パビットラさんの「フラワーエッセンス」464f号SB篇第110回:第7身体 その41━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 3.パビットラさんの「サトルボディ解剖学」:第7身体(41) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ パビットラさん、今週もよろしくお願いします。 ………○…………○…………○……… 【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】 こんにちは、パビットラです。 マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ(エネルギーボディ)、エネルギーワークをテーマにしたこの連載、今回も引き続き、第7身体とその周辺についてのお話となります。 その前に、前回、ゴールデンウイーク開催の各種「フラワーエッセンス講座」についてご案内させて頂きましたが、お越し下さいました方々に、心よりお礼申し上げます。 オーラソーマでご活躍中の方もご参加下さり、実りある素敵な時を共有させて頂きました。 ありがとうございました。 各講座のご参加者様へのお礼と共に、ブログにご紹介させて頂いておりますので、よろしければご覧下さいませ。 http://ameblo.jp/fe-select/entry-11532146223.html http://ameblo.jp/energybody/entry-11534305099.html http://ameblo.jp/fe-select/entry-11525861053.html http://ameblo.jp/fe-select/entry-11524381398.html http://ameblo.jp/fe-select/entry-11522989302.html では、本文に入っていきましょう。 前回、“私”の認識、意味付けによって世界が変えられるものならば、“私”の意味付けが止まない限り、変化は続くという事。 それ故に、時間の長短はあったとしても、幸せに留まり続ける事も、不幸せに留まり続ける事もなく、不動のゴールに到達する事もない事をお話ししました。 “私”の意味付けと同時に、世界は現れ、変化し続けます。 肉体と第2身体(エーテル体)が二人三脚でこの世界を生きるように、“私”も世界も、二人三脚で変化し続けます。 第2身体(エーテル体)が肉体の鋳型であるように、“私”は世界の鋳型として、世界を創造し続けます。 *第2身体(エーテル体)についての過去の記事は、以下のページINDEXからご覧頂けます。 http://www.aura-soma.co.jp/newsletter/backnumber/dtl_1371.html#1 例えて言うなら、“私”という人形焼きの金型が、人形焼きを製造し続けるようなものでしょうか。 整った人形焼き、崩れた人形焼き、味のある人形焼き・・・。 より完璧な人形焼きを求めて、“私”という金型を改良しながら、人形焼きという世界を創造し続けるのですね。 そして、この二元世界の永遠の製造過程のメカニズムに気づき始め、このラインに乗っている事に飽き飽きしたなら、人形焼きの金型(=創造者)である事からドロップし、別の道を探し始めようとします。 そして、ある時、ドロップしているのではなく、別の金型に取り替わっただけだったと気づいたりもして、螺旋階段のプロセスは進んでいくわけです。 例えば、「ただ在る事」というと、何かそのような“状態”があるものだと思ってしまうのですね。 これもまた、“私”の意味付けであり、「ただ在る事」の“状態”をもたらしてくれる金型に“なろう”としているのです。 探求のプロセスでこのループにはまってしまう事、はまっている事に気づかずに長年努力し続けている事、意外に多いかと思います。 上位身体の次元には、そういう“状態”も、ああいう“状態”も、どういう“状態”も、ありません。 だから、安心していいのですね。 究極を体現したと言われる聖者達が、繰り返し伝えているシンプルなポイントのひとつに、この事があるのではないかと思います。 例えば、聖者の、あまりにも簡単すぎる言葉。 Don’t worry, be happy でも、その“状態”に“なる”事で不動の幸せに至れるのだと “私”は考え、それ故に・・・ 金型と人形焼きは、二人三脚で存在します。 原因と結果は、二人三脚で存在します。 “私”と“状態は、二人三脚で存在します。 主体と対象は、二人三脚で存在します。 相互作用の中で、螺旋階段のプロセスは進んでいきます。 上位身体の次元は、もっとシンプルです。 言葉で無理に言うならば、何かをするのではなく、何であれ、している事をやめる事で、背後にあったものが現れてきます。 この現実世界の法則と同じく、プラスする事を続ける限り、空っぽさには至れないのですね。 そんなふうに、上位身体の究極のエッセンスにダイレクトに行ければいいのでしょうが、どうやらこの世界では、そこに至る迄の螺旋階段というものがあるようです。 それが幻想だったとハッとする段階が来た時、今迄とはちょっと違う、新しい風景が広がっている事に気づくかもしれません。 また、今世、もしもダイレクトに究極に気づいたのであれば、おそらくどこか別の生で、既にある程度の螺旋階段を登り、ある程度の高みから、この新しい風景を体験していたのかもしれません。 螺旋階段の段階によって、“私”の金型タイプによって、あるメソッドは役立つかもしれませんし、他のメソッドは役立たないかもしれません。 マインドが気絶するほどに考え抜いたり、肉体の限界を超えて苦行をしたり、瞑想の深みに没入したり、体感覚を通して何かを体得したり、何かの対象にトータルに献身したり。 そんなプラスのプロセスの向こうに徐々に見えて来るものは、やがては同じところに落ち着いていきます。 あらゆるマインドは、ノーマインドに、 あらゆるボディは、ノーボディに、 あらゆる数は、ワンネスに 全ての あらゆる が持つ性質は、実は、関係ありません。 金型も人形焼きも、関係ありません。 「マウントフジフラワーエッセンス講座」では、セッションを与えたり受け取ったりする練習のプロセスの中で、金型と人形焼きという表層に触れられない次元を、知らず知らずのうちに通って行く事になります。 人生観、自分感を受け入れながら、高みから観ている感じが起こってきます。 そして、そこに、何が観えていても、観ている事に変わりはないのです。 美でも、愛でも、勇気でも、辛さでも、粗雑なものでも、○○次元でも、他の星でも、霊でも、神でも、彼方でも、自分の内側でも、他者の状態でも。 観ている事が溶けたなら、観る事の行為とは違った広がりがやって来ます。 あらゆるドゥーイング(Doing)は、ビーイング(Being)に。 前回、前々回と書いた、メッセージを受け取り言語化する事は、その現象や行為故に、対象との分離や言語化故に、ドゥーイングです。 ・・・あらゆるドゥーイングは、ビーイングに。 あらゆる二元性の中にも、ビーイングはあります。 ビーイングは、二元性を締め出す事はありません。 あらゆるドゥーイングは、ビーイングから離れる事はありません。 その事自体を、振動を通して伝えるのが、ニューヴィジョンメッセージです。 あらゆる言語化を、乗り物にして。 そういう“状態”も、ああいう“状態”も、どういう“状態”もありません。 だから、安心していいのですね、と。 *ニューヴィジョンメッセージについて説明すると長くなるので、以下をご参照下さい。 http://www.floweressence.co.jp/Session/Pavitraa_1.html#8 ニューヴィジョンメッセージは言語という乗物を通して、「フラワーエッセンス講座」では、技法の背後にあるエネルギーのトランスミッションを通して。 だから、マウントフジフラワーエッセンスの書籍のタイトルを、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の"Being"—」としました。 ニューヴィジョンメッセージの言語も、トランスミッションのエネルギーも、美も、愛も、勇気も、何者も指してはおらず、伝達もしていません。 それが何であれ、あらゆるドゥーイングの背後で振動している、ビーイングの存在感(不在感)。 それが、ニューヴィジョンメッセージの言語、トランスミッションのエネルギーの核心です。 それは、マウントフジフラワーエッセンスの72のボトルのジョーカーである、スピリッツにも通じるものなのかもしれません。 ・・・あらゆるドゥーイングは、ビーイングに。 ここには、通常に深く読む事でのスピリチュアルな理解とは異なる、ある種の人が感得するかもしれない、深みの振動が堂々と隠されていたりします。 今回も、うまく言語を通して表現出来ませんでしたが、とりあえず、今回はこのままに。 ここにもまた、ビーイングが振動しているのですね。 (つづく) …………○…………○…………○………… 次回は、6月21日にお会いしましょう。 【筆者パビットラのプロフィール】 フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。 |
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