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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第71回:第7身体 その3

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネルギーワークを
テーマに、今回も第7身体についてのお話を続けていきましょう。
前回は、第7身体を言葉や文章で表現しようとすると、その行為故にそこから
はずれ、第5の次元に落とし込まれるという事について、お話ししました。
また、西洋の神秘主義において、上位身体、とりわけ第7の次元が理解されて
いない理由として、西洋と東洋のアプローチの個性や違いについても、お話し
したかと思います。
前回も書いたように、第1身体〜第3身体の次元に作用するセラピー(心理療
法)は、マインドで言葉や文章に置き換えて整理していく、西洋的な理解の基
盤の中で、よく発達してきました。それは、東洋的な眼から見ると、階段を段
階的に登って成長していくといった、時空軸の中に部分をはめ込む事の出来る、
ある種の直線的なアプローチだとも言えるでしょう。
例えば、クライエント中心療法や精神分析においては、本人が持っている問題
意識を扱う、過去に遡るといった、マインドを使ったある領域での知的作業、
長期に渡って個を掘り下げていく作業が求められます。

また、こういった自己洞察や自己成長を深めていくセラピーが、うまく機能し
ないケースもあるでしょう。荒廃したあるいは多くの問題を抱えているケース、
短期間での解決が必要とされるケース、周囲は困っていても本人に問題意識が
ないケース、教育を充分に受けられなかった故に知的作業が難しいケースに対
しては、人間関係を扱うセラピーや短期療法といったものが、50年代より、
更に発展していきました。
そして、西洋においても、意識が段階的に成長していくと、いつかは、スピリ
チュアルなステップに行きあたるとも言われています。そんなスピリチュアル
な段階を扱うセラピーにおいても、西洋では、マインドが納得出来る理論化に
取り組む事で、発達してきた部分もあるかと思います。
日本人が見ると、「こんな自然で簡単な事を、どうして表にまで整理していち
いち説明するの?」と思うものもあるかもしれません。でも、西洋の人にとっ
ては、マインドでまず納得する事が、大切であったりするんですね。

西洋のセラピーの世界では、スピリチュアルな次元を理解していく上で、知的
階級、上流階級の人達の間で、禅をはじめとする東洋的な思想が流行し、取り
入れられてきました。それらが、上に挙げた関係を扱う療法や短期で解決する
療法で活かされ、発展していったというのは、興味深い事です。

スピリチュアリティに意識を向けた西洋のセラピーが、東洋的なものを取り入
れながらも、上位身体のスピリチュアルな次元に対して、思考の部分でつじつ
まが合うよう整理し、単次元で順序立てて理解しようと試みる取り組みがされ
ているケースは、少なくありません。
でも、知識を積み上げ、範囲を広げ、複雑にしていくといったマインドの機能
を使い、高位身体の次元を扱う事には限界があり、広げたものが、次元のシフ
トとは別のものであったりする事も。

7つの次元の中心の第4の次元を経て、第5身体以降になると、直線的な思考、
一元的な整理整頓、部分を見る事を通しては、本来の理解や体験は出来なくな
っていきます。第1〜第3の次元からは、第4以上の次元を識る事は出来ませ
ん。
下位次元で「正しい」とされていた事が、ある次元では反転し、別の次元では
対立するものが溶け合うといった事を、マインドに落とし込んでも、同時に多
次元的に体験し、深いところで体得する事は出来ないのですね。

例えば、分離と緊張を起こしやすい第3身体の次元で第5の次元を理解しよう
としたなら、本来はクリアな覚醒のその次元が、正誤や白黒が不明確で、曖昧
でぼんやりとした、訳の分からないものとしか捉える事が出来ないかもしれま
せん。

また、第3の次元から高位のスピリチュアルでいようとするなら、ある次元を
肯定する為に、他の次元を否定しようとするかもしれません。
生の多様性、多次元性を抱きしめられない時、光と闇が分断されている時、私
達は、他者、他のグループ、他の考え方、他の行動の否定や攻撃という形で、
自らの“部分的”な正しさを認めさせようとするでしょう。

また、第2や第3の次元で第4の次元を実行しようとするなら、違っている事
の否定、変えようとする意図が背後にある、愛や奉仕という名の“いわゆる”
教育や布教となるかもしれません。
言葉として発しても発しなくても、それは、自他がありのままである事のエネ
ルギーを収縮させ、スペースを奪い取ります。

こういった事は、スピリチュアルな領域だからこそ、美しいものでコーティン
グされていたりして、全体像が見えなくなり、よりやっかいだったりします。
そんな時には、自然界のもの言わぬ植物や動物達のシンプルな尊さに触れる事
が、マインドを柔らかにしてくれるかもしれません。
花達の純粋なエネルギーである、フラワーエッセンスを使う事も多いに助けと
なるでしょう。

今回は、西洋のスピリチュアルなアプローチについての、興味深いいくつかの
例について書いていきましょう。

以前、ボランティアや環境保護に熱心な、東洋贔屓の西洋人の友人が来日した
時の事です。
自分が行うワークショップについて、裕福な人と貧しい人によって参加費を差
別化し、なおかつドネーション形式にするのはどうかといったアイデアが、提
案された事がありました。スピリチュアルなワークなので、沢山持っている者
が充分に持っていない者をサポートする方法を設定するのは、スピリチュアル
で愛に溢れた在り方だと言うのですね。
こういった階級分けという発送は、日本では、ごく少数の人々以外では、あま
り馴染みがありません。日本では、その種の設定は上手く機能しないと説明し
ましたが、最初は、なかなか腑に落ちない様子でした。

また、これも何年も前になりますが、東洋の高僧の公演で、日本に長年馴染み、
流暢な日本語を話す西洋人が、「慈悲や思いやりとは、強い者が弱い者を助け
る事だ」とコメントし、会場が、無言のとまどいの雰囲気で包まれた事があり
ました。
後に、高僧が、その人を否定する事なく慈悲について語る事で、場のエネルギ
ーが落ち着いていきました。

プライベートや仕事で様々な国を訪れた際、東洋のスピリチュアルな文化や宗
教に傾倒し、日本人には考えられないくらいの多額のドネーションをしている
熱心な西洋人に、出くわす事も少なくありません。東南アジアにもそういった
人達がいますが、動機付けが少し違うようにも思えます。いずれにしても、彼
等の献身の姿には、日本人とは少し違った趣を感じます。

そして、もしかしたら、キリスト教的な罪の意識が関係しているのかもしれま
せんが、東洋思想に傾倒している西洋人のカルマや過去世といったものの受け
止め方には、沢山の罪悪感や深刻さが見て取れる事もあります。
あらゆるものに仏性を見い出す事に慣れている日本人の方が、カルマや宗教性
に対しては、むしろ大らかな印象を受けます。

また、ある海外のワークショップで、「自然の中に独り入り、沈黙の中で、自
然界から何かをもらい、戻って来る」というエクササイズがありました。
西洋人の参加者達は、葉っぱや石ころ等の形あるものを持ち帰り、その意味や
根拠について饒舌に説明しました。それに対して、日本人の参加者達は、「体
験」という形なきものを受け取り、何も手にせずに帰って来ました。
ワークのリーダーは、「で、あなたは何を持って来たの?」と、日本人が受け
取った事について、理解出来ていないようでした。

こういった事からも、西洋と東洋の理解とアプローチの仕方、つながる次元の
個性を感じます。
それぞれの個性やよさが活かせる次元で、それぞれが活用される時、互いが、
素晴らしい役割、ギフトとなっていくと感じています。また、融合の可能性も
あるでしょう。

西洋的なアプローチと東洋的なアプローチの融合に成功している数少ない西洋
人のヒーラーを何人か知っていますが、プラサード達もそうだと言えましょう。
彼等は、セラピストとしても、例えば刑務所でワークショップをする等、下位
身体にワークするセラピーの豊富な経験を持っています。それと共に、セラピ
ーを超えた高位身体へのアプローチを見事に行える、高みの経験も携えていま
す。マインドからの理解ではなく。だからこそ、ただ臨在するだけで、意識の
深みへと誘っていけるのでしょう。

話を、元に戻しましょう。
ある時には、仏壇を持っていたり、天使や観音様といった古今東西の聖なる存
在の像を、取りまとめて置いている、東洋好きの西洋人ヒーラーに出会った事
もあります。
そこでは、神棚と仏壇が合体したようなスペースに、天使、仏像、アフリカの
女神像、チベット法具、キリスト教の聖杯、肉体を持っているあるいは持って
いない聖者達の写真、パワーストーンの石やアクセサリーが、一堂に置かれて
いました。その為、雑多なエネルギーが飛び交っていて、微細な次元に開いて
いるなら、ちょっとした“賑やか”な事になっていると気づけるような状態で
した。

例えば、日本では、神棚と仏壇は次元の異なる役割を持ち、仏壇にお札と故人
のお位牌を置く事はありませんし、その逆もありません。また、神棚に、自分
のお守やアクセサリーを置く事もしないでしょう。そのような事をしたなら、
自然ではないエネルギーラインが出来上がり、望まないエネルギーを招き入れ
る事になるかもしれませんから。
このヒーラーさんの混合状態は、裾野は違っていても高次元の源では同じとし
ながら、実際は、それとは違う次元でアプローチしているのですね。下位の次
元の形あるあらゆるものから、分け隔てなくパワーを受ける事が、高位の次元
で源とつながっている事と認識している状態です。でも、こういった足し算的
にパーツを増やす事は、源の次元にシフトする事とは違うのです。

それぞれを通して表現されたエネルギーの個性、元型を理解し、非常にクリア
で明確な意図を持って設定出来るのであれば、もしかしたら、ヒーリングツー
ルとして機能する事もあるかもしれません。スピリチュアルなものが、その土
地や国に受け入れやすい形で変化していったように、使い手によって意味を持
たせ、エネルギー次元で育て上げる事も可能ですから。
私自身も、ワークの現場において、形を通さずにこういった次元を扱う事もあ
ります。でも、充分なセンタリングをはじめ、ふさわしい環境設定でないと、
ツールに“使われて”しまう可能性があるでしょう。
同時に、こういったアプローチは、ヒーリングとしては専門的で優れていたと
しても、究極の次元とは異なったものであり、違った役割と機能を持っている
のです。

上位の次元は、下位の次元の上にあるのではなく、それよりも大きなものです。
しかし、大きいという事を下位の次元で理解し、何かをしようとすると、本来
のところからはずれてしまうでしょう。
(つづく)

        …………○…………○…………○…………

次回は、冬休みやスケジュールの関係で、すみませんが、来年1月27日に掲
載となります。その為、今回は、2回分の文量となっています。
皆様、素敵なクリスマスと新年を、お迎え下さいね!

この連載に関連した内容を、「リヴィングエナジー」最新号にも執筆していま
すので、よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。

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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日
本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日
本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆。
日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本
フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、
セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネ
ルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」
をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セ
ラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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