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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第64回:第6身体 その5

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネルギーワークを
テーマに、今回も、第6身体についてのお話を続けていきましょう。
前回、第6チャクラの次元から「見る事」について、マウントフジフラワーエ
ッセンスのセッションでのセラピストの在り方に対応させて、書いていきまし
た。今回も、それらを例にして、続けていきたいと思います。
肉眼で見る時、私達は、やって来る様々な情報に揺れ動き、エネルギーを消耗
します。それに対して、第6の次元の内なる眼の機能は、行為としての「見る
事」ではない為、「見る事」によって、消耗は起こりません。
第6チャクラを活用したワークをして、もし、とても疲れるといった場合、
第6チャクラを肉眼のように使ってしまっている可能性があります。
見る事により、オーバーロードしたり、たくさんの集中したエネルギーを放出
したりして。
部分的な第6チャクラの能力だけでなく、本来の可能性にもっと開かれていっ
たなら、サイキックなリーディングをしたとしても、疲れるといった事はなく
なってくるでしょう。

第6チャクラで見る事、内なる眼が明らかにする内なる光は、一元的な360
度の方向性ではなく、選んだものだけをスポットライトのように照らし出すわ
けでもなく、下位のあらゆる次元になじみ、それでいて、そこに同化して揺れ
動く事はないのです。
第6の次元と対応する第6チャクラの「見る事」は、気づきであり、観照であ
り、ただ在る状態です。それは、肉眼の眼のエネルギーの流れ方とは、違った
ものです。

そんな「見る事」を大切にしているマウントフジフラワーエッセンスのセッシ
ョンでは、情報を蓄積した部分的な眼を養うのではなく、眼の固定から自由に
なっていく事を体得します。
「講座に参加したいんですが、自分はオーラやチャクラを見る能力がないし、
過去世を思い出した事もないんですが、大丈夫でしょうか・・・」と心配される方
もいらっしゃいます。でも、マウントフジフラワーエッセンスは、それらの行
為を最終ゴールとして見立てていない為、気にされる必要は全くないのですね。
マウントフジフラワーエッセンスのセッションでは、見るという行為を通して
見えて来る、様々な部分に主軸を移動していくのではなく、選ぶ事のない気づ
きとしての「見る事」が大切なのです。

その移動しない次元に在って、起こる事に寄り添い、くつろぎの中でセッショ
ンが流れていく時、必要なものは自然に紐解かれ、何らかの表現方法を通して、
ひとりでに現われてきます。沈黙と流れの両方に立ち会っているそのスペース
は、疲れや混乱に巻き込まれる事の引力圏外にあります。

見えるものであれ見えないものであれ、肉眼であれ内なる眼であれ、セラピス
トがクライエントの内外に見たものに同化する時、クライエントにも、同化が
伝染されます。それは、時には、何年もの間、セラピストがそうであるように、
クライエントのエネルギーフィールドを固めるようにコーティングし、彼等自
身と人生に制限をかけたりするのです。

ただ在る事のスペースは、クライエントのエネルギーが緩み、様々な同化の檻
から外に出て、違った次元で見通す事を招待している、広大な部屋のようなも
のです。
でも、ただ在る事の広大な部屋は、セラピストという個が所有するスペースで
はありません。個が何かをして創り上げる、能力、特色とは違った領域のもの
です。

ただ在る事のスペースの中、クライエントは、意識していてもいなくても、追
い詰められたり、判断されるのとは違う、内なるスペースの広がりのようなも
のとつながっていきます。
そのスペースから、クライエントの自然な力や可能性は動き出し、それらは、
現実へと落とし込まれていく潜在力も持っているのです。
何に依る事もなく癒しが起こる時の不思議な感覚は、光がそこに在る事にふと
気づいたような、論理的な言葉では表現出来ない「そうだ!!」、「分かった!!」
といった深い理解の次元が開くような感覚です。それを体験すると、クライエ
ントの内なる強さが発動するのです。

また、在る事の広大さの中では、いわゆるサイキックな何かが起こっていった
としても、あたかも柔軟な技術のように、あるいはその時々に訪れるギフトの
ように、自然な流れとして扱われてもいくでしょう。

私達は、第1~第3の次元の中で、水平的に何かをしようと、何かに到達しよ
うと戦ってしまいます。でも、身体も、感情も、自己イメージも、思考も、そ
れらは移り変わっていくものであり、時にはポジティブで、時にはネガティブ
で、そのようにある事は全く自然で、悪い事でも駄目な事でもなく、あたりま
えのものです。
ただ在る事のスペースに触れて、そういった下位の次元の変化していくものを
見守り、ハートでそのままを抱きしめていくと、現実の人生は、より自由に、
幸せに、生き生きとしてくるでしょう。

マウントフジフラワーエッセンスを使って、宝くじが当たったりラッキーな事
が起こったり、予想外の展開があったりといったフィードバックを、よく頂き
ます。マウントフジフラワーエッセンスの作用の特徴のひとつとも言える、動
きの次元で起こる不思議な現象や変化は、何気なく感じる変化と同様、凝縮し
て表現された象徴的な姿であり、現象として降りてきた雛型のようなものです。
その変化を受け取る事を楽しみ、同時に見守っている事で、人生の広い領域で、
等身大の変化へと、更に開いていけるでしょう。

マウントフジフラワーエッセンスがワークしているのは、現象のポジティブネ
ガティブといったものが「現われる前」なのです。そこは、変化していく現象
の光を追い求めたり、動かされ続ける事から自由である、内なる眼をノックす
るのです。
(つづく)

        …………○…………○…………○…………

来週はお休みとなります。
8月19日に、またお会いしましょう。

この連載に関連した内容を、「リヴィングエナジー」最新号にも執筆していま
すので、よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。


*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日
本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日
本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆。
日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本
フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、
セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネ
ルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」
をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セ
ラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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