第720号 柏村さん(69)「AS活用塾:雪解けのボトル」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1.巻頭エッセイ:柏村かおりさんのオーラソーマ活用塾
≪雪解けのボトル≫ (2017,2/22 水)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日は、オーラソーマのボトル、セラピスベイのお話です。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B054.html
セラピスベイは上層も下層もクリヤーなボトルです。
オーラソーマの創始者ヴィッキーさんは「流されない涙」という
呼び方をしていましたが、このボトルにひかれる人の特徴として、
チャレンジの側面として、過去に流されなかった涙があるという
理由からでした。
つまり、過去に辛い思いをして、そのときには我慢していた涙が
溜まっているということです。
ユニティインスティチュートのサトルボディヒーリングでは、
そのことを「凍りついた時間」(frosen time) という言い方をします。
つまり、その時間が静止したままで、エネルギーが流れず滞って
しまっていることを意味します。
そして、このボトルに接したとき、塗ったときや、あるきっかけが
あって、過去に滞っていたエネルギーが涙とともに流れだすことが
あります。
そのときに流れる涙は、まさに雪解け水のように、過去に凍って
流されなかった涙が流れていくことで、滞っていたエネルギーが
ふたたび流れだします。
その涙を流したあとは、なにか内側が軽くなったり、スッキリした
感覚、身軽になった感覚が感じられるはずです。
流される涙は、過去の悲しみや辛い思いを思いだすこともありますし、
そのような感情が伴わずに、ただ涙があふれてくるということも
よくあることです。
この「雪解けのボトル」は、そのようなプロセスを助けてくれる
ボトルです。
そのプロセスには、無条件に、ジャッジすることなく受容する愛が
必要ですので、ピンクのポマンダーとともに使うことがおすすめです。
それでは、柏村かおりさんのオーラソーマ活用塾≪雪解けのボトル≫
を、どうぞお楽しみください。
今日もすてきな一日を!
尚 記
………○…………○…………○………
≪雪解けのボトル≫
陽射しの明るさに春の訪れを感じられるようになりましたね。
雪に覆われていた大地が顔をのぞきはじめると、けなげに天を目指
す新芽を見つけることがあります。
凍てつくような純白の雪の下で、どのようにして、こんなに柔らかく
繊細な芽が育まれていたのだろうと驚きますね。
オーラソーマのカラフルなボトルのなかにも、氷のように透き通った
「セラピスベイ」というボトルがあります。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B054.html
あるときに、ボトルを選びにいらした方が、思わず手に取り、光に
かざして
「これは空っぽですか?」
・・・と、聞いてきたことがありました。
次の瞬間、光を通したセラピスベイのクリアなボトルは、そこに
あったテーブルに、美しい虹の7色を生みだしました。
大地を抱いた雪が、その内側で芽吹くために、じゅうぶんな準備が
できていない新しい命を守っているように、セラピスベイという
ボトルもまた、私たちがまだ見ることの難しい問題を、準備ができ
るまで包みこんでくれます。
そして、やがて雪解けを迎えるように、私たちとひとつに溶けあい、
凍りついたフィーリングやマインドを溶かしはじめます。
雪だるまが溶けていくときに、その姿が悲しくて、溶けてほしくない
と感じる瞬間がありますが、いったん溶けてしまうと、柔らかな春
の陽射しにほっとしますね。
そのような体験がセラピスベイにはあります。
以前、オーラソーマのレベル1という初級クラスの初日に、私が
生徒さんたちにボトルの神秘について話をしていたときのことでした。
「オーラソーマのボトルは、ときおり、まるでみなさんの話を聞いて
いたかのように反応して、その話題とリンクしたボトルが突然割れる
ことがこれまでもあり、そんなときに、ボトルの命を感じる」と。
すると、その話を聞いた生徒さんたちが、高らかに笑いながら
「そんなことがあるはずがない」と言いかけた瞬間に、棚に並んで
いたセラピスベイのボトルが大きな音を立てて、派手に割れました。
小さな悲鳴をあげた彼女達の息が止まり、一瞬なにが起きたのか
理解するのに間がありましたが、次の瞬間には、蜂の巣をつついた
かのように、「え~?」「どうして?」「なんで?」と大騒ぎしな
がら、慌ただしく割れたボトルの写メを撮っていました。
そして翌朝、瞑想の時間に、クラスのなかでいちばんよく笑い、
明るく活発な生徒さんが「涙がとまらない」と、次々にあふれる
涙を拭っていました。
「自分でも、何故泣いているのか理由がわからない」とも言って
いましたが、その日一日涙が止まらず、それはなんとその後のコース
の間もずっと続きました。
セラピスベイには「流されなかった涙の井戸」という意味があります。
あまりに衝撃的な出来事を経験したときに、人は即時にそのことを
受け止めきれないと、その痛みや衝撃を一瞬にして潜在の奥深くに
凍結保存してしまうことができます。
それは、まるでなにもなかったかのようにオートマティックにしま
われることもあれば、少しずつ魂の片隅に追いやるように、痛みを
感じなくなっていくこともあります。
でも、その試練は潜在で、ずっとそこに在りつづけ、私たちの
「貴重な経験」として、魂を美しく色づける日を待っています。
私自身にも、過去に、人前で急にあふれだした涙が止まらず、その
理由もわからないという同じ経験がありました。
そんなとき、流れだす涙に抵抗せずにいると、自分の涙の意味を
思いだし、辛かった自分を抱きしめてあげることができました。
そして、溶けだした氷の下から、ふたたびカラフルな花々が芽を
出してくれます。
そんな経験からセラピスベイを、私は「雪解けのボトル」と呼んで
います。
重いコートを脱いで、軽やかに春を満喫したいですね。
みなさまの春に、新たな彩りがそえられますように。
Satya 記
………○…………○…………○………
Satya(柏村かおり) プロフィール
(株)カラフルK代表取締役
英国オーラソーマ社公認カラーケアコンサルタントティーチャ−
エリックスエッセンス協会代表
エリックスエッセンス協会ブログ
http://ameblo.jp/eriksessence-japan/
日本メディカルハーブ協定認定ハーバルプラクティショナー
イメージコンサルタント/カラープランナー
Satyaブログ
http://ameblo.jp/colorfulk
カラフルKフェイスブック
http://www.facebook.com/kaori.kashimura.5
カラフルKホームページ
http://www.colorlfulk-school.com/
………○…………○…………○………