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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


448f号SB篇第107回:第7身体 その38

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■ 2.パビットラさんの「サトルボディ解剖学」:第7身体(38)
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パビットラさん、今週もよろしくお願いします。


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【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

こんにちは、パビットラです。
ご無沙汰している間に、2013年となりました。
マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ(エネルギーボディ)、エネルギーワークをテーマにしたこの連載、昨年に引き続き、第7身体とその周辺についてのお話を続けていきます

その前に、今回の内容とも関係する、ブログのご紹介をさせて下さい。
オーラソーマ関係者様で、既に読者になって下さっている方々、どうもありがとうございます。

●フラワーエッセンスのブログ「製造元がおすすめする季節 目的 症状別 フラワーエッセンスの選び方」
http://ameblo.jp/fe-select/
季節や月と共に変化していく私達の身体、こころ、環境、歳事等をテーマに、役立ってくれるマウントフジフラワーエッセンスをご紹介しています。
ブログ内「日々のつぶやき」では、様々な内容を書き下ろしています。
また、セルフヒーリングとしても活用頂ける「72本のボトルに対応する72のエクササイズ」を、不定期でアップしています。

●フラワーエッセンスとチャクラ・エネルギーボディ(サトルボディ)・カラー
http://ameblo.jp/energybody/
連載記事を整理して、古いものから、順次掲載しています。
こちらのブログ内「日々のつぶやき」では、どちらかというと、より個人的な内容を書き下ろしています。
サトルボディと関連した内容が、比較的多くあります。

応援クリック、いいね! 読者登録等、よろしければお願い致します。

さあ、ここから本文です。

ブログ「フラワーエッセンスとチャクラ・エネルギーボディ(サトルボディ)・カラー」で、「現実世界をそのままに観る事」を、サトルボディともからめて書きました。
http://ameblo.jp/energybody/entry-11457314958.html

この連載で扱っている内容ともリンクしているので、今回は、この事を扱いたいと思います。
上記のブログをまずご覧頂いてから、この連載を読んで頂くと分かりやすいかとは思いますが、ブログを読まなくても分かるように書いていきますね。

さて、前回、「世界は“私”が創造している」のであれば、「“私”が世界を創り変えられる」という、引き寄せの法則の基本のような事を書きました。
“私”の創造の力が、人生を創造するのですね。
これは、サトルボディ(エネルギーボディ)の7つの次元の中でも、二元性が機能している、第4身体(メンタル体)から下の次元の法則です。
そこには、下位身体を監督する、喉のチャクラの信じ込みも関わっています。

これらの次元で、世界の創造が、“私”から始まるのですね。

“創造”を言い替えると、“起こっている現象に意味付けをする”という事でもあります。
お馴染みの例を挙げると、「コップに水が半分入っている現象」を、「まだ半分ある」と意味付けするか、「もう半分しかない」と意味付けするかで、その人の世界の体験は変化します。

つまり、「コップに水が半分入っている現象」という共通要素に対して、どのような意味を与えるかは、個々の人によって違うのですね。
また、同じ人の中でも、意味が変化していく事もあるでしょう。

現象にどう意味付けをするかは、その人の過去の体験の影響を受けます。
否定的な意味付けが生き辛さや行き詰まりとなっている時、それを肯定的な意味付けへと変えていったり、偏った世界観をほぐしていったりして、現実変化をもたらすのが、一部の心理療法、引き寄せの法則であったりするのですね。

自己、他者、モノ、環境、出来事といったあらゆる対象に、“私”は意味付けを行っています。
そして、“私”の意味付けの言葉を外側へと表明する以前に、真っ先に直にそれを聴かされ、読まされるのは、他ならぬ“私”自身。

“私”自身へと吸収されたそれらの意味付けは、時を経て、自分という対象に実現されるかもしれません。
「思った事や発した事は、全て自分に戻って来る」、「良い思いを持ったり良い行いをすると、ご褒美に良い事が起こる」、「悪い思いを持ったり悪い行いをすると、罰として悪い事が返って来る」という、「因果の法則」です。

「因果の法則」というと、何やら、神様や宇宙といった、“私”よりも大きな何かから、コントロールされているような印象を与えます。
でも、注意深く観察するなら、「因果の法則」とは、下位身体の次元でなされる、「“私”の意味付けによる、“私”の世界のコントロール」である姿が見えてきます。

意識的に良い思いを持ったり、無意識的に悪い思いを持ったりと、様々な形はあるかもしれませんが、それはいつも、“私”から発され、“私”へと吸収されるのです。

意味付けが“私”の世界を創り、その世界にまた意味付けをしてと、タマゴが先かニワトリが先かといった具合に、それらは循環していきます。
こうして、“私”と世界は、相補的に創られていきます。

あるいは、こんな風にも言えるでしょうか。
“私”が世界に観るものは、既に“私”の中に存在しています。
“私”が世界に聴くものは、既に“私”の中に存在しています。
“私”の中に存在していないものを、世界に見い出す事は出来ません。

ところで、よく、本当の自分を知りたい、自分探しをしたい、と言います。
自分探しは、フラワーエッセンスやオーラソーマを使うきっかけ、セラピーやヒーリングを受けるきっかけ、瞑想や修行のきっかけにもなります。

自分探しとは、落ち着きたい、納得したい為に、自分という対象に意味付けする、という事なのかもしれません。
あるいは、今迄の悪い意味付けを、良い意味付けに変えて、そこに安定したい、という願いなのかもしれません。

人とは、基本的に、生きよう、幸せになろう、とする存在です。
もし、意味付けに対して、内側の深いところに痛みを感じるのであれば、それをストップし、変わろうとするもの。
痛みから距離や分離があり、痛みと繋がれなければ、変わろうとはしません。そう思うと、痛みもまた、この世界の大切な感受性なのかもしれません。

もう痛みを繰り返さないと決意し、変わろうとする事。
古いものを壊し、新しいものを創造する事。
良くなろうとする事。
成長する事。
拡大する事。
これが、下位身体の次元の、地上で生きる事の学びです。

その機会は、あらゆる瞬間に、存在しています。
その機会にYESと言うか、背を向けるかの選択が。

同時に、変化の結果は、不動のゴールにはなりません。
動き、変化する下位身体の二元性の次元のどこかを切り取って、ずっと留まる事は、この次元の自然な在り様に逆らう事なのです。

どうやら、「コップに水が半分入っている現象」だけで流せないのが、“私”、人間のマインド、下位身体の次元なようです。
「コップに水が半分入っている現象」と、それに対する“私”の意味付けには、本来、何の関連性もないにも関わらず!

「コップに水が半分入っている現象」だけで、ただ、瞬間瞬間を手放していくなら、瞑想の領域に近付いています。

それは、ポジティブ—ネガティブの対極がある、この世界の自然な変化の在り様を許し、ポジティブ=(良い、欲しいもの→期待)、ネガティブ=(悪い、避けたいもの→怖れ)といった意味付けから、退く事から始まります。

この世界の現象に良い悪いの意味付けをするのは、人間(肉体のあるなしに関係なく)か、人間のマインドの協力で育て上げられた、第4身体(メンタル体)の聖なる存在の次元です。

例えば、自然界そのものは、人間が悪い事をしたから、こらしめてやる為に裁いたり、罰を与えたりはしません。
宇宙そのものは、人間を選別し、高低や優劣を付けたりはしません。

起こっている純粋な現象に対して、“私”のマインドが落ち着けない時、整理しきれない時、意味付けによって、善悪を司る存在の次元を創ったりするのですね。
そして、創ったそれらは微細な次元で成長し、その次元の現実となり、“私”を超えた基準となって一人歩きしていきます。
基準とは不自由ではありますが、マインドにとっては、知っているという安心感、落ち着き先を与えてくれるものなのです。

勿論、第4身体の次元を否定しているのではありません。フラワーエッセンスを扱っている立場からも、決して嫌いな次元ではありませんし、恩恵も受けています。
ですが、天の要素もある第4身体の次元は、向き合う方向、つける道筋によっては、メンタルなバランスを大きく崩す事もあるのですね。

また、もし、上位身体へと向かいたいのなら、そこに、個人や集合体としての“私”の意味付けが介在している事に、気づいている事が大切ではないかと感じています。
つまり、「意味付けの対象ではなく、それが起こっている本源を観る」という事です。

自然界や宇宙そのものは、人間と取引はしません。
“私” のシンプルな欲望が、そこに意味付けし、罰やご褒美といった善悪の意味付けを与えているのですね。

いずれにせよ、下位身体の次元では役立ってくれる現実は、上位身体の次元では、幻想となります。

私達が、良い悪いの意味付けから退き、来ては去って行く変化のそのままを許し、くつろぐ時、決して変化しないものへと向かう何かが芽生えるのかもしれません。

下位身体の次元には、意味付け、創造を変える可能性があります。
上位身体の次元では、意味付け、創造から退き、より大きなものへと開きます。
“私”は消え、世界は消え、未知なるものが現れます。

第4身体の次元を上昇していくと、その感じがやって来ようとしている事を、感じるかもしれません。
この微細で繊細な、実態を持たない変化する第4の次元は、大いなるシフトの可能性と、危険性の両方を内在しているのですね。
まさに、天の上に昇るか、地の下に堕ちるかのように。(この段階では)

そう、これがもし第3身体の次元で生きているなら、その感じは、まだまだ未開です。
退く、許す、くつろぐ、委ねる、あきらめる、降参する、消える等と聞いただけで、第3身体は、居心地の悪さと怖れで縮みあがるでしょう。
何故なら、戦う、得る、取る、奪うといった勝ち負けの世界で生きる第3身体の次元では、それらは敗北の言葉でしかないからです。
それより上の次元からの言語化を、まだ理解する事が出来ないのですね。

花の純粋さ、花のBeingであるマウントフジフラワーエッセンスは、花を媒介に、意味付けの前の純粋な体験と共に在る事を許し、体験を超えた次元へと開いて行く事をサポートしてくれます。

今年の4月から、ハートサポートシステムの「マウントフジフラワーエッセンス講座」、「バッチ博士のフラワーエッセンス講座」が改偏されます。
実際的領域では、よりサービスが受けられ、プロとしての活動がよりサポートされるように工夫されています。
内容としては、生きる事の多彩な次元へと開くと共に、個を超えた領域へと開いていく事を、見える形でも見えない形でも扱います。
ある人には祝福や感謝と共に日々を過ごす事を、ある人には軽やかに楽に生きる事を、ある人には意識の究極を探求する事を、共に深めていければと思っています。

ここでの上位身体に関する執筆が、今迄は背後でエネルギーとして伝達していたものを、文章としても表に出すきっかけとなってくれました。
文章化のきっかけを頂けた事を、尚さんはじめ、スタッフの方々に、心より感謝したいと思います。
そして、目覚める事に本気で焦がれている、探求者達にも。
(つづく)

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次回は、3月29日にお会いしましょう。
*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活躍中。

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