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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


456f号SB篇第108回:第7身体 その39

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

こんにちは、パビットラです。
マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ(エネルギーボディ)、エネルギーワークをテーマにしたこの連載、今回も第7身体とその周辺についてのお話となります。

前回、下位身体の次元には、自分自身であれ外側の何かであれ、現象に対する意味付けを変える可能性がある事を。
そして、上位身体の次元では、意味付けから退く可能性がある事を、書きました。

現象(=対象、世界)の書き替えで人生をよりよい方向へと変えていく事は、心理療法やヒーリングの領域。
現象が消え、より大いなるものが現れる事は、瞑想からスタートし、それを超え行く領域。
サトルボディ(エネルギーボディ)を段階的に理解していく連載故、ちょっとラフな表現なのですが・・・。

でも、心理療法の場でなくても、世界への意味付けは、自然と変化していくものです。
コップに水は「まだ半分ある」、「もう半分しかない」等々。

意味付けが変化するという事は、現象と“私”との関係の仕方が変わるという事。
意味付けした現象も変化しますし、意味付けしている“私”も変化します。
ですから、実際は、どちらか一方だけが変化するといった事はなく、相互に変化するのですね。

だとしたら、この世界は変化し続け、絶対的なもの、不動のもの、完璧に独立したものは何もない、とも言えます。
この世界に究極のゴールを求める事自体、不自然なのかもしれません。
螺旋階段の何処迄行っても、固定のゴールには行き着けないのです。

それに気づいた探求者達は、ゴールの達成から降りようとします。
でも、求める━降りる の対極の反応の中で降りる事を選択したなら、かえって辛さが増したり、マインドのぐるぐる論争にはまり込んだり、虚無状態や麻痺状態に沈んでしまう事もあるでしょう。

何故なら、否定の裏には、肯定があるからです。
対極とは、2つのものが独立して対立しているのではなく、片方があってもう片方が存在出来ているのですね。
それは、コインの裏と表のようなもの。
対極を分断する事は、出来ないのですね。
だから、対極のどちらか片方を選ぼうとすると、物事はより複雑になります。
求める事と同じく、降りる事もまた、執着と呼ばれたりするのです。

下位身体の次元から上位身体の次元へと螺旋階段を進んでいく時、言わば成長の段階、プロセスというものが存在しています。
その中でも、とりわけ下位身体から上位身体の次元へとシフトする段階の時、マインドの次元から見るなら、多くの矛盾が起こります。

マインドはその矛盾を何とかしようと執着し、時には肯定に時には否定に傾きながら、時には主体に時には対象に傾きながら、エネルギーを注ぐわけですが、それもまた、段階を進む時に必要な成長です。
「段階があるのだ」と“私”が認識している段階では、段階を経ての成長は確かに存在するのですから。
ゴールを達成する事はないとしても。

求めてもいい、
降りてもいい、
求めなくてもいい、
降りなくてもいい、
螺旋階段の道中には、何でもありです。
AだからBになるといったルールは、あってもいいし、なくてもいいのです。

何でもあり(なし)な感覚が、ただ、あっさりとそのまんまの気づきとして起こる時、螺旋階段の道のりは、マインドでの探求から距離が出来て、楽に軽快に、シンプルになっていきます。

ところで、この連載、以前ちょっと書いたかもしれませんが、執筆の元となっている種、とりわけ上位身体の次元については、受け取ったニューヴィジョンメッセージから来ています。
ニューヴィジョンメッセージを、読者様が向こう側におられる事を前提に、連載向けに執筆し直しているのですね。

個人セッションではニューヴィジョンメッセージのスペースに意識的に繋がりますが、自分自身に対してはそういった事はせず、やって来た時に受け取っています。

*ここでニューヴィジョンメッセージについて説明すると長くなるので、以下をご参照下さい。
http://www.floweressence.co.jp/Session/Pavitraa_1.html#8

メッセージを受け取るという事自体が、それがどんなに受容的で、沈黙から起こっていたとしても、受け取るという現象故に、言語化というプロセス故に、上位身体のそれ自身ではない事となり、既に矛盾をはらんでいます。

あってもいい、
なくてもいい、
矛盾の中、どちらかに囚われる事なく、それが起こる源に気づいている感覚。
そして、その源もまた、単に空っぽなのではなく、あらゆるものが生じる源泉でもあるような。
そこは言語がないスペースですが、そこからあえて言語を降ろしてくる・・・。

「あ、これってあの時に受け取った事と同じだ!」と、後に聖者の書籍や高僧の法話に触れた時、何かが腑に落ちる事があります。
今迄生きて来た中、探求してきた中でインプットされている言語化のストックもあるのでしょうが、上位身体に向かうと、古今東西、似たような表現が現れて来るのかもしれない、とも感じています。
下位身体の分離した次元なのに、すごい聖者でも、私のような者でも、似たような言語化が起こるというのは面白い事です。
そんな時、深いところのワンネスのようなものを感じます。

遙か昔の20代半ばくらい迄は文学少女でしたが、瞑想をするようになって、活字が読めなくなってしまいました。
例えば、学会誌等は読み(め)ませんし、本を読むくらいならセミナーに出かけます。
トラディショナルな瞑想は嫌いではありませんが、学問の部分は最初から捨てています。
尊敬する人達の本も、写真集なら見ますが、文章は斜め読みです。
「とんでもない!」とお叱りを受けるかもしれませんが、今のところは、“私”の道のりに合っているという事なのでしょう。

また、言語化されているものでも、背後に「何か」がある時には読めたりもするのですが、そんな時には、マインドではなく、別のところでの共振が起こっているのですね。

様々なニューヴィジョンメッセージは、丁度よいタイミングでやって来ます。
少し遅れて、受け取ったニューヴィジョンメッセージにふさわしい体験も起こってきます。
言語化されたなら、現実を伴う体験が付いてきてしまうのですね。
良い悪いで言うならきつい体験もあるのですが、体験が加わる事で、何かが統合されているような気がしています。

ニューヴィジョンメッセージで受け取った事を書き留める際、特大サイズの付箋を大量に使うので、10束くらいのパックを数パック買い置きしておきます。
補充しようとした時、パートナーが「50冊くらいあったから、まだどこかにあるはずだ」と言って、デスク周りを入念にチェックしに来た事がありました。
「ニューヴィジョンメッセージがこの状態だから。これでも終わったものはだいぶ捨てているけど」と、文字が踊っている付箋の塊を見せたら、唸って納得し、注文していました・・・。

誤解を受ける書き方かもしれませんが、マインドからやって来るアイデアは、あまり信用していません。

この5月の連休からスタートする各種「フラワーエッセンス講座」を改偏したのも、ニューヴィジョンメッセージを受け取った事がきっかけでした。

元々、様々なご希望を頂いていた事もあって、タイミングが合ったのでしょうか、各種「フラワーエッセンス講座」の改偏の核となるもの、あるいは根底に流れるものを受け取りました。
あえて言語化に落とし込む事で改めてクリアになった事は、興味深かったです。

ハートサポートシステムで行っているマウントフジフラワーエッセンスとバッチフラワーエッセンスの講座は、今迄はブランドごとの講座だったのですが、最初のレベルである「フラワーエッセンス基礎講座(パート1)」を、合同で行う事となりました。

悩んでいる近しいお友達に自然と手を差し伸べる事が出来るような、日常からセッションルームに至る迄、様々なセッションの機会が幅広く持てる方法が加わりました。
イベントでのミニセッションや、場合によっては喫茶店の片隅でも出来るような。
また、最初はカジュアルで軽いセッションで現場経験を重ね、技法や在り方を、体験を通して成長させていける良さもあります。

セッションルームを持つ事が難しい方が活動の一歩を踏み出しやすくなったり、ハンドトリートメント、エネルギーリーディング等、何らかの座位でのセッションをしている方でしたら、そこにフラワーエッセンスのセッションをプラスする事も出来るでしょう。
様々なリーディング系のセッションでヒーリングの必要性が生じた際には、その為のヒーリングを、その場で行って差し上げられます。

また、お店でお客様にボトルを選んで差し上げたり、希望されればフラワーエッセンスのエネルギーをその場でプチ体験頂く等、密室のセッションだと敷居が高い方にとっても、安心感を持って気軽に試して頂けるかと思います。

「フラワーエッセンス基礎講座(パート1)」の後はブランドに分かれて、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」ではニューヴィジョンメッセージにも通じる微細な次元と繋がって行う技法を、「バッチ博士のラワーエッセンス基礎講座(パート2)」ではシャーマニックな要素が入った技法を、寝た姿勢でのセッション形態として習得します。

ヒーラーとしてのヒーリングの基本、微細なエネルギーを感じ取る力、技術的な基盤を、更にしっかりと体得していくパートです。
ボディワーク、エネルギーワーク等、他のあらゆるセッションにプラスしたり、独立したセッションとしても機能するでしょう。

「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」、「バッチ博士のラワーエッセンスプロ養成講座」では、フラワーエッセンスの特質をふんだんに活かせる、完成した形での90~120分のフルセッションを習得します。

セッションの場の創り方、結界創造や浄化、自分自身の浄化や保護等、自分と環境を整える方法や遠隔でのリーディング&ヒーリング、また、専門家としてのクライエントとの関わり方、法的、倫理的な事柄といった実際的な内容についても学びます。

オーラソーマとフラワーエッセンスは相性もいいので、もしご縁があったらいらして下さいね。
(つづく)

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次回は、4月19日にお会いしましょう。

メルマガの読者様で、ハートサポートシステム主催の各種「フラワーエッセンス講座」、日本フラワーエッセンス協会認定「フラワーエッセンスセラピスト」資格について、名称、カリキュラム、内容が類似したものと間違われたり、弊社講座に編入したり、弊社と卸取引の権利が得られると誤認されるケースが起こっております。
もしお困りの事がございましたら、いつでもご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
http://www.floweressence.co.jp/Lecture/Oshirase.html

「サトルボディ」については、「サトルボディヒーリング」をご参照ください。
http://oshoartunity.com/mail/orderform.cgi

また、「マウントフジフラワーエッセンス」については、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」をご参照下さい。
http://www.floweressence.co.jp/Essence/MFbook.html

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【最新ワーク情報・個人セッション・無料小冊子のご請求】
◆フラワーエッセンス基礎講座(パート1)(マウントフジ&バッチ合同)5月2日(木)
◆マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)5月16日~木曜夜間
◆バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座(パート2)5月3日(祝)、4日(祝)
◆バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座 5月5日(祝)、6日(祝)
◆レイキⅠディグリー 7月6日(土)
◆レイキⅡディグリー 7月7日(日)
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フラワーエッセンスの選び方
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フラワーエッセンスとチャクラ・エネルギーボディー(サトルボディ—)・カラー
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【筆者パビットラのプロフィール】
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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