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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第66回:第6身体 その7

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネルギーワークを
テーマに、今回も、第6身体についてのお話です。
地上の第1身体からスタートし、地上の次元から飛翔した第5身体から更に
第6身体についてのお話になってくると、最初と比べて、内容だけでなく、
文章から受け取るエネルギーも随分と変わっていっていると感じている人は、
おられるでしょうか。それぞれの話を書く時には、どうしてもそこに共鳴して
しまうので、感じが変わっていってしまうのですね。
人によっては、地上から飛翔した普遍的な次元に共鳴すると、ある種、抽象的
で、思考がくるりと飛んでしまうような感じがするかもしれません。同時に、
新しい広がりのようなものや、長く忘れていた何かや、核心のポイントに触れ
ようとしている感じがする事もあるでしょう。
また、地上の領域に留まって普遍的な次元を想像するなら、地上的な人間味や
温かみのなさとして、感じる事もあるかもしれません。
これらのどれも、下位次元との振動の違いを、どこかで感じ取っているからだ
と言えるでしょう。

第6チャクラの「見る事」へと開かれると、地上の二元的な世界で見る対象へ
の同化、例えば、感情的に反応したり、特定の考えの枠から行動したり、原因
や結果といった時間軸の世界で一喜一憂するといった、それぞれの動く対象に、
エネルギーが縛られる事はなくなるのです。
そうすると、下位の次元では確かだ(確かであって欲しい、確かなものを手に
したい)と思っていた地上界での支えが、確かなものではなくなります(実際、
時や状況と共に変化していく地上界の支えは、確かなものではないのですが)。
また、自分だと思っていた様々な領域の確固たるものが、自分そのものではな
いと気づきます。
それは、光があたった特定の部分に同化する事から離れ、動きや変化を含めた
全体を包んでいるような感じであり、個としての自分の枠が、もっと大きなも
のとしての存在に、溶けてしまったような感じです。
この、地上の次元とは違う存在感を、どう表現していいのでしょうか。地上の
変化と揺れ動きの世界に属しながら、限りなく全体である感覚を体験すると、
恐い時でさえ恐いものなし、とも言えるかもしれません。
それは、地上の変化と揺れ動きの世界がどんなに激しく動いていても、決して、
それらによってブレたり、損なわれたりする事のない、全体で永遠のような、
大きな大きな次元です。

部分への同化から自由なところで「見る事」を、地上の眼は、人間味や面白味
がないのでは?と、思い描くかもしれません。でも、本当は、執着という引力
で動かされる先に同化していないからこそ、そして、執着する事そのものにも
同化していないからこそ、地上の変化していく不確かな生を、軽やかにおおら
かに、楽しめたりするのですね。
また、よく起こりがちなのは、物質的であれ霊的であれ、自由さや確かさを、
下位のサトルボディの次元で実現しようと追求してしまう事。次々とやり続け
ても、これは“失敗”します・・・。

マウントフジフラワーエッセンスには、この「見る事」の次元を揺さぶるとい
う特徴があります。プロセスが自然に起こるならば、徐々に、普遍的な次元を
刺激していくでしょう。

マウントフジフラワーエッセンスのこういった特質から、最初に求めていた願
いや変化が重要な事ではなかった自分に気づいたり、物事に囚われなくなった
り、視野の広がりによってブレなくなったり、人生観や世界観が変わったりと
いった、深い気づきの体験のフィードバックを頂く事が多いのではないかと感
じています。
その半面、使用過程の初期に、何かを象徴する雛型として、予想外の事やラッ
キーな出来事が自分や周辺の人々に起こるという特徴も、興味深い事です。そ
こから先のプロセスに進んで行ったなら、違う層で、新しい発見との出会いが
あるかもしれません。

また、使用過程の初期以前に起こる、受講生や使用者の方から、よく「先取り」
とか「先取り現象」と表現されるような、興味深い働きかけもあります。それ
は、マウントフジフラワーエッセンスを使う事を決断すると、実際に使用する
前から、既に象徴的なプロセスや変化が始まっていた事に気づいたといったフ
ィードバックです。

マウントフジフラワーエッセンスの講座では、意識していてもいなくても、実
技のスペースの中に入る事で、参加者は、気づきの次元に徐々に共鳴していき
ます。
だから、マウントフジフラワーエッセンスセラピストのセッションを通したヒ
ーリングは、リーディングされたマウントフジフラワーエッセンスの作用だけ
ではなく、そのスペース、エネルギーフィールド全体だとも言えます。それは、
セラピスト自身の力でもない、それを包むもっとダイナミックな全体です。

そこでは、前回も書いたハートの存在が、鍵ともなります。
天の次元に開いていながら、肉体を持って地の次元に納まっている事は、高い
次元だけでは成り立たたないのではないかと思います。天と地を結ぶ、第4チ
ャクラがあるからこそだと。
永遠から形や色が生じる事そのものへの愛おしさは、天への上昇に開かれなが
ら、地から完全に断たれていない場所に触れている、ハートの次元で見る事が
出来ます。それは、それぞれの個性やユニークさへの愛よりも前の、根っこで
は個別や差別がない事を知っている、生じて存在している事の、そのものへの
愛のようなものです。だからこそ、次に現われる個性を尊重するのです。

古今東西でよくある、神、存在が愛であるといった体験は、そうであると感じ
ますし、また、その様々な体験のいくつかは、天へと飛翔しようとしているハ
ートの層の体験であるとも感じています。
こういった体験を、過去に、宇宙飛行士の人もしたと言われています。私達の
肉体が、宇宙飛行士のように宇宙に迄行くのは難しいですが、地上の高い場所
に行く事なら、それなりに出来ます。
地上であったとしても、高い場所に行った時、人によっては、こういった次元
が開く事があるでしょう。地上を見下ろす、限りなく空に近い場所で。

第5身体についてのお話の際、第5身体の回からは、個人的な体験からのお伽
話のような、主観の世界として読んでいって頂ければ、と書きました。個を超
えていく次元を、個人的体験とするのも何だか変なのですが、言葉や個人の枠
を前提に、第6身体についてのお話も読んで下さいね。
(つづく)

        …………○…………○…………○…………

来週もまたお楽しみに。

この連載に関連した内容を、「リヴィングエナジー」最新号にも執筆していま
すので、よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。


        …………○…………○…………○…………


*講座・トレーニング・ワークショップ*
●「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」
2009年11月19日より開催。
http://www.floweressence.co.jp/Lecture/MF.html

●「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」
2009年10月13日より開催。
http://www.floweressence.co.jp/Lecture/Bach.html

●「レイキ」
・Ⅰ&Ⅱ・・・2009年10月31日&11月1日開催。
・Ⅲ・・・来春頃。
・マスター・・・未定。
・アドバンス・・・未定。
http://www.floweressence.co.jp/Lecture/Reiki.html

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●最新情報、来日セラピスト情報、イベント情報、各種個人セッション、無料
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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日
本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日
本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆。
日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本
フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、
セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネ
ルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」
をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セ
ラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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