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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第95回:第7身体 その27

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■ 3.パビットラさんの「サトルボディ解剖学」:第7身体の27
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パビットラさん、今週もよろしくお願いします。

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【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギ
ー解剖学】

こんにちは、パビットラです。
マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネル
ギーワークをテーマに、今回も、第7身体とその周辺についての
お話をしていきましょう。

上位身体に上がっていくにつれ、言葉を超えた次元へと入ってい
きます。本来は言葉で表現する事が出来ないものですが、上位身
体のお話になってから、「読んで楽になった」、「今迄とは違う
観方をするようになった」といったフィードバックを、以前より
頂いています。
また、マウントフジフラワーエッセンスを使用され、「新たな理
解が生まれた」、「目から鱗で吹っ切れた」といったお声も、頂
戴しています。

もし、「これ迄、下位身体(肉体、感情、思考、信念、トラウ
マ、カルマ等の次元)を見つめたりヒーリングしてきて、沢山よ
い変化を受け取ったけれど、本当に求めているものはもっと違う
ところにある気がする」、「きっと、この先があるはず」と感じ
ているのなら、上位身体の「目覚め」への渇望が。動き始めてい
るのかもしれません。
新しい在り方へと開いていくのに、熟してきているのですね。

集合的にみてハートチャクラの次元へと上昇していく時代の中、
上位身体にフォーカスするそんな人達も、これから増えていくだ
ろうと感じています。

そういった時期にご自身がさしかかっていると感じているなら、
もしご縁があれば、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講
座」にいらして下さい。ゴールデンウイークに集中講座がありま
すので、遠方の方も参加されやすいかと思っています。
講座では、マウントフジフラワーエッセンスを切り口に、サトル
ボディの7つの次元の理論だけでなく、実際のワークを通して、
下位身体から高位身体の次元へと上昇していくプログラムが組ま
れています。自然に高位身体のテイストを味わい、進んでいきま
す。

元々、究極の「目覚め」というものを意識して開発されたマウン
トフジフラワーエッセンスですが、今の時代的にみても、フィッ
トする方がおられるのではないかと感じています。

さて、前回は、“私”と「それ」とを対比しました。
今回は、たびたび頂くフィードバックから、上位身体の「目覚
め」への渇望を、どのように扱っていくかについて、書いていき
たいと思います。
(本当はそのような事は言えないのですが、渇望への狭間のとこ
ろに納まって、無理やり書いていきましょう。)

スピリチュアルな成長を求め、上位身体の「目覚め」を渇望して
いる多くの人に、意外とハマりがちな状態があります。
それは、「それ」への渇望から、“私”を超えて「それ」へと向
かう為に行っているあらゆる事が、あるいは行わない事が、実
は、 “私”の中を堂々巡りしているかもしれない?という事。

つまり、“私”という金魚鉢から出る為に、金魚鉢の中で、何と
かしようと考えたり、反応したり、観察する事を、やり続けてい
るのですね。

もし、何年も何をしても変わらないと感じているなら、あるいは
アップダウンを繰り返しているなら、それは、“実は、金魚鉢の
中に(同化して)居続ける為の努力を、し続けているよ”という
サインなのかもしれません。

金魚鉢から出る為の努力の“ネタ”を、自ら金魚鉢に与え続けて
いるが故に、出る為の努力は続き、金魚鉢から出られなくしてい
るのですね(!!)。

“私”が創造したものを“私”が解放し、また別の何かを創造
し、またそれを解放する、金魚鉢の中の生滅のプロセス。
ある要素が完結し、また、新たな要素がやって来ます。
確固たる意志を持つ“私”も、大きな目標を実現した“私”も、
霊的成長を目指す“私”も、自己を見つめる“私”も、金魚鉢の
中で起こっています。
それが、下位身体での“私”の成長というものです。
そして、それには、何も悪い事はありません。

ただ、この繰り返しが臨界点に達していると感じるなら、このつ
たない文章が何となく気にかかるなら、マウントフジフラワーエ
ッセンスに惹かれるのなら、今迄とは異なる在り方を探る時が来
ているのかもしれません。

自分の尻尾を追いかけグルグル回るワンちゃんのように、
“私”が観ているものは、その動機や行為自体も含め、際限のな
い“私”自身です。
そして、際限のない状態にし続けているのも、“私”自身です。
“私”がいるから、内側の世界も外側の世界も存在します。
“私”の尻尾を観ているから、「それ」が観えません。

「それ」は、金魚鉢の中味とは、全く関係ありません。
“私”が何をしたかしなかったか、何を感じているかいないか、
何を知っているかいないかには、一切関係ありません。

“私”は、「それ」とは出会えません。
“私”を探る事で、“私”を知る事は出来ても、「それ」を知
る事は出来ません。

とりわけ西洋では、論理では理解不可能なこの部分で滞ってしま
い、第3身体(アストラル体)の自己イメージの向上に向かう事
が少なくありません。
ですが、そんな時のブレークスルーに役立ってくれるのは、第3
身体ではなくハートチャクラなのですね。
今迄の第3身体の意志力や成し遂げる力、論理や検証が、実
は“私”の金魚鉢の中の不確実な要素である事に、様々な人達が
気づき始めています。
ですから、集合的にハートチャクラの次元へと上昇していこうと
しているのも、当然な流れなのかもしれません。

話は変わりますが、東洋的な在り方の影響を受けた西洋のセラピ
ー、カウンセリング、ボディワーク、ヒーリングの領域で、よ
く、“今、ここ”と言われます。
例えば、「今、ここの身体に意識を向ける事」や、「今、ここの
感覚に入っていく事」、「今、ここの思考に気づいている事」。
これらは、スペースアウトした状態から現実に戻ったり、感受性
や表現力を開いたり、自己観察力を深める為の有効な方法です。
ある種の瞑想でも、ある状態に入っていくのに役立ちます。
私自身も、肉体や感情にフォーカスする時等に、こういった気づ
きの技法を扱います。
実際、サトルボディのある段階迄は、とても役立ちます。
人によっては、今、ここの背後にある沈黙やスペースに、感覚的
に気づく事もあるでしょう。

でも、過去と未来の間の “今、ここ”であるなら、それは、金
魚鉢の中にあるのです。
過去も、未来も、今も、ここも、そこも、あそこも、“私” と
いう金魚鉢の認識があるから、存在するのです。
あらゆる時間、空間、場所、肉体、感情、思考の始まりから終わ
り迄、“私”の中で起こっています。
だから、肉体や感情や思考の“今、ここ”の体験を、金魚鉢の中
の体験者が観察する事は、自分の尻尾を追い続ける事となりま
す。

金魚鉢は、落ち着き、腑に落ちたいのです。
つじつまを合わせ、完結したいのです。
堂々巡りの旅を終わらせて、絶対的な拠り所を見つけたいからこ
その「それ」への渇望故に、自分の尻尾を追い続けるしか出来な
いのです。

でも、落ち着き、腑に落ちても、新たなソワソワがやって来ま
す。
つじつまを合わ、完結しても、新たな刺激要因がやって来ます。
「それ」と出会う為に、“私”に出来る事は何もない、と降参す
る迄は。

マウントフジフラワーエッセンスの講座では、 “私”との付き
合い方を、セッションでの在り方を通して体得していきます。
それは、下位身体から見たら、“私”の確かさの根底が揺らぎ始
める事なのかもしれません。

これは個人的な感じなのですが、上位身体に向かう過程では、
“私”が生まれる事、生きる事、死ぬ事に、興味がなくなってい
くかもしれません。
といっても、これは、下位身体で言う、厭世主義や虚無感とは異
なる状態です。下位身体が想定しない、平安、くつろぎがやって
来ます。

そこでは、愛が “私”を超えて、際限なく広がっています。
生きている “私”の恐れや不安を、大いなる信頼が包んでいま
す。この信頼は、0との比較での100%ではなく、信頼に値す
る保証や支えがあるのでもなく、ただの全信頼です。
特別な現象も、不思議な能力も関係ありません。

通常、セラピストがセッションでクライエントと接する時、その
人の“私”が感じている、金魚鉢の中の痛み、生き辛さ等に寄り
添います。
マウントフジフラワーエッセンスのセッションでは、セラピスト
は、それらを包み込み、際限なく広がる次元、大いなる源泉とつ
ながって在る事へと開きます。
それは、たとえ上位身体の次元をダイレクトに扱ったり表現しな
かったとしても、クライエントが自分自身で変容していく援助に
なるでしょう。
それは、言わば、「何もしない事」での援助です。

また、マウントフジフラワーエッセンスが仲介に入る事で、自然
と沈黙のスペースが広がっていきます。言葉を超えた沈黙の交感
は、時空を超えた上位身体を響かせます。
“私”が沈黙し、言語化が止む時、「それ」へのドアは、開きや
すくなるのです。
(つづく)

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次回は、4月4日にお会いしましょう。

メルマガの読者様で、ハートサポートシステム(有)主催の各種
「フラワーエッセンス基礎講座」、「フラワーエッセンスプロ養
成講座」について、名称、あるいはプログラム内容、システム、
文章表現等が類似したものと間違われたり、編入出来ると誤認さ
れるケースが起こっているようです。
ハートサポートシステム(有)の修了証は、主催のオリジナル講
座でのみ発行され、全「フラワーエッセンスプロ養成講座」の修
了生は、「日本フラワーエッセンス協会」の認定資格を取得する
権利を持つ事が出来ます。
それ以外のところで、修了証、認定証を発行している事実はな
く、他団体の類似講座に編入する事で、ハートサポートシステム
(有)の各種講座で学んだ理論と技法を使ったセッションを行う
資格を得る事は出来ません。
また、他団体の講座を受ける事で、ハートサポートシステム
(有)との卸取引の権利が得られるといった事実はありません。
もし、これらの件に関してお困りの事、分からない事がございま
したら、ご遠慮なく弊社にご相談下さい。

「サトルボディ」については、「サトルボディヒーリング」をご
参照ください。
http://oshoartunity.com/mail/orderform.cgi

また、「マウントフジフラワーエッセンス」については、「マウ
ントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花
の“Being”—」をご参照下さい。
http://www.floweressence.co.jp/Essence/MFbook.html

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*最新ワーク情報・個人セッション・無料小冊子のご請求*
「マウントフジフラワーエッセンス基礎東京集中講座」は4月2
9日~5月1日、「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成東
京集中講座」は5月2日~5月5日に開催。
「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」は、単発参加可の
入門レベル(昼間クラス・夜間クラス)が2月21日と、体験レ
ベル(昼間クラス・夜間クラス)が2月28日に開催。6回連続
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これらの最新ワーク情報と各種個人セッション、無料小冊子のご
請求は下記より。
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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に
咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めて
FEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラ
ワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフ
ジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」
を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポー
トシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエ
ッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発
等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、
ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモ
ットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方
から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活
躍中。

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