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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


459f号SB篇第109回:第7身体 その40

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

こんにちは、パビットラです。
マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ(エネルギーボディ)、エネルギーワークをテーマにしたこの連載、今回も第7身体とその周辺についてのお話を続けていきましょう。

その前に、アナウンスさせて下さい。

この5月2日からスタートする各種「フラワーエッセンス講座」が、改偏されています。

最初に5月2日にワンデーで開催される「フラワーエッセンス基礎講座(パート1)」では、マウントフジフラワーエッセンスとバッチフラワーエッセンスを扱い、座位でのフラワーエッセンスのリーディングとヒーリングの技法を習得します。
日常的なセンスの中で気軽に分かち合う事も可能な、カジュアルかつ面白味のあるセッションスタイルを学びます。
この技法は、様々な座位でのセッション、例えば何らかのリーディング、ハンドマッサージ等に組み入れる事も可能です。
また、クライエントさんに使用して頂くフラワーエッセンスをお渡しする事も出来ますので、日常でのプロセスをサポートする事も出来るでしょう。

この講座を修了し、審査(講座での習得状況と修了レポート)に合格すると、日本フラワーエッセンス協会認定初級フラワーエッセンスセラピスト資格が取得出来、それぞれの方のニーズにそった幅広いサポートやサービスを永続的にご活用頂けます。
例えば、ハートサポートシステム取扱フラワーエッセンス全品、その他の製品全品の割引入手や、特別待遇での卸お取引のスタート。
また、現場体験のご提供、開業やセラピスト活動のサポート、スキルアップの為の勉強会等もあります。

前回も書かせて頂いたのですが、講座改偏は、ニューヴィジョンメッセージがきっかけでした。
ニューヴィジョンメッセージとつながって、改偏の核となるもの、あるいは根底に流れるものを受け取ったのですね。

*ニューヴィジョンメッセージについて説明すると長くなるので、以下をご参照下さい。
http://www.floweressence.co.jp/Session/Pavitraa_1.html#8

また、実際的な側面としては、草の根的なセッションが出来るフラワーエッセンスセラピスト、また、講座をリード出来るリーダーフラワーエッセンスセラピストの育成をしたいという思いがありました。

東日本大震災では、多くの援助職者の方が支援をされたかと思います。
ハートサポートシステム、日本フラワーエッセンス協会でも支援を行い、今も支援は続いています。
それらの体験を通して、日常的なシーンで負担感なく出来る、かしこまらない形式のセッションがあれば、と思ったのですね。

また、被災者支援でカウンセリングをされている専門家の方から、「心の相談お断り」と貼り紙をされた経験等もお聞きし、セッションが相手の方を脅かしたり、誇りを損なうものであったなら、害になってしまうのだと改めて感じました。

フラワーエッセンスは、花のエネルギーというものを媒介にするので、クライエントさんが傷付く危険性が少ないセラピーではありますが、より草の根的に機能するものがあれば、と思っていました。

日程は、下の【最新ワーク情報・個人セッション・無料小冊子のご請求】に書いてあります。
また、講座の詳細は、サイト、ブログをご覧下さい。
少人数制につき、現時点でほぼ満員の講座もあるのですが、ご縁のある方と分ちあえる事を楽しみにしています。

では、本文に入っていきましょう。

前回、“私”と世界との間で、 “私”が世界に与える意味付けが変化するなら、世界の姿が変化し、世界と“私”との関わり方が変化し、“私”が変化する、といったお話をしました。

つまり、世界は変えられる、という事。
○○実現セラピー的なものから引き寄せの法則迄、こういった機能を活用した多くのツールに、多くの人達が惹かれます。
世界は変えられるんだ!・・・と思うと、希望が湧いてきます。
(このキラキラ希望は、第3身体(アストラル体)の強さの極への揺れ動きが、主に関係しているでしょうか。)

ですが、ちょっと考えてみたなら、世界は変えられるという事は、お伽噺のような永遠のハッピーエンドは存在しない、変わる事のない幸せのゴールはない事を、示してもいるのですよね。

“私”を含めたこの世界のあらゆるものは変化し続け、そこには、絶対的に不動のもの、完璧に独立したものは何もないという事です。
“私”だけがハッピーエンドに留まり続ける事は、出来ないのですね。
幸せも、その反対の不幸せも、時の長短はあったとしても、一過性の“私”の認識、意味付けなのです。

下位身体の次元から言うなら、幸せが一過性の認識、意味付けだなんて、何てひどい!人間味がない、と思うかもしれません。
ですが、上位身体の次元から観ようとするなら、ここに、不幸せを繰り返さない、幸せ━不幸せの二極を超えた「幸せ」の鍵が隠されているのに、気づくかもしれません。

幸せ、不幸せ。
コップに水は「まだ半分ある」、「もう半分しかない」・・・。
認識している、意味付けする“私”がいるから、世界は様々な姿で存在します。

そう観ようとする“私”がいなければ、幸せ、不幸せ、「まだ半分ある」、「もう半分しかない」世界は、現れないのです。
内容はどうでもいいのです、関係ありません。
幸せな世界であれ、不幸せな世界であれ。
コップに水は「まだ半分ある」世界であれ、「もう半分しかない」世界であれ。

幸せや不幸せを“私”に認識させる世界ではなく、認識する者に気づいている事。
コップに水は「まだ半分ある」世界、「もう半分しかない」世界ではなく、そんな変化する世界を観ている源に気づいている事。
それも、主体━対象の二極から観る気づきではなく。

二極を超えた「幸せ」の鍵は、幸せ━不幸せの二極の間で幸せを所有しようとする自己から退く事が、ヒントであったりするのです。

東日本大震災以降、命や生きる事と共に、この「感じ」への渇望が、表面上には表れていなくても、日本人の深い集合的なところで揺さぶられている気がしています。
そして、それは、命や生きる事の肯定とは対立しないものです。
それは、生━死という二極を超えた次元、生の肯定や否定、死の肯定や否定を超えた次元なのですから。

また、努力ではどうにも出来ない、何の術もない、人智を超えた体験に突然遭遇した時、人は、個、自己を超えたところが動かされます。
勿論、肉体や感情の次元も動きますが、微細エネルギー解剖学的に言うと、第5身体(スピリチュアル体)も活性化します。
この次元は、解脱の最初の次元、二元性を超える次元なのです。

そんな次元への普遍的な渇望を揺さぶってくれるのが、マウントフジフラワーエッセンスです。
花のエネルギーであるフラワーエッセンスをエネルギーフィールドとして扱う、ハートサポートシステムのセッションのスタイルもまた、揺さぶりのきっかけとなったりもするのですね。

━今、フラワーエッセンスは世界的に広まっていますが、これからの時代は、「幸せになりたいと願っている心の先にあるもの」を喚起してくれるフラワーエッセンスが必要とされるのではないか、そう私は感じています。
こういった事はあまり公では言っていないのですが、実はその部分に焦点を合わせた時、マウントフジフラワーエッセンスの開発がスタートしました。━
統合医療の学会専門誌への執筆より抜粋

この原稿を寄稿させて頂いたのは、たぶん15年程前でしょうか。
当時、この種の事はあまり大っぴらには言っていませんでしたが、今は堂々と伝えています。
時代なのでしょうかね。

受け取る様々なニューヴィジョンメッセージについても、固有の何かへのチャネリングと混同されないように、マウントフジフラワーエッセンスを開発した当時は、花から受け取るメッセージの事以外は何も言わず、別の表現をしていました。

メッセージを受け取るとは?

前回、「メッセージを受け取るという事自体が、それがどんなに受容的で、沈黙から起こっていたとしても、受け取るという現象故に、言語化というプロセス故に、上位身体のそれ自身ではない事となり、既に矛盾をはらんでいます。」と書いていました。

そう、そこには矛盾があるのですね。
受け取るという事は、その向こう側がある事、二元性の分離を示すのですから。
言語化という事は、ある種の枠組み、特定を示すと共に、それが生じた源がある事を示すのですから。

いずれにしても、螺旋階段を登る渦中は、それがどんなに高い階であったとしても、二元性の中を進んでいるという事なのですね。
この段階をすんなりと突き抜ける人もまた、過去世(が存在する次元)において、散々、螺旋階段の道のりを歩み、熟成の準備をしてきたのでしょう。

物理的な肉体であれ、輪廻するエネルギーの身体であれ、身体という枠に同化し、身体とそれ以外があるのなら、そこには二元性がある事を示しています。
それ以外が、例えば、神や仏、大宇宙のような素晴らしいものであったとしても。

究極の「それ」に距離がなくても、すんなりとはそこに向かわず、螺旋階段を二元の中で進む段階があるところが矛盾であり、面白いところなのかもしれません。
時には、階段登りがより大変になる、運ぶ荷物が増えてしまう事も?

そして、至ろうとする人が踏み入れる最初の体験も、まずは二元性の中で起こるのですね。

この事については、もし自然な流れで起こったなら、次回扱ってみたいと思っています。
(つづく)

        …………○…………○…………○…………

次回は、5月24日にお会いしましょう。

【筆者パビットラのプロフィール】
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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