな問題に対して、
ハートからの気づきをもたらしていく方法を教えています。

それがどんなに強力かということについて、
「ハートからのカウンセリングを体験する」の
ワークのなかで起こった出来事を、
柏村さんが書いてくれていますね。

それでは、柏村かおりさんのオーラソーマ活用塾
≪「風の中のキャンドル」のように≫を、
どうぞお楽しみください。

それでは、今日もすてきな一日を!
Have a nice day!

尚 記

    ………○…………○…………○………


≪「風の中のキャンドル」のように≫

オーラソーマのボトルのなかに、
「B84 風の中のキャンドル」という
ピンクとレッドのボトルがあります。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B084.html

名前も色のコンビネーションも可愛らしく、
女性にとても人気のあるボトルです。

ご存知の方も多いでしょうが、
「風の中のキャンドル」とは、エルトン・ジョンが
マリリン・モンローとダイアナ妃の死を悼んで
捧げた曲のタイトルです。

このお2人の人生は
どこか、とても似ているような気がします。

彼女たちの美しさは世界を魅了し、
そのカリスマ性が多くの人の心を掴み、
そして真実の愛を求めて生きた。

とても繊細だった彼女たちの
やさしい笑顔の背後にある苦悩。

そのようなことを感じます。

オーラソーマの「風の中のキャンドル」というボトル。

あるとき、このボトルを2本目に選ぶ方に、
共通するパターンがあることに気がつきました。

男女問わず、とても人懐っこくて、
やさしい笑顔が印象的な方が多いのです。

そしてそんな彼らが、このボトルを塗ると
なぜか、塗り終わるころに母親や女性の言葉をきっかけに、
怒りが噴出する。

最初に気がついたのは、
その怒りの矛先が私に向いたときでした。

仕事をきっかけにある女性と知りあったのですが、
笑顔が印象的で可愛らしい方でした。

そして、いつも彼女はこのボトルを選んでいました。

私は彼女と出会ってから、
さほど時間が経っていたわけではなかったのですが、
どのようなことにも積極的で、
明るく前向きな姿勢に好感を持っていました。

そしてあるとき、
彼女に「ポジティブだよね」と言ったことがありました。

それは、そのときに心からそう感心して自然に出た言葉でした。

彼女もいつもの笑顔で、
「ありがとうございます」と答えていました。

そんなやりとりを私は、
日常の些細なこととして忘れかけていました。

ところがあるとき、彼女と会うと、
いつもと違い表情が硬く、
なにかとても不機嫌な様子が感じ取れました。

「どうしたの?」と尋ねると、彼女からは開口一番
「前に、私のことポジティブだって言いましたよね?」
という思いがけない質問が。

私はすぐに思いだせず
「そうだった? 確かにそういう印象はあるけれど」と
答えると。

「私はポジティブなんかじゃないですから!
ほんとうは、ものすごくネガティブな人間ですから!」

と、すごい剣幕で怒鳴られてしまい、
一瞬なにが起こったのかわからなかったものの、
次第に状況が飲みこめました。

今、私に向けられている彼女のこの怒りは、
本来は彼女のなかのなにか古い問題なのだろうなと。

つまり、直接私と関係のある問題ではないと感じたのです。

そして、これまで見たことのない形相の彼女に、
彼女がいつも選ぶ「風の中のキャンドル」というボトルが、
重なって見えました。

そのときにはじめて「このボトルを選んでいたのは、
そういう意味だったのか・・・」と理解できました。

上層の優しいピンクと下層のレッド。
笑顔の裏にある噴火を待つ怒り。

その背景に気がついたときから、
「風の中のキャンドル」のボトルを選び、
このボトルを塗りたいという人々がやってくると、
私は彼らを観察するようになりました。

すると、笑顔を絶やさない優しい印象の方ほど、
塗り終えたときの体験を伺うと
「母親と喧嘩してしばらく家に帰らなかった」とか
「何気ない母親との会話のなかに、
幼稚園のころに言われた一言を思いだし、
突然、怒りがこみ上げてきて、
『幼稚園のときにもそういうことを言ったよね?』と
母親に容赦ない怒りをぶつけた」など。

多くの場合に、「母親に対する憤り」を感じました。

特に幼い子どもは、
母親に愛される努力を惜しみませんから、
「私はポジティブなんかじゃない!」と爆発した彼女も
前向きにがんばれる子どもとして
努力してきたのかもしれないですね。

このボトルの配色は、命をつなぐレッド、
つまり遺伝とも関連する色の上に、
女性性の愛が表現されるピンクが存在しています。

女性性を育むときに吸収する最初の女性モデルは、
多くの場合に身近にいる親密な女性となりますから、
母親から受け継ぐということが多くなります。

愛されるためにがんばってきた笑顔の下には、
なんとかしまい込んできたレッドの怒りや痛みが存在し、
その怒りは外に向けて飛びだす瞬間を、
虎視眈々と待っているのかもしれないですね。

このようにどこかで芽生え、抱え続けた怒りは、
機が熟したときに、ちょうど目の前にいた人に
ぶつけるという形をとることがしばしばあります。

すると、その瞬間少しだけ気が済んだように
感じるのかもしれませんが、
その後すぐに「自己嫌悪」と「より深まった傷」が、
まるで打ち寄せる波のように、幾度となく本人に戻ってきます。

私たちが抱えてきた痛みや怒りは、発散するという形では
なかなか解消していかないことが現実です。

誰かにぶつけるたびに、逆に再び自分が傷ついているのです。

では、どうしたら怒りに姿を変えた
私たちのなかの痛みと決別することができるのでしょうか?

先日、「ハートからのカウンセリングを体験する」という
クラスのなかで、長年抱えた自分のなかの痛みを、
嘘のように溶かしてしまうというワークを行いました。

そのワークにトライされた方のおひとりは、
すでに10年以上ずっと抱えた痛みがあり、
その痛みが生み出す不信感や、歪みと決別するために
参加されていました。

私たちは、ハートが傷つくと
自動的にその痛みを逃そうとさまざまな策略をしますね。

でも、その痛みはどこにも行かずに、
息を潜めてそこにあります。

そして、日常の人間関係のなかで
なにかと刺激を受けるたびに、そこが痛みます。

例えば幼いころに親から、
「なにをやってもダメだ」と言われ続けると、
そのことが痛みとなり、大人になってからも、
たとえ冗談でも同様のことを言われると、
強くショックを受けたり、
必要とされていないのではないかという恐れを
強く持ってしまうというようなことが起きます。

すると、≪痛みや恐れを感じさせる人=嫌な人≫となり、
今の関係性の調和までが乱されます。

私は、この痛みが自分のかけがえのない成長へと
変容していくというレッスンを長年受けてきました。

実際に私自身もレッスンのなかで
「痛みと戦うのではなく、その痛みと向きあい、
ひとつになることで私たちのなかの深い愛に変わっていく」
ということを何度も体験しました。

私たちは、怒りや苦しみを抱え続けることにより、
ある種のパターンを作りだし、
未来にもふたたび同じ影を落としていきます。

「風の中のキャンドル」というボトルは、
私たちのなかに長年培った悲しみや痛み、
そして怒りへの気づきと解放をするための
きっかけをくれます。

それは私たちが、今ここにいる自分を
心から満喫できる日々を取り戻していけるということです。

先日、自分のなかの痛みと向きあうというクラスに
はじめて参加した方は、ハートの痛みがマックスであると
最初におっしゃっていました。

でもその後、クラスのなかで痛みと向きあい、
ご自分のハートの内側の深いところで、
その痛みの経験のなかに入っていったとき、
10年間抱え続けてきた痛みが
いったいどこに行ってしまったのか、
まったくなくなってしまったと話していました。

そして、これまでの苦しみは
いったいなんだったのかと思うほど
楽になったとのことでした。

またその間、1時間弱でしたが、
痛みから解放された彼女の表情までが
柔らかく変わっていました。

私たちは、苦しみを抱え続けるということもできますし、
そこから解放されることもできます。

いつでも新しく生まれ変わることが可能です。

間もなく秋を迎えますが、「風の中のキャンドル」で
意外な自分のなかの憤りに気がついてしまった方は、
今年中に、ハートを重くしている苦しみから
自由になってくださいね。

心からやさしい笑顔が溢れだす秋にしましょう。

痛みを、深い愛に変えてしまう方法に興味のある方は、
長年ラハシャ先生が日本で行なってくださった、
「ハートからのカウンセリング」というコースを、
まずは半分体験してみる

「ハートからのカウンセリングを体験する」という
3日間のクラスに参加してみてくださいね。

きっと、たくさんのサプライズが待っていると思います。

Love Satya


    ………○…………○…………○………

Satya(柏村かおり) プロフィール

(株)カラフルK代表取締役
英国オーラソーマ社公認カラーケアコンサルタントティーチャ−
イメージコンサルタント/カラープランナー
Satyaブログ
http://ameblo.jp/colorfulk
カラフルKフェイスブック
http://www.facebook.com/kaori.kashimura.5
カラフルKホームページ
http://www.colorlfulk.com/

エリックスエッセンス協会代表
エリックスエッセンス協会ブログ
http://ameblo.jp/eriksessence-japan/


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