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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


416号SB篇第100回:第7身体 その31

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■ 2.パビットラさんの「サトルボディ解剖学」:第7身体 その31
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パビットラさん、今週もよろしくお願いします。


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【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】
こんにちは、パビットラです。
マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネルギーワークをテーマにしたこの連載、金環日蝕にからめた下位身体についての前回の番外編から、再び、第7身体とその周辺についてのお話に戻りましょう。

本文に入る前に、お礼とご報告をさせて頂きます。
メルマガに掲載して頂いた、「日本フラワーエッセンス協会」主催震災支援チャリティワークショップ「“花のエネルギー”と出会う バッチ博士のフラワーエッセンスミニワークショップ&ミニセッション体験会」が、2012年6月10日に開催されました。
一般参加者様の参加費は「日本フラワーエッセンス協会」の名称で、講師からは「ハートサポートシステム(有)」の名称で、翌6月11日に、「東日本大震災動物救護活動」(福島県動物救護本部)に寄付させて頂きました。
http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/kyuugoindex.htm

ご参加頂いた方々には、こころよりお礼申し上げます。
また、メルマガでの紹介をご快諾下さった和尚アートユニティの尚さんやスタッフの方々にも、深く感謝しております。
本当にありがとうございました。

また、地道な支援も継続しております。
被災された方には、無料でフラワーエッセンスのボトルをご提供したり、日本フラワーエッセンス協会認定セラピストによる無料でのヒーリングを承っております。
もしよろしければ、いつでもご活用下さいませ。
http://www.floweressence.co.jp/Sinsai.html

さて、前々回、決して言葉で表現出来ない「それ」を伝える為に、古の時代より、聴き手のプロセスに寄り添った多様な表現が試みられてきた事をお話しました。
それらは、時には、言葉を超えた次元故に、正反対の表現になったり、矛盾を孕んでいる事もありました。

また、時を経ながら、様々な人々によって異なる次元で理解されたり、“翻訳”されたりして、ますます、ややこしくなってしまった事もあったかもしれません。

そして、今の時代。
古の時代からの「それ」を表現した言葉を、情報として簡単に手に入れる事が出来る現代。
でも、隠される事なく大っぴらに表現されてはいても、その開かれた秘密は、結局は受け手次第で、隠れたり、現れたりもするのです。

「それ」の探求が続いていく中、人によっては、こんな事もあったかもしれません。
探求の長い時を経て深まった理解を、言語を通して表現したなら、探求の最初と全く変わりない言葉がやって来た事が。

表現の背後では、今迄とは違う理解が起こっていても、表現された言葉そのものは、同じだったのですね。

そんな風に、地上での理解と成長は、螺旋階段のように進んでいきます。
ある階が飽和状態になったら、次の階に上がり、またそこも飽和したなら、その次の階に上がりと、言葉の背後の意味は、螺旋をひと巡りするごとに変化し、深みを増し、最上階へと近付いていくのです。

でも、螺旋階段のどこにいても、言葉は、いつも、こころの活動の後に現れます。
そこには、活動を起こすこころの持主の、“私”がいます。
言葉は、螺旋階段を進む“私”の過去から現れ、螺旋階段の未来へと投射されます。
螺旋階段は、進むごとに最上階を高く伸ばしながら、延々と続いていきます。

そして、螺旋階段を満たす言葉があってもなくても、螺旋階段のどの階に“私”がいようといまいと、今ここの純粋なダンスは、ただ、起こっています。

螺旋階段のどこかの地点で、“私”ごと全てを捨てる時が来たなら、それ迄の長い探求の歴史の螺旋階段は、一瞬で消えてしまいます。
過去がなくなったら、未来を作る材料もなくなります。
その消え方は、螺旋階段のどこかの途上の“私”に起こる、理解が深くなった、偽りが落ちた、真実に近付いたといった、“成長する”消え方とは違ったものです。

過去や未来がないなら、問題は消えてしまいます。
努力も、プロセスも、成長する最上階も、消えてしまいます。
言葉も、意味も、意味付ける“私”も、消えてしまいます。

ところで、先日の2012年6月10日の震災支援チャリティワークショップ参加者の方から、興味深いご質問を頂きました。以前より、似たご質問やご意見を頂いている事から弊社サイトでも取り上げたのですが、この場でも、連載のテーマと関連付けてお伝えしたいと思います。

ご質問者によると「マウントフジフラワーエッセンスが、今の時代に必要とされるフラワーエッセンスであると感じると共に、この時代に誕生した事に、深い意味を感じています」との事でした。
また、「マウントフジフラワーエッセンスでしか起こらない独特の作用があるのは、一般的なフラワーエッセンスの作り方である太陽法やボイル法等とは違う作り方をされている事が、関係しているのでしょうか」とのご質問でした。

このチャリティワークショップのリーダーさんも、「私のセッションに来られるクライエントさん達の多くが、同じような事を言われます」との事でした。
ならば、その事について、少しシェアしたいと感じたのですね。

世界中には、様々なフラワーエッセンスやヴァイブレーションエッセンスがあり、そのどれもがユニークであり、個性ある価値を持っています。
相性やご縁はあるのかもしれませんが、この世界のあらゆるものがそうであるように、どれが優れていて、どれが劣っているといった比較は出来ません。
その尊敬と尊重の下、マウントフジフラワーエッセンス開発者の個人的体験という前提で、お話させて頂ければと思います。

マウントフジフラワーエッセンスが誕生した背景には、「それ」への探求者達をサポートしたい、という動機付けがありました。何故なら、開発者自身が、探求者だったからです。
でも、本来ならば、「それ」へと開いていく為に、サポート出来るもの等、何もありません。
そして、動機という原因がある事、探求という動きがある事自体、とても矛盾しているのですね。
「それ」に対して、出来る事は何もないのですから。

この事をわかっていながらも、補完代替療法、セラピー、ヒーリングを超えた、上位身体に響くフラワーエッセンスの開発を試みたのです。
最初は、そのようなフラワーエッセンスやヴァイブレーションエッセンスがないかと世界中から探し求めたのですが、残念ながら、そういったものはありませんでした。
だから、自然に、自分達で作ろうという流れになったのですね。

でも、この世界のあらゆるものと同様に、マウントフジフラワーエッセンスも、エゴや肉体の死には触れられる事のない次元、動きや変化を超えた次元、「それ」に、ダイレクトに“働きかける”事は出来ません。
(もし、そう出来るものがあるとしたら、その事自体が、そうではない事、大きくはずれている事の証明になってしまいます。)

こういった点から、あえて無理やり言語化するなら、マウントフジフラワーエッセンスとは、「それ」への探求者達を鼓舞する触媒、「指し示すもの」、「招き入れるもの」のような役割だと言えるかもしれません。

ご質問者が言う「一般的なフラワーエッセンスの作り方である太陽法やボイル法」についてですが、おそらく、今、世界中で最も使われているポピュラーな方法は、太陽法でしょう。
太陽法は、花を水に浸し、太陽光という上からの火の力によって、花の生命力、花の精を、水に解放する方法です。
ボイル法は、下からの火の力を使い、炎でボイルする事で、花の生命力を、煮え立つ水に解き放ちます。
自然界の要素を使った「花の錬金術」とも言えるこれらの方法は、フラワーエッセンスの古典と呼ばれる、バッチフラワーエッセンスの作り方としても知られています。

これらの方法にとって、火の要素は、大切な条件のひとつです。
太陽法であれば、光がほんの少しでも遮られたなら、影という闇の侵食が生じ、完全な形でフラワーエッセンスを生成する事は出来ません。「花の錬金術」の作用は、不十分になります。
ボイル法であれば、火の力がなければ、花の精を、その力を新鮮に保ったまま、一気に解き放つ事は出来ないでしょう。

火の要素には、変性する作用があります。
例えば、火を使った調理によって、食物は変質します。
食物となった命は死に、それを頂いた別の命を生かしてくれます。

火が持つ破壊と創造という二元性の両極の力は、いったん壊し、新たに蘇らせる事で、あらゆるレベルで変性を起こさせるのですね。
死と再生、死と再誕生です。

太陽法やボイル法では、火の力によって花の肉体は死んでも、花の魂の本質的な力、精は、水に放たれた事で、新しい形で生かされます。
花の肉体の死で起こった分離によって、純粋な要素だけを、この世界に長く留まらせるのですね。
つまり、たとえ目の前に花の肉体がなくとも、内在していた純粋なエッセンスに、出会う事が出来るのです。

私達人間も、死を迎えると、肉体は地へと、魂は天へと、分かたれます。

ですが、「それ」は、肉体の生死、エネルギーの生滅を超えた、生まれる事も死ぬ事もない次元なのです。
「それ」には、破壊も創造も、起こった事はありません。
無理に言うなら、破壊と創造の根本である“私”という個への磁力が消える事で起こる、誕生も消滅もない、究極の誕生、あるいは究極の消滅、とも言えるかもしれません。

ですから、「それ」を指し示し、“現象”を超えた次元の探求者達をサポートするマウントフジフラワーエッセンスの生成にあたり、花の肉体と魂を分離させる作業ではない何か、生と死という分断、あるいは生滅という象徴を超えた、全く新しい在り方を見い出す事へと開いていきました。

光と闇の対立、生と死の軋轢によって起こる変化や動き、あるいは片方への執着を超えたところ、分離や分裂が起こる前の次元、現象の背後に広がる次元を探求するマウントフジフラワーエッセンスの生成にあたり、太陽法やボイル法といった従来の方法は、しっくりこなかったのですね。
二元性の象徴、表現としても感じるこういった方法自体が、「何か」を制限し、カットしてしまうと、直観的に感じたのです。
新しい試みが、必要でした。

メタフィジカルな見地から見るなら、この世界に現れた行為、現象、形態は、エネルギーが振動を落とした結果です。
だから、形のないエネルギーを形として生み出していく際には、そこでとられる方法も、大切だと言えるのです。

自然界の要素を超えて、
動きが生じる前へと。

マウントフジフラワーエッセンス開発者自身が「それ」への探求者であった事が、まず、開発へと向かうきっかけとなってくれました。
そして、瞑想、エネルギーワーク、メタフィジカルワーク、微細エネルギー解剖学の専門家であった事が、実際面で、「意識」に働きかけるフラワーエッセンスの開発に役立ってくれました。
パズルのピースが互いに惹かれ、ふさわしい場所にひとりでに集まり、未知なるものが形作られていくように、今迄の経験とこれからの創造に橋が架かり、マウントフジフラワーエッセンスが開発されました。

また、当初は意識してもいなかったのですが、結果的に、2011年の3.11からの放射能、また、現在話題となっている富士山直下の活断層をはじめとする環境変化の影響を受ける事のない、フラワーエッセンスの生成の助けともなってくれました。
この時代に霊峰富士の周辺の花達に呼ばれ、この先も充分に供給可能なエネルギーを頂けた事、間に合った事を、とてもありがたい事だと感じています。

3.11の体験は、多くの人にとって、生まれる事、生きていく事、死ぬ事の深みを探る機会ともなりました。
人によっては、この世界にいながらもそれに触れられる事のない、“私”や生死という個の単位を超えた次元への探求心を、刺激される事となったかもしれません。

更に、マウントフジフラワーエッセンスが指し示す次元は、方法や形を超えた次元でもあるのです。
ここで、上に書いた、
「メタフィジカルな見地から見るなら、この世界に現れた行為、現象、形態は、エネルギーが振動を落とした結果です。
だから、形のないエネルギーを形として生み出していく際には、そこでとられる方法も、大切だと言えるのです。」
という螺旋階段のプロセスは、螺旋階段が一瞬で消えてしまうように、一気に抜け落ちます。
(これらを同時に下位身体の次元で理解しようとすると、マインドが混乱してしまうでしょう)

書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の"Being"—」にも書きましたが、ある西洋人のフラワーエッセンス開発者が太陽法でフラワーエッセンスを作る際、「花は、喜んで私達人間にその身を捧げ、犠牲になってくれると言っています」と参加者達に言うのを聞いた時、西洋的なその声かけに違和感を覚えました。
求めているものの核はそこにはない、と感じたのですね。

マウントフジフラワーエッセンスが指し示す二元性を超えた次元では、与える者も受け取る者もなく、「何も、起こってはいない」のです。
方法を通して、方法を超えて行く事もまた、マウントフジフラワーエッセンスの醍醐味だと言えるかもしれません。

方法を超えた時、方法は抜け落ち、そこには、何も残ってはいないのです。

余談ですが、死について—。
昔、脳死についての話題がニュースを賑わした時、死というものについての東西の違いについて、触れられていました。
西洋にとって、死後の肉体はただの終わった“モノ”、命のない“物体”であり、死の瞬間とは“・”で表現されるものであり、生と死の境目が明確なのだそうです。
つまり、死とは、肉体次元における定義なのですね。

それに対して、日本人は、西洋医学で客観的に定義出来る肉体次元の死とは違ったところで死を捉えていて、個々の人によって、どこで死とするかが違うのだそうです。
だから、肉体次元での死の瞬間の後も、それを“モノ”としては見ず、“・”としては捉えないのですね。
日本人にとって、死とは、時と共に変化していく、明確な境目のない“—”なのです。そして、死者も生者も時を経て変化しながら、折々の節目を通しての関わりが続き、“○”の循環となっていきます。

「それ」は、永遠の循環にさえ触れられないところにあります。
(つづく)

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次回は、7月6日にお会いしましょう。

メルマガの読者様で、ハートサポートシステム(有)主催の各種「フラワーエッセンス基礎講座」、「フラワーエッセンスプロ養成講座」について、名称、あるいはプログラム内容、システム、文章表現等が類似したものと間違われたり、編入出来ると誤認されるケースが起こっているようです。
ハートサポートシステム(有)の修了証は、主催のオリジナル講座でのみ発行され、全「フラワーエッセンスプロ養成講座」の修了生は、「日本フラワーエッセンス協会」の認定資格を取得する権利を持つ事が出来ます。
それ以外のところで、修了証、認定証を発行している事実はなく、他団体の類似講座に編入する事で、ハートサポートシステム(有)の各種講座で学んだ理論と技法を使ったセッションを行う資格を得る事は出来ません。
また、他団体の講座を受ける事で、ハートサポートシステム(有)との卸取引の権利が得られるといった事実はありません。
もし、これらの件に関してお困りの事、分からない事がございましたら、ご遠慮なく弊社にご相談下さい。

「サトルボディ」については、「サトルボディヒーリング」をご参照ください。
http://oshoartunity.com/mail/orderform.cgi

また、「マウントフジフラワーエッセンス」については、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」をご参照下さい。
http://www.floweressence.co.jp/Essence/MFbook.html

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*最新ワーク情報・個人セッション・無料小冊子のご請求*
リクエストにお応えし、いよいよ昼間クラス「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」が8月30日~10月25日に開催。
「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」は、単発参加可の入門レベル(昼間クラス・夜間クラス)が8月21日と、体験レベル(昼間クラス・夜間クラス)が8月28日に開催。6回連続の実践レベル(昼間クラス・夜間クラス)は9月4日からスタート。
「レイキ」Ⅰ&Ⅱは6月30日&7月1日に開催。
これらの最新ワーク情報と各種個人セッション、無料小冊子のご請求は下記より。
http://www.floweressence.co.jp/

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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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