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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


424号SB篇第103回:第7身体 その34

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

こんにちは、パビットラです。
マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ(エネルギーボディ)、エネルギーワークをテーマにしたこの連載、今回も、第7身体とその周辺についてのお話、「それ」の紐解きが続きます。

その前に、お礼を申し上げます。

前回アナウンスさせて頂いた、2012年8月4日(土)5日(日)開催の「癒しフェア東京」では、ハートサポートシステムのブースに多数の方にお越し頂き、本当にありがとうございました。
また、無料ワークショップ「エッセンシャルライフWithフラワーエッセンスヒーリング」は、おかげさまで満席となりました。
いらして下さった皆様とご縁を持たせて頂いた事、ハートサポートシステムスタッフ一同、日本フラワーエッセンス協会認定フラワーエッセンスセラピスト一同、心より感謝申し上げます。
また、無料ワークショップの会場が分かりにくく、ご参加頂けなかった方々が結構おられたと、後でお聞き致しました。大変申し訳ありませんでした。早速、主催者サイドにお伝えし、表示等のご検討のお願いをさせて頂きました。

それでは、本文に入っていきましょう。

前回、“私”によって対象化出来るあらゆる内外の現象は、たとえ素晴らしい“霊的進化”と思えるものであっても、「それ」ではないといったお話をしました。
そして、その都度、現象が起こっている源へとただ戻るという、努力を止める為の努力(!)が、現象に巻き込まれない事に役立つともお話ししました。

肉体の生死においても、そこから自由になろうとする霊的な生死のプロセスにおいても、私達は自ら、あらゆる現象を紡ぎ続けているのです。
その紡がれる台風の中心に戻り、リセットするという地道な繰り返しは、気づきをどんどんシンプルにしてくれます。

どんなに複雑で多様な台風が引き起こされていても、台風が起こる目は、いつも同じなのですね。

探求とは、至ろうとするのではなく、戻っていく事なのかもしれません。

また、前回は、日本初のマウントフジフラワーエッセンスの開発や新しいヒーリング技法の体系化について、もしかしたら、瞑想者や探求者でなければ思わなかったかもしれない事も、書かせて頂きました。

生まれる事も死ぬ事も起こった事がなく、超えて行く過程もない「それ」への探求者達を鼓舞する、「指し示すもの」、「招き入れるもの」としてのマウントフジフラワーエッセンス。
その生成にあたって、死ぬ事での再誕生の象徴とも言える従来の製造法とは違う「何か」を求めたのは、自然な事でした。
それは、死と再誕生というドラマティックな台風ではなく、台風の目に通じるのかもしれません。

下位身体から上位身体迄、幅広い次元で作用するマウントフジフラワーエッセンスですが、その作用の核は、台風に目を奪われる為のものではなく、台風の目に戻る事だと言えるのかもしれません。
たとえ周辺が大荒れであったとしても、その中心には、永遠の静けさがあるのです。

また、バッチフラワーエッセンスの特徴である、ポジティブ—ネガティブ 調和—不調和 の対極があってこその作用から、対極の動きを超えたサトルボディ(エネルギーボディ)の上位次元へと開いていく可能性に着目し、バッチフラワーエッセンスと「エネルギーペネトレーションペンダント」(EPP)を使ったヒーリング技法を体系化しました。
それは、私達が、ポジティブ—ネガティブ の縛りの中にいなくてもいい事、天国と地獄という幻想の中にいない事への気づきを、揺さぶってくれるのです。

台風ではなく、目を見る時だよ、と。

マウントフジフラワーエッセンスを使用した方や、講座やセッションを受けた方から、「自分が何かをしたわけではないのに、何かあったわけではないのに、ある日を境に、世界への感受性が変化した」といったフィードバックをよく頂きます。テーマに対する変化が起こった事とは別のところで、具体的に何も変わっていないのに、何かが「変わってしまった」のですね。
こういった、何かの雲の層を突破したような実感は、マウントフジフラワーエッセンスの特徴です。
子供の頃、ある日突然、逆上がりや跳び箱が出来るようになった瞬間と、少し似ているでしょうか。
地道に台風の目に戻る事を重ね、ある日、台風の目を体験するような。

ハートサポートシステムで行われているフラワーエッセンスの講座、とりわけ「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」では、下位から上位迄のサトルボディ(エネルギーボディ)、女性性と男性性、集合的な事柄や過去世といった微細エネルギー解剖学を詳細に学んだり、それらを感じ取れる個々の方の能力の個性を開いていきます。
毎回、様々なリーディング、ヒーリングを体験し、習得します。
そういった段階的、多角的なプログラムを進みながら、参加者の方は様々な次元の体験をし、日常でフラワーエッセンスを使う事での作用も受け取り、変化していかれます。
でも、本当に大切な核は、分からないところで起こります。
講師は、その核の香を伝える言葉化やヒーリングはするかもしれませんが、大切なものは、現象の背後で伝わるのですね。

ハートサポートシステムのフラワーエッセンスの講座では、たくさんの理論や技法を教わります。
そして、理論や技法を超えたものは、ただ在る事で「伝達」されます。教わったり、練習したりする事を通してではなく。
台風は教われても、台風の目は教われません。
台風の目に戻るコツは教われるかもしれませんが、その深みは、行為の背後に在るのです。
その「伝達」—トランスミッション—は、変化する現象の背後にあるスペース、言葉の間にある沈黙、雲の後ろに臨在する空のようなものかもしれません。

ハートサポートシステムで行っているフラワーエッセンスのセッションでも、同じ事が言えます。
下位身体の次元では、サトルボディ(エネルギーボディ)のリーディングやヒーリング等、表層の世界では働きかける事が色々とあって、様々な事がクライエントさんに行われます。
同時に、ポジティブ—ネガティブ の二元性から、クライエントさんと出会ってはいません。その人が自分の事をどう思い、どのような状態であるかとは関係のないところでの出会い、それらによって揺れ動く事のない出会いというものがあります。
表層では確認出来ないこの在り方こそが、より深いところでのサポートとなるのです。

古今東西のスピリチュアルな領域においても、例えば、ただ、師の臨在と共に在るといった事を通して、伝えられるものがあります。
でも、もし、理論や技法の習得といった表層の行為に目を奪われていたなら、何の価値もない、意味のないものとして、逃してしまうかもしれません。
(確かに、「意味のないもの」だと言えるでしょうか!・・・ここで笑う方は、台風の目に目が向いている人かも?)

以前、リーラが言っていたのですが、「自分達のやっている事を模倣する人達が沢山いる。表層では同じように見えるけれど、本当に大切なものが伝達されないので、体験が全く違うと多くの人達に言われる」と。
これを聞いた時、ハートサポートシステムのフラワーエッセンス講座も、それと似ていると感じました。講座のカリキュラムの説明文までほとんどそっくりの模倣もあるのですが、得るものの質が全く違うと、よく言われるのですね。

伝授、霊授、潅頂、イニシエーション等と呼ばれる、ある種の能動的な儀式にも、本来の核には、そういったものに通じる深みがあるのではないかとも感じています。例えば、日本に逆輸入されたレイキのアチューンメントも、そのひとつと言えるのかもしれません。
こういった事には、理論や技法といった行為以上に、伝え手の在り方に依るところがあるのかもしれません。在り方次第で、時には、単なる形式、エンタテーメント、ビジネスで終わってしまう事もあるのですね。

ハートサポートシステムでもレイキを行っていますが、伝え手が本来の核を認識しているかいないか、「ソース」を体験しているかいないかで、ヒーリングになったり、上位身体への上昇となったり、台風の目に戻る事になったりもするのではないかと感じています。

いずれにせよ、どんなに遠くに旅しても、どんなにドラマティックな体験をしても、戻るところは、いつも変化しないのです。
(つづく)

        …………○…………○…………○…………

次回は、9月28日にお会いしましょう。

メルマガの読者様で、ハートサポートシステム(有)主催の各種「フラワーエッセンス基礎講座」、「フラワーエッセンスプロ養成講座」について、名称、あるいはプログラム内容、システム、文章表現等が類似したものと間違われたり、編入出来ると誤認されるケースが起こっているようです。
ハートサポートシステム(有)の修了証は、主催のオリジナル講座でのみ発行され、全「フラワーエッセンスプロ養成講座」の修了生は、「日本フラワーエッセンス協会」の認定資格を取得する権利を持つ事が出来ます。
それ以外のところで、修了証、認定証を発行している事実はなく、他団体の類似講座に編入する事で、ハートサポートシステム(有)の各種講座で学んだ理論と技法を使ったセッションを行う資格を得る事は出来ません。
また、他団体の講座を受ける事で、ハートサポートシステム(有)との卸取引の権利が得られるといった事実はありません。
もし、これらの件に関してお困りの事、分からない事がございましたら、ご遠慮なく弊社にご相談下さい。

「サトルボディ」については、「サトルボディヒーリング」をご参照ください。
http://oshoartunity.com/mail/orderform.cgi

また、「マウントフジフラワーエッセンス」については、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」をご参照下さい。
http://www.floweressence.co.jp/Essence/MFbook.html

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*最新ワーク情報・個人セッション・無料小冊子のご請求*
「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座(実践レベル)」は、フラワーエッセンスやサトルボディ(エネルギーボディ)の基本をご存知の方向けに9月4日から毎週火曜日全6回開催。昼間クラス12:30~15:30、夜間クラス18:30~21:30。
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」は、今冬開催予定。
「レイキ」Ⅰ&Ⅱは9月29日&9月30日、Ⅲは10月27日、ティーチャーは11月17日に開催。
これらの最新ワーク情報と各種個人セッション、無料小冊子のご請求は下記より。
http://www.floweressence.co.jp/

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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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