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パビットラさんの「フラワーエッセンス」


SB篇第51回:第5ch第2ring(1)

【日常とセッションに役立つチャクラ・サトルボディ・エネルギー解剖学】

この連載は、現在「喉の第5チャクラにある5つのエネルギーリング」のお話
に入っています。マウントフジフラワーエッセンスによるエネルギーリーディ
ングやヒーリングの体験もからめて、今回は「第2リング」についてです。
第2リングは、5つの中で下から2番目にあたり、鎖骨と喉仏の間にあって、
第2チャクラと第2身体をコントロールしています。
前回お話したように、最も下位の第1リングには、この世界での生き延びの本
能、地上との結びつきの情報がインプットされています。
この地上で生きていく中で、私達は、様々な人々や環境と関わります。時には
親密に。そんな「関わり」の情報を映しこんでいるのが、第2リングです。

第2リングには、人生の経験を幾度と繰り返す中で獲得した、関わりの仕方へ
のその人特有の信じ込みがインプットされています。それが、今の現実の中で、
他者と親密な関係を結ぶ時にどう振る舞ったらいいかを、指令するのです。
第2リングの信じ込みが形成されてきた背後には、今世に限定して言うならば、
人々の中での体験、とりわけ小さな頃に、ごく近しい人々(両親、家族等)が、
どうあなたと関わってくれたかが関連しています。つまり、愛情の豊かさ、親
密さを、どのように体験させてもらえる環境にいたかという事です。

近しい人と関わっている、つながっていると感じるには、互いに体温や息づか
いを感じ取れる、温かで密接な距離というものが大切になります。
勿論、私達は、言葉によっても、相手との親密さを確認出来るでしょう。でも、
実際は、言葉の内容以上に、それを包み込むように醸し出している言葉を超え
たものを、肌に近い領域で感じる事で、認識しているのです。
例えば、触れてもらう事や抱きしめられる事、愛情深い雰囲気、こころを開い
た親しみのある表情、穏やかで安心出来る声のトーン等を通して、私達は、愛
情を与えてもらっていると実感するのです。

そこには、第1リングが監督する、生き延びのパターンが関係している事もあ
るでしょう。か弱い小さな子供にとって、愛情を感じてもらう事が、この世界
で必要なケアをもらい、生き延びる事につながる事もあるのですから。
例えば、親の暴力。本来ならば、愛情の確認や表現でもある肌が触れ合う行為
を、暴力として体験したとしたら。また、愛している、大切だと言葉では言い
ながら、行為では逆のメッセージを受け取っていたとしたら。その体験は、そ
の子の第2リングに、どんな信じ込みを刷り込むのでしょうか。

その半面、生き延びる為の衣食住が充分に与えられたとしても、そこに愛情や
肌の温もりがなければ、子供は、親密さを体験する事は出来ません。冷たく、
乾き、ひえ上がった体験は、第2リングを痩せさせ、親密になる事、同情する
事、共感する事、人といて嬉しいと感じる感覚を、発達出来ないのです。
例えば、目的もなく皆でだらだら楽しむ事が無意味な時間に思えたり、勝ち負
けに関係なくプロセスを共有した喜びというものが理解出来なかったり。
スキンシップを体験しなかった子供達の肉体や精神の発達への影響は、ボディ
ワークの分野を始め、様々な領域で以前から言われています。

愛情とサバイバルの混乱した体験がインプットされている時、その第2リング
の状態は個々により異なりますが、例えば、第1リングの時に書いたような、
追い立てるようなスペースのなさ、不自然な活発さとして認識される事があり
ます。その追い立ては、愛情への焦がれです。そこには空虚もあるのですが、
くつろぎのスペースとは違う、空虚だけど痛く、詰まったエネルギーです。

その第2リングの情報は、チャクラやサトルボディを通して、多様な現れとな
ります。例えば、ダイナミックな感情表現で物事をこじらせ、相手を振り回す
事。密着して自分の事を話し続けたり、逃げるといった、安定しない距離感。
胸の内と違う事を言う事。それらの表現の背後には、愛情が関係しています。
確かな愛情と承認で、空虚感を埋めたいのです。
たとえラブリーでオープンな言動をしていたとしても、そのエネルギーには、
痛みでいっぱいの傷を砂糖でコーティングしたような、本物ではない感じ、た
くさんの痛さ、空虚さがあります。それは、愛情への叫びの痛みです。
そこでセラピストが第2身体の同情モードで関わると、傷付けてしまったり、
巻き込み巻き込まれてしまうかもしれません。

第2リングにとっても、第1リングで紹介した「ハハコグサ」が役立ってくれ
ます。「ハハコグサ」から母の愛の滋養を受け取る事で、第2リングはバラン
スを思い出し始めます。「ハハコグサ」は、人が人にするようなやり方で、そ
の人を変えようとはしないのです。ただ、そのままのエネルギーに寄り添いま
す。
他者との親密な関わり、愛情をどう感じ取るかという事は、最終的には、自分
自身との親密な関わりにつながります。「ハハコグサ」の、どんな子でも許し
育む母の愛のエネルギーの根っこは、宇宙的な母性とつながっています。それ
は、地上の誰に頼る事もなく、過去の行為や体験にも一切関係なく、宇宙から
全面的に愛され許されている自分自身を、愛し許す事へと開いてくれるのです。
http://www.floweressence.co.jp/Essence/EssenceQA2.html#QA4 の下部分
(つづく)

        …………○…………○…………○…………

来週もまたお楽しみに。

この連載に関連した内容を、「リヴィングエナジー」最新号にも執筆していま
すので、よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。


筆者パビットラのプロフィール
フラワーエッセンス(以下FE)開発者、指導家。
富士山周辺に咲く花から日本で最初にマウントフジFEを開発。日本で初めて
FEをワークに導入し、日本人初の関連書籍「バッチ博士のフラワーエッセン
スガイドブック」を執筆。日本におけるFEの先駆的役割を果たし、ハートサ
ポートシステム(有)、日本フラワーエッセンス協会にて、フラワーエッセンス
を用いた各種セラピー、セラピストの育成、執筆、開発等に努める。心理療法
家、カウンセラー、エネルギーワーカー、ボディワーカーでもある。「セラピ
ー現場ですぐ機能する」をモットーにした講座の参加者は、セッションがきっ
かけとなった方から、セラピストや医療関係者迄幅広い。卒業生はプロとして
活躍中。

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