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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第87回:第7身体 その19

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■ 3.パビットラさんの「サトルボディ解剖学」:第7身体 その19
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【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネルギーワーク
をテーマに、今回も、第7身体とその周辺の探求を続けていきましょう。

前回、自己イメージを司る第3身体は、今、自分が体験している状況や、今
の自分自身の状態が、外的であれ内的であれ、現実とは違ったものであって
ほしいという欲望故に、非常に緊張しているといった話をしました。
第3身体には、これら現在のものだけではなく、遠く遡った過去からの欲望
も詰まっています。「起こっているありのまま」と「願っている自己イメー
ジ」との差異によって生じた分離、葛藤、対立—その固い緊張が、輪廻転生
の長い時を経て貯められているのですね。

通常、私達は、「起こっているありのまま」を「願っている自己イメージ」
に変えようと、様々な努力を試みます。願望実現からポジティブシンキング
迄、変える為の方法を書いた書物が実にたくさん存在する事から、いかに多
くの人達が、古くから、この次元で生き辛さを感じているかが想像出来ま
す。

ですが、本当のところは、これら多大な努力故に、私達は、ますます第3身
体を、分離と緊張へと向かわせてしまっている事が少なくありません。

とりわけ、スピリチュアルな領域をはじめ、ビッグエゴ程、こういった努力
にエネルギーを消費する事に対して、盲目になる事があります。
そんな第3身体で起こっているエネルギー状態に気づいているには、第6の
次元に通じる「第3の眼」との橋架けにより、覚めている事が大切です。

「第3の眼」を開く質は、よい方向に変えようと努める事とは違います。
マインドの縛りからの自由にとって、努力は、機能しないのですね。言い替
えると、自由にマインドを使うには、第3身体の行為とは異なった視点が役
立つ、という事です。

「起こっているありのまま」と「願っている自己イメージ」との分離の次元
から見れば、確かに実在する“物事が起こる原因”というものは、上位身体
の次元には存在しないのです。
—というか、あるとかないとかすら言えないのですね。

しかしながら、第3身体の分離は、状態を変化させたりコントロールしたり
する努力なく、統合へとシフトしていく潜在性を携えています。

第3の次元の「成る事」から、第6の次元の「在る事」へ—。

実際、「統合」とは、第3身体の高みに隠された可能性です。
変えようとする欲望も含め、「第3の眼」から観照する事で、分離、葛藤、
対立による緊張は、くつろぎへとほどかれていきます。
ありのままを観る眼差しは、真偽を判断しようとする、際限のない思考活動
からは自由です。

それは、何の大義名分もない、ただの「信頼」とも呼べるかもしれません。

スピリチュアルな世界には、いわゆる“超常的な第3の眼”のパワーを求め
る人達が少なくありません。
でも、彼等をリーディングすると、表面上は、過去世やオーラを見たい、と
いった第3の次元からくる欲望があったとしても、それらのもっと深い層に
は、物事の真理や本質を見抜きたい、心眼を開きたい、といった情熱の炎の
燻りが認められる事がよくあります。

そういった点から見るなら、“超常的な第3の眼”を開く事に惹かれるの
は、スピリチュアルなプロセスにおける自然な流れだとも言えるのかもしれ
ません。
見ているもの、体験しているものへの疑いは、私達を、真実の深み、本当の
事を知りたいという渇望へと向かわせてくれるのです。
つまり、どこかで私達は、“幻想”に気づいているのですね。

第3身体の次元は、移り変わる色のような次元です。この、動く次元の中か
ら物事や自他を見る事は、サイキックな事柄も含め、“思考活動レベルでの
原因追究”の一種だとも言えます。
それは、自分自身との間で、あるいは他との間で、対象との分離と葛藤の中
に居続けるという事でもあるのです。

下位身体の次元を超えて高みへと進んでいくには、下位身体次元の言葉で言
うなら「人生を根本的に変容し、痛みを繰り返さない幸せな生き方」を実現
するには、「意識」に働きかけるワークが役立ちます。
集合的にみて第3身体の次元にいる今の文明世界では、そういったワークを
している人達は、私の知る限りではありますが、世界でもそう多くはいませ
んし、広く一般的にはなっていないと思います。
ですが、少しずつ変化は起こってきていると感じています。

「マウントフジフラワーエッセンス講座」では、 “超常的な第3の眼”の
部分的開発ではなく、観照の在り方を体得していきます。
第3身体次元の欲望が、自分に属するものではないという理解は、道を進む
人達のスペースを広げ、人生を楽にしてくれます。

「マウントフジフラワーエッセンス講座」に来られた方や、この連載を読ま
れた方で、人生の辛い時期にいた方から「救われた」といったフィードバッ
クを頂く事がよくあります。
でも、誰か個人が救えるわけなどありません。
その気づきは、誰のものでもなく、どこにも属するものでもなく、誰かの特
別な能力に依るものでもありません。
救われるのに、何らかの権威が、その人と変化との間にいなければならない
必要性はありません。
その方の意識の視点が、変容しただけなのですね。
そして、その変容の振動は、この世界の励ましにもなるものです。

前回、スピリチュアルな領域においても、第3身体次元を満足させるマネー
ゲームやポリティックスとして成り立っている事があると書きました。
お金や政治は、人間の文明世界で起こる現象であり、第3身体の次元に属し
ています。“文明的な人間”とは、第3身体が発達した段階でもあるのです
ね。

動物も植物も、彼等自身が生き延びる為にお金を使う事はないですし、複雑
で政治的な策略もありません。
マウントフジフラワーエッセンスの花達が、何故、行為する事なくひとりで
に人を癒し、変えていくのかの鍵も、こういったところとも関係しているの
かもしれません。
興味深いのは、その人が変わった事について、たとえそれが大きな変化で
あったとしても、あまりにも自然にそうなったので、おおごとに捉えていな
い事もあるという事。また、思い当たる変化の理由を論理的に説明出来な
い、といった事も少なくありません。
この、“何かをした”といった貸し借りの感覚を伴わない変化は、花達なら
ではのギフトです。

マネーゲームやポリティックスといった第3身体の集合的な次元には、自分
自身との、あるいは他者との分離、葛藤があります。
思考活動による疑い、信頼の不在は、通常ならすんなりと進む事柄に対して
すら、疑う事や信頼出来ない事の原因を見つけ、自ら自分自身や他者との関
係をこじれさせる事もあるでしょう。
それは、ハートのドアの存在が、見えていない状態とも言えます。

第3身体を超えていく、もうひとつの可能性は、ハート。

反抗期のステージからハートの次元へと上昇しようとする時、私達の多く
に、「恥ずかしさ」の感覚がやって来る事があります。それは、自分自身の
言動に気づいた時、まっすぐに天を見られないような、自分を恥じ入る感覚
とも似ています。
地上から天の次元への上昇は、天をまっすぐに見る事で起こるのですから。

ハートには、どんな時にも何の問題もありません。
自己正当化が起こっている時は、まだハートのドアが見えていないというサ
インです。
でも、ハートのドアを見つけるのは、とても簡単です。
それは、地上の私達の誰もに内在する、天と地を結ぶ可能性なのですから。
(つづく)

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次回は、スケジュールの都合により、4月6日にお会いしましょう。

メルマガの読者様で、ハートサポートシステム(有)主催の各種「フラワー
エッセンス基礎講座」、「フラワーエッセンスプロ養成講座」について、名
称、プログラム内容、システム、文章表現等が類似したものと間違われた
り、編入出来ると誤認されるケースが起こっているようです。
ハートサポートシステム(有)の修了証は、主催のオリジナル講座でのみ発
行され、全「フラワーエッセンスプロ養成講座」の修了生は、「日本フラ
ワーエッセンス協会」の認定資格を取得する権利を持つ事が出来ます。
それ以外のところで、修了証、認定証を発行している事実はなく、他団体の
類似講座に編入する事で、ハートサポートシステム(有)の各種講座で学ん
だ理論と技法を使ったセッションを行う資格を得る事は出来ません。
また、他団体の講座を受ける事で、ハートサポートシステム(有)との卸取
引の権利が得られるといった事実はありません。
もし、これらの件に関してお困りの事、分からない事がございましたら、ご
遠慮なく弊社にご相談下さい。

この連載に関連した内容を、「リヴィングエナジー」最新号にも執筆してい
ますので、よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。

「サトルボディ」については、「サトルボディヒーリング」をご参照くださ
い。
http://oshoartunity.com/mail/orderform.cgi

また、「マウントフジフラワーエッセンス」については、「マウントフジフ
ラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」をご参照下さ
い。
http://www.floweressence.co.jp/Essence/MFbook.html

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*最新ワーク情報・個人セッション・無料小冊子のご請求*
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」は8月18日から。「バッチ
博士のフラワーエッセンス基礎講座」は4月5日から。「バッチ博士のフラ
ワーエッセンス東京集中基礎&プロ養成講座」は4月29日~5月3日。
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最新ワーク情報と各種個人セッション、無料小冊子のご請求は下記より。
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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に咲く花から
日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めてFEをワークに導入
し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」
を執筆し、その後、「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界
—花の“Being”—」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、
ハートサポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワー
エッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努め
る。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでも
ある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、
セッションがきっかけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。
卒業生はプロとして活躍中。

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