第700号 ルミエーラ叶朋佳さん「美と癒しの楽園」(30)
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■ 1.巻頭エッセイ:ルミエーラ叶朋佳さんの (2016,12/14 水)
「美と癒しの楽園 by オーラソーマ」Vol.30
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今回のルミエーラ叶朋佳さんの美と癒しの楽園は「瞑想と脳」の
関係についてのお話です。
頭脳の発達は人間を人間たらしめている機関でもあり、脳をどのよう
に使うかが、どのように生きるかということと密接に関わっています。
実際、脳は最もエネルギーを消費する器官とも言われていて、
スキューバダイビングのときに数学の問題を解くようなことをすると、
あっという間に酸素がなくなってしまうのだそうです。
また、もし脳をフル回転させると人間は餓死してしまう、という
ほどのエネルギーを消費するとさえ言われています。
頭を使ったときには、よくお腹がすくのはそのためです。
なので、脳は効率化するため、すでに一度経験したり見たりした
ものについては、省エネのため、以前に経験したことで代用しよう
とするため、実際にはものごとを見ていないのだそうです。
そこから脳は、思い込みや偏見や習慣でものごとを見たり、判断
しようとします。
新しくものごとを見ないで、過去からの経験や思い込みで判断しよう
とします。
しかし、それだと新しい進歩や発見をすることができなくなって
しまい、人間としての成長も止まってしまいます。
よりよく生きるためには、よりよく考えなければなりません。
そうすることで、個人も人類も進歩することができるのです。
瞑想は、脳の働きを超えた次元のものです。
瞑想は「無心」とか「ノーマインド」と言われていますが、簡単に
言えば「考えないこと」というふうにも言えます。
しかし、真に偉大や発見や発明は、瞑想のなかからの直観によって
なされていることが多くあります。
考えつくして、考えることでは解決の糸口がつかめなくなり、考え
るのをやめたとき、休息してくつろいでいるときや夢のなかなどで、
ふとしたひらめきから新たな創造がなされます。
ノーベル賞などを受賞した発明などの物語を読むと、そのような
発明の物語が書かれてあることがよくあります。
オーラソーマも、ヴィッキーさんの瞑想のなかから生まれたもので、
頭で考えて作られたものでもありません。
でも、そのようなことは、日常生活のなかでもよく経験することです。
瞑想は眠りの状態と非常によく似ていて、そこに気づきがあるか
どうかがその違いですが、眠る前に瞑想して、日ごろ考えてわから
ないことや悩みごとの答えを出してくれるようにお願いして、その
まま眠りにつくと、朝に答えを思いついたり、ひらめきがやって
きたりすることがあります。
考えること(脳)と考えないこと(瞑想)を上手に使って生きたい
ものです。
そういう意味では、ハート瞑想はマインドとのバランスをとって
日常生活に瞑想を取り入れるにはとてもよい瞑想法なので、おすすめ
です。
http://unityinstitute.jp/meditation/heart.html
それでは、ルミエーラ叶朋佳さんの「美と癒しの楽園 by オーラ
ソーマ」Vol.30『~聖なる神殿の生命体的真実を知る~色と光の
ヒューマンアナトミー パート2』を、どうぞお楽しみください。
今日もすてきな一日を!
尚 記
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『~聖なる神殿の生命体的真実を知る~
色と光のヒューマンアナトミー パート2』
今年4月の本連載でご紹介した『色と光のヒューマンアナトミー
パート1』の続編として、パート2がこの11月に開催されました。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12149754688.html
講師は医師であり、ホメオパシーをはじめとした代替医療のオーソ
リティでビーマーライトペンとオーラソーマの初期からのティーチ
ャーのドクター、ロバート・ハシンガー。
ドクターロバートの講座を受けるたびに、目から鱗が落ち、また
「ピンクのメガネ」をはずされます。
“ドイツ人にとって効率は神なのです”
この言葉は、ロバート氏語録のなかでも印象深い言葉のひとつです
が、今回のコースは、この「効率」が、どのように生体レベルで
重要であり人生全体に影響を及ぼすのか? というテーマを、三原色
(ブルー・イエロー・レッド)の観点で捉えていく内容でした。
私たちは生きているかぎり「エネルギー」を必要とするため、エネ
ルギーを作るための素材を食事から摂り、プロセスを経て生産され
たエネルギーを身体中で使っています。
この「エネルギー効率」について、今回は詳しく学びました。
それはオーラソーマレベル2で触れる「3つの傾向」つまり、ブルー
(取り入れる)、レッド(押しやる)、イエロー(混乱する)の
発展的内容と言えるものでした。
「3つの力(3原色の力)」が、いかにリアルに生体内で起きて
いるのか? を医師の観点から学ぶことができ「3つの傾向や色の
エネルギー」は概念ではなく、生体内(特に脳)でリアルに起きて
いることであり、それが人生を構築していく、という事実を突き
つけられた3日間でもありました。
ここで「効率」についてお話しようと思います。
「効率」と「瞑想」の関係です。
今や瞑想は、とてもポピュラーな日常の習慣になってきており、
瞑想をするとすっきりする、仕事の効率が良くなる、といったこと
がよく聞かれます。
当メルマガの読者の皆さまには周知のことと思いますが、今回、
学んだことのなかから少し「瞑想と脳」について記載しようと思い
ます。
脳のエネルギー消費という観点から見たとき、通常私たちは「思考
(イエロー)」に多くの脳内エネルギーを使っています。
思考を使わないことで、最も大切な脳の機能である「生体の維持と
修復(ブルー)」にエネルギーがまわされることになります。
さらに、瞑想時は身体を動かしていないので「エネルギーを作る
ためのエネルギー(レッド)」も消費する必要がありません。
ふだん私たちは、夜の睡眠で長時間かけ「生体の維持と修復」を
しているわけですが、上記のような理由で、瞑想もまた「生体の
維持と修復」を脳が行う助けとなり、短時間(15分でも)で効率
的に心身をリフレッシュする効果があるそうです。
私たちは、生きているかぎりエネルギーを必要としています。
食事からエネルギーを生産し、生産されたエネルギーの20~25
パーセントが脳にまわされ、脳内エネルギーは思考と行動、生体の
維持とリペア、エネルギーを生産するためのエネルギーとして使われ
ています。
ですが、私たちは日ごろエアコンなどの「省エネ」には気を使う
ものの、自分のエネルギーの「省エネ」にはまったく無意識であり、
残念なことに「エネルギーの無駄遣い」をしているようなのです。
最もエネルギーの無駄遣いにつながるのはなにか? それはなんと
「ネガティブな思考」でした。
なかでも、自分に対してのネガティブな思考は終わらないループの
ようにエネルギー浪費につながってしまうということ。
自分へのネガティブな思考、たとえば “人と比較して自分はだめだ”
といったようなことは、どんなに考えつづけても「変化と成長」に
つながることはありません。
なぜなら、変化と成長は「行動」のみから生まれるからです。
(ロバート先生談)
しかし、考えの渦のなかにはまるという状態は、私たちの最も大切
は二つの有限の資源=「エネルギーと時間」を大量に浪費すること
につながり、その結果「行動」のためのエネルギーと時間が足りなく
なって「変化と成長」の機会を逸するわけです。
この例は、「効率」の重要性をとてもわかりやすく見せてくれて
います。
また成長のための「変化」を起こすには、多大なエネルギーを必要
とする(レッドの色彩メッセージ)ということ。
そのために、無駄に脳内エネルギーを消費する「ネガティブな思考」
に執着しないことが必要なのだとリアルに理解できますね。
もうひとつ、とても役に立つことをお伝えしたいと思います。
・・・続きの記事は、写真とともにブログにて掲載。
こちらからごらんください↓
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12228505583.html
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◆参加した講座
『色と光のヒューマンアナトミー パート2(リニューアルコース)』
講師:ロバート・ハシンガー(年2回来日)
お問合せ先:
http://blp-japan.jimdo.com/
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◆ルミエーラ叶朋佳(ともか) プロフィール
オーラソーマスクール
Love&Lightラボラトリィ(東京都・表参道エリア)
AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(T3)
オーラソーマクリスタルマスタートレイナー
ビーマーライトペンティーチャー(L1)
http://www.megamiaura.com/
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