第524w号 マリアさん(35)「南フランス聖なる旅…」
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■ 1.巻頭エッセイ:マリアさんの
「南フランス 聖なる旅から戻って」 (2014,7/16)
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人生は旅に例えられることがよくあります。
旅では、行く先々での風景を楽しみ、史跡を訪れ歴史を偲び、さま
ざまな出会いがあり、ときには思わぬアクシデントに見舞われたり、
僥倖に出会ったり。
旅の途中で出会ったアクシデントや、いろいろなクレームに思えた
ことも、そのときは辛かったり、腹立たしかったことでも、あとで
思いだすときには、すべて旅のよき思い出のエピソードになってい
ます。
オーラソーマはそんな人生の旅のなかで、ともに人生を楽しみ、辛
いときには心を支えてくれる旅の道ずれ、友のような存在にたとえ
られます。
色や香りのエッセンスが人生の友?
・・・と、思われるかもしれませんが、実際にオーラソーマに長年
親しみ、使っておられる人たちの様子を見ていると、そのような存
在のように思われます。
そこが、オーラソーマが単なるカラーセラピーの道具ではなく、生
きているエネルギーたるゆえんなのでしょう。
オーラソーマで開催しているカリキュラムのひとつとして、マイク
氏とともに旅する聖なる旅というのがあります。
オーラソーマの6日間のコースも、ある意味内面の聖なる旅なので
すが、聖なる旅のツアーでは、実際に世界の聖地といわれる場所や
史跡を訪ねながら、その地の体験を自分の人生にもたらしていくの
です。
今回は、南フランスでのマグダラのマリアの足跡をたどる聖なる旅。
その旅の、日本でのオーガナイズを勤められたマリアさん。
マリアさんがマグダラのマリアの聖なる旅のオーガナイズって、な
にか意味がありそうですね・・・。
それでは、マリアさんの「南フランス 聖なる旅から戻って」を、
どうぞお楽しみください。
尚 記
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マイク・ブース学長率いるオーラソーマの「聖なる旅」は、6月、
マグダラのマリアの足跡をたどる旅として、南フランスで行われま
した。
私も日本のオーガナイザーとして参加したのですが、とっても貴重
な経験をさせていただきました。
旅から戻って、もう1ヶ月も経つのですが、あまりに濃厚な日々、
そして、いろいろな側面から観ることができる旅だったので、むし
ろ、これから人生の聖なる旅を歩くのだという感じがしています。
マイク・ブース学長も「Deepな旅だった・・・」と、話されていま
した。
☆ ☆ ☆
旅って、自分と無縁なところには行かないですよね?
DNAに刻まれた記憶からの呼び声に、ある日突然突き動かされて
「どうしてもそこに行きたい!」と強い衝動に駆られ、気がつくと
旅に出ていた。
または、偶然行ったのに、すごく意味のある場所だった、とあとで
気づいたり。
皆さんも、そのような経験ありませんか?
私が会社員だったころ、偶然マグダラのマリアに関する土地に行っ
ていたのですが、当時はまったく興味ナシ、後から気づいたことで
した。
それが、2003年のティーチャー1トレーニングで、ディープマ
ゼンタのポマンダーの香りを嗅いだとき、突然マグダラのマリアの
名が浮かびあがってきたのです。
そのことをマイク・ブース学長に話し、初めてキリストとマグダラ
のマリアのストーリーを聞かされ、衝撃を受けたことも覚えていま
す。
それから11年も経った2014年、オーラソーマの聖なる旅とし
てマグダラのマリアの聖地に行くことになるなんて、そのころはま
ったく想像もつかないことです。
人生のプロセスって不思議です。
オーラソーマの学びの醍醐味は、人生のプロセスの不思議について
意味を深め、楽しむことにあると思います。
☆ ☆ ☆
私たちはプロヴァンス地方とラングドック地方、南フランスのふた
つの地方を旅しました。
前半のプロヴァンス地方は、マグダラのマリアが聖地パレスチナの
迫害を逃れ、フランスに漂着した漁村と隠遁した洞窟があります。
そもそもマグダラのマリアって誰なのか? ですよね。
西洋史最後の女神といわれ、キリストの復活の最初の目撃者である
マグダラのマリアは、キリスト教世界や西洋文化では隠れた重要人
物です。
隠された女性性と女性性の解放、深い愛のシンボリックな存在です。
後半のラングドック地方は、キリストとマグダラのマリアの教えや
実在を信じる伝説が色濃く残された地方で、カタリ派の地として知
られています。
カタリ派とは中世の南フランスで秘教的な知識を伝え、カトリック
教会によって弾圧され、根絶したキリスト教の一派です。
宗教的な教義や歴史そのものが重要なわけではありませんが、土地
に刻まれている記憶と、その土地を歩く者との間にエネルギーの交
流がなされ、特別な体験を創りだします。
私たちは、カタリ派終焉の地であるモンセギュール城の岩山にも登
りました。
スペインに近い素朴で簡素な麓の村は、緑豊かで、澄んだ風が吹き
渡り、とても心地のいい場所でした。
それは、とっても意外なことでした。
迫害の記憶と結びつき、辛い体験をするのではないかと思っていた
のですが、まったく逆だったのです。
オーラソーマにも、カタリ派に共鳴するボトルがあります。
B7、B17、B31、B38、B74ですが、やはりその土地に
関する興味深い発見がありました。
オーラソーマの聖なる旅は、その土地を歩くことで地球に光のグリ
ットを創りだすランドスケープ・ワーク。
モンセギュールで味わった心地よい風は、迫害の記憶というよりも、
真実を生きた者のすがすがしさがありました。
☆ ☆ ☆
聖なる旅から戻ると、私の声が変わっていました。
特にオーラソーマのコースの、はじめに行う瞑想リードの声が変わ
ったらしく、生徒さんたちが私の変化を発見してくれました。
自分でもまったく意識しない部分での変容が、声という音になって
現れるなんて初めての経験です。
少しずつ私は、マグダラのマリアの旅で受け取った感覚の宝物を、
声を通して伝え、皆さんとシェアしていきたいと思います。
内側から溢れだす言葉しか真実味を持たないと思います。
だから、自分自身の内側の変化は、自分のペースでゆっくり熟成さ
せていきたいと思います。
(※こちらで画像、画像付きで掲載をしています。
http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11895005454.html )
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青山マリアいく子
オーラソーマL3ティーチャー
リニューアル認定クリスタルマスターパート3ティーチャー
クリスタルヒーリングファシリテーター
ホリスティックビューティサロン&スクール レゾナンス
http://resonance-light.co.jp
愛と美と祈り−青山マリアいく子のブログ
http://ameblo.jp/mariaikuko
Earth*Star 巡礼─祈りとアートの巡礼記
http://maria11pilgrim.blog.fc2.com
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