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巻頭エッセイ


第921号 上野さんカフェ(28)心と体は? 心身問題

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■ 1.巻頭エッセイ:
    上野香緒里さんのオーラソーマカフェ
     ≪心と体はつながっているのか? 心身問題≫ (2019,9/25)
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暑さも和らぎ、秋空になってきましたね。

蝉の声が遠のき、朝晩秋の虫の音が日増しに大きくなって
きています。

哲学における心身問題。

そしてオーラソーマではどの心身論が適合するのか?

興味がつきませんね。

人間とはなにか?

人生とはどういうものか?

そのなかで、オーラソーマとどのように関わるのか?

それは考えるべき大切な問題ですね。


最近は、脳科学が発達し、脳の科学的な観測装置の精度が
飛躍的に高まり、かつ量子物理学などの科学が発達したこ
とにより、以前は哲学や心理学で考えられていたことも、
物理学や脳科学の問題として観測され、考えられるように
なってきています。

とは言え、量子物理学や脳科学と言えども、そのほとんど
は仮説に基づいています。

それが部分的に観測結果によって実証されているにすぎま
せん。

そういう意味では、物理学と言えども哲学に変わりありません。

ニュートン物理学ではすべてが機械的に説明できたものが、
相対性理論によって全てが相対的になり、量子物理学に
至っては、観測者がいるかどうかが観測結果に影響を及ぼす
ことが明らかになり、こころと物質の境目がますますなく
なってきています。

物質と思っていたものが、実はそのほとんどがスペース
(空間)でできていて、物質のもととなる素粒子も、実は
無だと思われていた真空から誕生しているということがわ
かり、ますます神秘が大きくなるばかりです。

そこで思い出すのはOSHOの言葉です。

「人生とは問われるべき問題ではなく、
生きられるべき神秘だ。」 OSHO

問題を考えるのは、頭脳を持って生まれた人間の性(サガ)です。

だからこそ、ここまで科学が進歩して、快適な生活が可能
になっています。

でも、同時にこの神秘を生きることを忘れないようにした
いものですね。


それでは、上野香緒里さんのオーラソーマカフェ
≪心と体はつながっているのか? 心身問題≫を、
どうぞお楽しみください。

今日もすてきな一日を!
Have a nice day!

尚 記

    ………○…………○…………○………

こんにちは、東京・アマーリエのティーチャー
上野香緒里です。

私は現在サロン&スクール業と平行して、
某大学で西洋哲学を研究中。

古今東西、人類が最も興味を持ち、
常に研究・議論されながら
いまだ未解決である問題のひとつは・・・

「人間の心と体は、
 どのようにして関わり合っているのか」

いわゆる「心身問題」と呼ばれているものです。

私たちは日常、心と体を使って生きています。

・・・というか、
心と体がなんらかの仕方で相互作用していることは
誰でも当たり前過ぎるくらい当たり前に、
実感として認識しているのではないでしょうか。

たとえば、緊張すれば喉が渇くし、
恐怖で足が動かなくなったりします。

病は気からなんていうことわざもありますよね。

しかしそのメカニズムについては、
実はまだほとんど解明されていないのです。

心と体のつながりって、いったいどうなっているのか。
人間とは、とても神秘的な存在ですね。

心身問題は、医学・科学・物理学・心理学など
さまざまな分野にわたる壮大な研究テーマですが、
もちろん哲学的にも重要な議題であり、
多くの哲学者がこの議題について
さまざまな説を唱えています。

たくさんあり過ぎて全部は説明できませんが、
大きく分けると・・・

心か体のどちらかのみを実体と認める「心身一元論」
心身双方を実体とする「心身二元論」

・・・のふたつがあると言えるでしょう。


さらに一元論のなかでも、
実体を心とするのか、体とするのかによって
「唯物論」「唯心論」の違いがあったり、
一元論とも二元論とも違う「心身並行論」という
考え方もあったりします。

以下に、それぞれの理論を簡単にまとめてみます。

☆心身一元論(唯物論)

真に存在するのは身体(物質)のみで、
心は物質と物質が作用するときの形態、
もしくは作用した結果として生じるものであるとする。

☆心身一元論(唯心論)

真に存在するのは心(霊魂・精神)のみであり、
物質は心のなかにのみ存在するものなので、
実在はしないとする。

☆心身二元論

人間には心と体という二つの実体がある。
そしてその働きは、心がまずなんらかの思考を生みだし、
体は心の意志に従うという
心の能動性と体の受動性という形で関連付けられる。

☆心身並行論

人間には心と体が存在するが、
それらは神というひとつの実体の表現形式の違いであるので、
心と体は並行的に働く。

すなわち、心が能動的な時は体も能動的に働くし、
心が受動なら体も受動的に働く。


唯物論でいうと、「モノしか信じない」
とまでは言わなくても唯物主義的な人はいますよね。

心という見えないものより、
形あるものを信じるという現実的な考え方は、
合理的で確実性が高いと言えるかもしれません。

唯物論者とまでは言わなくても、
唯心論の「物質は存在しない」も極端だし、
そこまでは考えられないという人も多いでしょう。

しかしたとえば、そこにいると考えてもみない人が
目の前にいて目が合っているのに
その人だと気がつかない、なんてことがありますよね。

私たちは多くの場合、あらかじめ頭に入っている
記憶や情報に沿って物事を見ており、
ありのまま、そこにあるものを見ていないという
心理学的データもあるくらいですから、
そうなると唯心論も俄然説得力を持ってきますね。

心身二元論については、17世紀のデカルト以降、
近代から現代にいたるまで、心身に対する一般的な見解は
この心身二元論的なものが主流です。

ここでは、心の方が身体に対して優位に働く
というところがポイントです。

人間至上主義、ひいては(人間ならではの才能である)
理性至上主義的な西洋的な思想は、
この心身二元論的な根拠に基づくものと言えます。

現代的な価値観の基礎である心身二元論は、
いちばん納得できるという人が
多いのではないでしょうか。

心身並行論は、心と体の相互作用ではなく、
そのふたつが同じ動力源を持つことによって
同一の方向に並行的な働きをするということになります。

そして、その動力源が「神」であるということなんですよね。

神、と言うとリアリティに欠けるという人もいるかもしれません。

しかし、「心と体は一緒に働く」とか
「心と体はどちらも自分の同じ状態を現す」と考えれば、
並行論も納得できるのではないかと思いますがどうでしょうか。

これら以外にも、心身問題にはいろいろな考え方があります。


オーラソーマはどの考え方に近いのかな、と想像してみて、
どれとはなかなか決めづらいなというのが、私の考えです。

オーラソーマの創始者
ヴィッキー・ウォールが生きていた時代には、
オーラソーマは身体のバランスをもたらすもの
という捉え方が今より強かったそうです。

ヴィッキーがもともとキロポジストという
身体の治療をする人だったことも
大きかったのかもしれません。

今のオーラソーマはどちらかというと、
心(意識)にアプローチするものとしての
側面が強調されていると思います。

オーラソーマは、自分をケアして、
バランスをもたらすように努力し、
最良の自分でいられるために、
心身共に同じように大切にします。

しかし、こうして心身のメカニズムを知ろうと
何千年と研究されていることからも、
やはり私たちは自分のことを知りたいし・・・

知ることでより自分を大切にし、
健康に、幸福に、平和でいられると信じているのでしょう。

(※こちらで画像とともに掲載をしています。
 https://aura-soma.jp/blog/archives/45744


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上野香緒里 プロフィール

オーラソーマスクール&サロン「アマーリエ」代表
英国公認オーラソーマティーチャー/レベル3(上級)
リコネクションプラクティショナ−/レベル1・2・3
奇跡のコーススタディティーチャー
コズミックダイアリー(13の月の暦)講師
ユニオミスティオイルセラピスト、レイキヒーラー

HP:http://www.amarlie.com
FaceBook:https://www.facebook.com/amarlie.co.jp
Blog:http://ameblo.jp/amarlie-kaori/


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