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巻頭エッセイ


第906号 鮎沢さん(91)「季節の色67」:淡紅色

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■ 1.巻頭エッセイ:
   鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.67
           ≪【淡紅色】たんこうしょく≫ (2019,7/3)
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各地で異常気象がますます激しくなっているようです。

昨年の中国地方での豪雨をはじめとして、激しい豪雨に
見舞われることが各地で多発しています。

先日テレビでその豪雨の対策について特集されていまし
たが、これは温暖化による豪雨なんだそうです。

30年ほど前にインドによく訪れていたころ、雨季の到来
が昔ほど規則正しくはなくなってきたという話を聞きま
した。

それぐらいからすでに環境破壊による異常気象について
はみんな気がついて、論じられるようになってきていま
すが、対策が取られているようでもありますが、ますま
す環境破壊のスピードが加速しているようにも思われます。

日本の季節の訪れも、昔ほど規則正しくはなくなってき
ているように思われます。

日本は経済の発展のプロセスで、大いに環境を破壊して
きていますが、その反省もあって、いまでは環境に優し
い技術も開発し、環境保護にも取り組むようにはなって
きています。

とはいえ、経済発展のために環境を破壊するという、日
本の過去の(現在でも?)過ちを繰り返している国が多
くもあるので環境破壊はますます大きくなるばかりです。

ということは、今後ますます異常気象も拡大していくこ
とが予想されます。

「季節で楽しむ日本の色」は季節への気づきをもたらし
てくれます。

そのような季節の変化に気づくことによって、日本人の
自然に対する感受性も育まれてきました。

自然と私たちの生活や人生は相互に依存しあっていて、
ひとつです。

自然を破壊することは、自分の人生や生活も破壊するこ
とだということにもっと多くの人が気づくようになれば、
環境に対する私たちの意識も変わっていくのかもしれな
いですね。


それでは、鮎沢玲子さんの季節で楽しむ日本の色 Vol.66
≪【淡紅色】たんこうしょく≫を、どうぞお楽しみください。

今日もすてきな一日を!
Have a nice day!

尚 記

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日本の暦では季節を表すものとして
「七十二候」があります。

今回は、この暦の話からはじめたいと思います。

日本には春夏秋冬の四季がありますが、
もっと細かく一年を24等分にしたものが
「二十四節気」です。

立春、立夏などの他に、清明や穀雨、小寒、大寒など、
約15日をひとつの「節気」として
季節の移り変わりを表しているのです。

この二十四節気を、さらに約5日ずつの
3つの期間に分けたものが「七十二候」です。

たった5日間ですが、草花や鳥や虫、空の様子、
地面の様子などを短い文言に活き活きと表現しています。

もう間もなく、二十四節気の「小暑」がはじまります。

だいたい7月7日からの15日間です。

はじめて「暑」の文字が使われます。

夏至で太陽のエネルギーが最高潮に達したあと、
その熱量が地上に届き、
いよいよ暑さが本番を迎えるのです。

私は、小暑の次候(初候・次候・末候と分かれているので、
2番目の候のこと)がとても好きです。

「蓮始開」はすはじめてひらく・・・
ちょうどこの時期、蓮池の蓮の花が咲きはじめます。

泥のなかからまっすぐに茎を伸ばして、
水面に大きなピンク色の花を咲かせる様子は、
清々しく神聖さを感じさせます。

蓮の花に神聖さを見た証しとして、
仏教では聖なる花として仏様が載っていますし、
「阿弥陀経」という経典のなかでは
極楽には蓮の花が咲いていると説いています。

古代エジプトでは蓮は復活の象徴とされましたし、
インドでも神聖な花とされ、ヒンドゥー教の神話や
経典のなかにたびたび描かれています。

蓮の花について調べていて、興味深いことに出会いました。

第二次世界大戦中の日本で、燃料不足を補うために
東京都が湿地帯の豊富な草炭の採掘をはじめました。

戦後もそれが継続して行われていたときのこと。

作業員が丸木船と櫂を掘りだし、研究機関で調べた結果、
発掘品のなかに蓮の果托があることがわかります。

さらに調べて年代を特定したところ、
約2000年前のものであることが判明。

蓮の研究者であった大賀一郎氏が苦労の末、
発芽させることに成功します。

繁殖した「大賀ハス」は移植され、
今では全国各地の蓮池でその花を見ることができるそうです。

蓮の花の果実はとても皮が厚く、発芽する能力を
非常に長いあいだ保持しているとのことですが、
それにしても2000年も前の種から花が咲くとは、
驚きです。

オーラソーマのなかに、
「B71 エッセネボトル2/蓮の花の中の宝石」
というボトルがあります。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B071.html

上層はピンク下層はクリアで、
水面から伸びた茎にピンク色の花を咲かせている
蓮を思わせます。

エッセネ派は、今から2000年あまり前に
存在したユダヤ教徒の一派で、
キリストとの関連があるとも言われています。

日本と中東、遠く離れてはいますが、
約2000年前の蓮の花が現代にふたたびよみがえり、
日本のあちこちで花を咲かせていることを思うと、
蓮とエッセネ派は、何か見えないもので
つながっているのではないかと感じます。

ところで、蓮の花の色を表す日本の色名を探したのですが、
残念ながら蓮の花は色名になっていませんでした。

万葉集のなかに蓮は詠まれているのですが、
なぜか花よりも葉の歌の方が多いのです。

英語なら「Lotus Pink」
中国語なら「荷花白(プーホアパイ)」

ならば、オーラソーマのボトル「B71」の
ピンク色に最も近い色を・・・と探しました。

見つけたのが、淡紅色(たんこうしょく)です。

紅に白を混ぜた淡い紅色。

開花したらわずか3、4日しか咲かないという
蓮の花のはかなさに、この色は似合っていると思うのですが、
どうでしょう。

(※こちらで画像とともに掲載をしています。
 https://aura-soma.jp/blog/archives/44070


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鮎沢玲子(あゆさわ れいこ) プロフィール

有限会社「カラーズガーデン」代表。
英国オーラソーマ社公認ティーチャー。
栃木県宇都宮市生まれ 生家は染物屋を営む。
中学校美術教師を経て、インテリアコーディネーター
として14年間住宅メーカーに勤務。
2002年よりオーラソーマ・プラクティショナー
として独立開業。
2006年より公認ティーチャーとして活動中。
http://ameblo.jp/aurasoma-c-garden/


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