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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第94回:第7身体 その26

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■ 3.パビットラさんの「サトルボディ解剖学」:第7身体の26
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パビットラさん、今週もよろしくお願いします。


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【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギ
ー解剖学】

こんにちは、パビットラです。
マウントフジフラワーエッセンスからみたサトルボディ、エネル
ギーワークをテーマに、今回も引き続き、第7身体とその周辺を
探求していきましょう。

前回は、変化していく“モノ”や“言葉”の存在や非在を包み込
み、変わる事なく在り続ける「空間」と「沈黙」を例えに、
“私”と「それ」について、紐解きました。

“私”という世界には、個から集合的なものに至る迄、粗雑なも
のから微細なものに至る迄、様々な大きさ、歴史、次元がありま
す。
でも、「それ」には、大きさ、歴史、次元といった対象や要素が
ありません。
“モノ”の生滅に依存しない「空間」や、 “言葉”の有無に影
響されない「沈黙」が、ずうっとあるように。

また、私の個人的体験ではありますが、“私”と「それ」を結ぶ
ハートの可能性についても、お話ししました。

「それ」から生じ、生じたものは「それ」を焦がれ、「それ」へ
と消えていく動きを起こす、大いなるドアであるハート。
ハートは、愛というエネルギーの源によってあらゆるものを生じ
させ、生じた元の「それ」へと、愛と共に再び吸収させるので
す。

ハートの、愛の、生じ、変化し、ひとつに還る光の動きを、繋げ
ている力。
その力が、 “私”を世界に落とし、 “私”と世界を天へと戻し
ます。

愛を乗り物として「それ」から生じた“私”という光が、長い長
い旅をして、ああでもないこうでもないと「それ」を探りなが
ら、実はずうっと「それ」であった事へと消える過程に、どのよ
うな必然性や意味があるのでしょうか。


—そこに必然性を見い出そうとするのも、意味を創造するのも、
“私”から起こっている動きです。

神秘は、神秘のままに???。

意味付けや創造の主体から退いていくと、下位身体の次元とは違
う軽さがやって来ます。
その軽さの中では、“私”から起こるあらゆる現実は、張りぼて
の“私”と宇宙を出入りする、空っぽの風のように感じるかもし
れません。

そして、張りぼての“私”という境界を超え、空っぽさへと明け
渡し、“私”という主体へのフォーカスがはずれていく過程にお
いて、生きる事にじたばたしない、“私”より大きな安心や喜び
がもたらされるかもしれません。
それは、あらゆるものに偏在する、愛の実感と言ってもいいので
しょうか。

そこには、理由はありません。
だから、原因結果を司る、理由に依存する、通常の過去現在未来
のような時間感覚もありません。

これと似た感覚に、私達は、偶然、あるいは意識する事なく、ほ
んの一瞬触れる事があるかもしれません。本当の我家のような、
懐かしさと共に。
何か、“私”とは違う私である、という感じ?
例えば、ごく小さな頃や、深く自然界や宇宙に触れた時に?

そして、そこから、“私”や世界より大きな何か?こそ、私らし
いといった直観的知性へと開かれていく事もあるかもしれませ
ん。

でも、何という事でしょう、まず、“私”からの乾きが起こらな
ければ、そこに至ろうとする動きを起こさなければ、 “私”と
世界は消滅しないのです。

どうやら“私”は、生老病死を何度も繰り返しながら、様々な次
元で、いずれ必要ではなくなる同化を持つ事で、次元の階段を登
って行っているようです。
「それ」に至る迄の( “私”の世界の)階段を、古より、様々
な身体の次元を経ながら。

ある段階迄は役立つ同化も、次の段階ではどうでもよいものとな
ります。
例えば、アストラル体の次元では、“私”こそが私です。自己イ
メージを持っているこの次元の“私”からは、 “私”の枠を超
えた私を体験する事は出来ません。

そして、そういった次元の階段を登るプロセスで、同化を持ち、
同化を手放すあらゆる動きもまた、 “私”の一部なのです。
“私”は、“私”を超える迄は、“私”でいるのです。

目的という欲望を持つには、ある種のマインドを持つ事が必要で
す。
目的を実現する為には、粗雑なものであれ微細なものであれ、目
的の根を降ろせる形のようなものが必要です。
マインドから起こった方向性を持つエネルギーは、ある種の形を
創造するのですね。
その変化していく形の始まりから終わり迄を、私達は、“私”や
世界と呼んだりもします。

ある種の身体は、ある種のマインドで出来ています。
身体を持つ事は、マインドを持つ事です。
それは、現れ、向かい、変化し、終わる“私”です。

便宜上、「それ」の例えにしている「空間」や「沈黙」も、実際
は、時空があって成り立っているものです。
だから、本当は、「それ」とは遠いものだとも言えましょう。
いつか“私”という幻への同化が消えされば、その例えが、時空
を超えたものとして理解される日が来るのでしょうか。

話は変わりますが、クライエントが発する“言葉”だけをとり、
Aの状態の時にはBを、Cの状態の時にはDをといった風に、万
人共通のパズルにはめ込むように見立てても、上手くいかない事
がよくあります。
何故なら、クライエントのそれぞれがオリジナルであり、パズル
の部分部分を合わせても、その人全体にはならないからです。

また、様々な引き寄せのメソッドも、お金や成功といった“モ
ノ”だけを扱っても、いつか滞ってしまうでしょう。
(こういった事は、プラサード達も言っているかと思います)

セラピストが“言葉”や“モノ”と同じ次元に振動して働きかけ
るなら、変容の深みには届かないのです。たとえ表層で、何とな
く“きれいに”進んだとしても。

また、この次元から上位身体を扱おうとするなら、下位身体の境
界を曖昧にし、不健康な状態にしてしまう事もあるかもしれませ
ん。あるいは、下位次元の“現実”である、いわゆる低次のエネ
ルギーの影響を受けるかもしれません。
むしろ、より地に近い次元、言葉より行動、行動より身体を明晰
に扱った方が、現実的で役に立つでしょう。

マウントフジフラワーエッセンスのセッションでは、セラピスト
は、 “言葉”の背後にある「沈黙」、“モノ”の背後にある空
っぽな「空間」にチューニングを合わせます。
そして、セッションの場を降ろし、開いた中で起こる“言
葉”や“モノ”が、大いなるハートの愛の振動で満たされている
事へと開いてもいます。

マウントフジフラワーエッセンスは、花という表現が起こる前に
ある、この宇宙(=自分自身)に偏在するユニークかつ普遍的
な、本質的な情報と響き合わせてくれる媒体です。
そして、そこから更に、ユニークさが起こった源へと開きます。
様々な現象に働きかける際、現象そのものだけでなく、現象の背
後にある名付けられたユニークな本質へと響くと共に、本質の背
後にある空っぽさへのドアにも共振するのですね。

私達は、自然界のあらゆるものを通して、様々な次元に入って行
く事が出来ます。
とりわけ花という儚い存在が、人のマインドが育て上げた聖なる
対象以上に、楽にそれを起こしてくれる事があります。
花には、階層も、信念も、正しさも、間違いもありません。
上下や優劣があるとみなすのは、人に同じ事を行っている人自身
のマインドから来ています。

花が、私達を縛る事はありません。
花とは、何と愛に満ちた存在なのでしょう。
花と接する時、私達は自由でいられます。
「マウントフジフラワーエッセンス講座」では、マウントフジフ
ラワーエッセンスを媒体に、それ自身の恩恵も受け取りながら、
花のエネルギーを通して、在り方のコツを教えてもらうのです。

これは、知識を集めたり、技法を真似したからといって出来るも
のではありません。
何故なら、知識や技法では機能しない次元を、知識や技法とは違
ったところで扱っているからです。
(つづく)

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次回は、2012年2月8日にお会いしましょう。

メルマガの読者様で、ハートサポートシステム(有)主催の各種
「フラワーエッセンス基礎講座」、「フラワーエッセンスプロ養
成講座」について、名称、あるいはプログラム内容、システム、
文章表現等が類似したものと間違われたり、編入出来ると誤認さ
れるケースが起こっているようです。
ハートサポートシステム(有)の修了証は、主催のオリジナル講
座でのみ発行され、全「フラワーエッセンスプロ養成講座」の修
了生は、「日本フラワーエッセンス協会」の認定資格を取得する
権利を持つ事が出来ます。
それ以外のところで、修了証、認定証を発行している事実はな
く、他団体の類似講座に編入する事で、ハートサポートシステム
(有)の各種講座で学んだ理論と技法を使ったセッションを行う
資格を得る事は出来ません。
また、他団体の講座を受ける事で、ハートサポートシステム
(有)との卸取引の権利が得られるといった事実はありません。
もし、これらの件に関してお困りの事、分からない事がございま
したら、ご遠慮なく弊社にご相談下さい。

「サトルボディ」については、「サトルボディヒーリング」をご
参照ください。
http://oshoartunity.com/mail/orderform.cgi

また、「マウントフジフラワーエッセンス」については、「マウ
ントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花
の“Being”—」をご参照下さい。
http://www.floweressence.co.jp/Essence/MFbook.html

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*最新ワーク情報・個人セッション・無料小冊子のご請求*
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」は2012年2月
9日から開催。
「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」は、単発参加可の
入門レベル(昼間クラス・夜間クラス)が2012年2月21日
と、体験レベル(昼間クラス・夜間クラス)が2月28日に開
催。6回連続の実践レベル(夜間クラス)は3月6日からスター
ト。
「レイキ」?&?は2012年2月25日&26日、?は201
2年3月24日に開催。
これらの最新ワーク情報と各種個人セッション、無料小冊子のご
請求は下記より。
http://www.floweressence.co.jp/

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*筆者パビットラのプロフィール*
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。富士山周辺に
咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めて
FEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラ
ワーエッセンスガイドブック」を執筆し、その後、「マウントフ
ジフラワーエッセンスとエネルギーの世界—花の“Being”—」
を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサポー
トシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエ
ッセンスを用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発
等に努める。心理療法家、カウンセラー、エネルギーワーカー、
ボディワーカーでもある。「セラピー現場ですぐ機能する」をモ
ットーにした講座の参加者は、セッションがきっかけとなった方
から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして活
躍中。

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