パビットラさんの「フラワーエッセンス」SB篇第90回:第7身体 その22━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 3.パビットラさんの「サトルボディ解剖学」:第7身体の22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ パビットラさん、今週もよろしくお願いします。 …………○…………○…………○………… 【日常とセッションに役立つ チャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】 こんにちは、パビットラです。 マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネル ギーワークをテーマに、今回も引き続き、第7身体とその周辺の 探求を試みていきましょう。 ハートが、天と地が出会う座であり、下位身体から上位身体への 上昇の架け橋である事。また、肉体を持って生きながら、そこか ら「降りる事」へのドアともなる事。前回は、そんなお話をしま した。 —肉体を持って生きながら、そこから「降りる事」。 肉体を持った個として地上に生きているのに、肉体を持つ個とは 異なる次元にある事? 世界の創造の結果としての私から、私の創造の結果としての世界 を認識し、更にそこからも上昇して、世界の創造から退く事。 それは、生きる事、死ぬ事、その狭間にいる事といった、様々な 時間と空間での創造の変遷とも違うようです。 でも、多彩な色彩と形態が来ては去って行くこの地上にいて、何 色にも染まらず、どんな形も持たない事って、あるのでしょう か。 いいえ、天と地の両方に同時に住まう事は、“私”には出来ませ ん。 “私”という下位身体の個の軸から思いを馳せても、天を知る 事、体験する事は出来ません。 未知なるものを想像する事で、何らかの答を“創造”する事は出 来たとしても。 “私”は、“創造者”を創造出来る程、クリエイティブな創造者 なのです。 “私”という創造者の起点が活きている限り、創造も破壊も止む 事はないのです。 “私”が想像し得ない天は、“私”が死ぬ事で開かれます。 “私”がいなくなると、天は、どこか彼方にある想像の創造物や 創造者ではなくなります。 天は、個が何を思い、どう感じ、どのような肉体を持ち、どのよ うなエネルギー状態で、どんな過去を経て来たか、といった事は 所有していません。 思考、感情、肉体、エネルギー、体験・・・。個が所有しているそ れらの想像や創造の活動を、天は所有した事はありません。 天は、個が積み上げて来た歴史の足跡に、触れられる事はないの です。個が想像する天のように、裁く事もご褒美をくれる事もあ りません。 個と天が関係を持つ事も、それによって生じる法則もないのな ら、“違い”として認識されるものを通して、彼方に行き着く道 はないという事。 だとしたら、彼方とは、一瞬の転びで、体験されるものなので しょうか??? ハートは、下位身体の個の“私”が欲望や執着で一喜一憂する人 生から、天に寄り添い、個の枠を超えた自由自在さと共に生きる 事へと誘ってくれます。個を地に繋ぎとめる引力の上方にある広 大なスペースと繋がった、より大きな「生」をもたらしてくれま す。 天に溶け込もうとするところで、地との絆を持ちながら。 ハートは、地に繋がれた柔軟な糸で、天高く浮かぶ風船のようで す。 天と地の両方を体験する狭間で、ハートは、上にも下にも右にも 左にも、自在に動きます。そして同時に、下位の第1~第3身体 とは違った振動で、この世界にいる事の重りにもなってくれるの です。 ハートの天と地の狭間の希薄な重量によって、物質界での個の作 業が“うまくいく”事もあるのではないかと思います。 天とつながった人生での創造を続けたいなら、ハートを重りに、 地から断絶しない事です。 ならば、下位身体に属する欲望や執着とは違った働きのハートの 重量もまた、ある種の欲望、執着と呼ぶ事も出来るのでしょう か。 詳細な内容は忘れてしまいましたが、以前、光明を得た人がこの 世界に留まる為に、何らかの執着する対象をあえて持っておくと いった事を、聞いた事があります。 個の“私”が想像するとしたら、例えば、何かを伝えたいとか、 救いたいとかいった欲望なのでしょうか? あらゆる個の活動が止むところ。 個の生をあきらめるところ。 下位身体からハートへと上昇し、ハートで地に触れたまま天とつ ながり、更にハートさえも超えていったなら、集合的な形態も、 個という形態も必然性がなくなるのかもしれません。 が、それもまた、個を起点とした、あるいはハートを起点とした 想像なのかもしれません。 いずれにせよ、“私”がその事を知る事はないのです。 時には、ハートは、ある種の空虚な広がりの感覚をもたらす事も あります。その感覚は、ハートが持つ「属さない質」を表すもの ではないかと感じます。 それは、個の今迄の価値観との差異が大きい程、何かを亡くすよ うな心もとなさとして感じられるかもしれません。 その感覚に慣れていない場合、ネガティブなものとして捉えてし まい、風船の糸をたぐりよせ、地へと再び降ろしてしまう事もあ るでしょう。 「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」、「バッチ博士の フラワーエッセンス基礎講座」でも、回が進むにつれて、このよ うな空虚感の体験をされる人がいます。それは、フラワーエッセ ンスの浄化反応とは違うものですが、浄化反応だとあえて思う事 で、楽になる人もいます。 だから、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」では、回 を追って次元を上昇していくカリキュラムの過程で心もとない感 覚がやってくるかもしれない、また、「バッチ博士のフラワー エッセンス基礎講座」では、浄化反応が強く出るかもしれない、 もしもそういった体験をしたとしても、それでOKだと説明して います。 ハートの空虚感を許していくと、より大きな空へと開かれてい る、今迄とは違う信頼の感覚へと入っていきます。そうなったな ら、人生で起こる様々な物事との付き合い方が、変化していきま す。 フラワーエッセンスをはじめとするツールにおいて、低次の欲望 を刺激する効果を扱い、そこに留まる事も出来ます。 ですが、これからの時代、人生を変容するところへと作用を上昇 させるツールを必要とする人達が、増えていくのではないかと思 います。 表層で低次の欲望を刺激するものに動いている時、彼等は、本体 と繋がっていないような、別の“空しさ”を体験するでしょう。 でも、その感覚もまた、ドアとして使えるものです。 人生の変容へと開かれているフラワーエッセンスの働きかけやア プローチには、独特の振動があります。 究極を求める探求者なら、ハートの直観的知性から、その振動を 嗅ぎわける事が出来るでしょう。でも、そこに、マインドからの 根拠というものは見つけられないでしょう。 (つづく) …………○…………○…………○………… 次回は、9月21日にお会いしましょう。 メルマガの読者様で、ハートサポートシステム(有)主催の各種 「フラワーエッセンス基礎講座」、「フラワーエッセンスプロ養 成講座」について、名称、あるいはプログラム内容、システム、 文章表現等が類似したものと間違われたり、編入出来ると誤認さ れるケースが起こっているようです。 ハートサポートシステム(有)の修了証は、主催のオリジナル講 座でのみ発行され、全「フラワーエッセンスプロ養成講座」の修 了生は、「日本フラワーエッセンス協会」の認定資格を取得する 権利を持つ事が出来ます。 それ以外のところで、修了証、認定証を発行している事実はな く、他団体の類似講座に編入する事で、ハートサポートシステム (有)の各種講座で学んだ理論と技法を使ったセッションを行う 資格を得る事は出来ません。 また、他団体の講座を受ける事で、ハートサポートシステム (有)との卸取引の権利が得られるといった事実はありません。 もし、これらの件に関してお困りの事、分からない事がございま したら、ご遠慮なく弊社にご相談下さい。 この連載に関連した内容を、「リヴィングエナジー」最新号にも 執筆していますので、よろしければ、そちらも併せてお読み下さ い。 「サトルボディ」については、「サトルボディヒーリング」をご 参照ください。 http://oshoartunity.com/mail/orderform.cgi また、「マウントフジフラワーエッセンス」については、「マウ ントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花 の“Being”—」をご参照下さい。 http://www.floweressence.co.jp/Essence/MFbook.html …………○…………○…………○………… *最新ワーク情報・個人セッション・無料小冊子のご請求* 「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」は2012年2月 9日から開催。大震災を乗り越える為の無料ワークショップ第2 弾「マウントフジフラワーエッセンスとア・マ・テラッセを使っ たヒーリング」は12月3日に開催。「バッチ博士のフラワー エッセンス基礎講座」は、単発参加可の体験レベルが8月30日 に開催、6回連続の実践レベルは9月6日からスタート。「レイ キ」I&IIは9月24日&25日、IIIは10月22日、ティー チャーは11月19日に開催。これらの最新ワーク情報と各種個 人セッション、無料小冊子のご請求は下記より。 http://www.floweressence.co.jp/ …………○…………○…………○………… *筆者パビットラのプロフィール* フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に 咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めて FEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラ ワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフ ジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」 を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポー トシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワー エッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開 発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワー カー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能す る」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけと なった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロ として活躍中。 |
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