B007 Garden of Gethsemene(ゲッセマネの園)
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■ 3.今週のボトル:B7 ガーデン・オブ・ゲッセマネ(ゲッセマネの園)
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このコーナーでは、毎回オーラソーマで「カラー・メッセンジャー」と呼ばれ
る「イクイリブリアム・ボトル」の中から1本を取り上げ、そのボトルについ
て考えてみたいと思います。
知識として憶えていただく必要などまったくありません。
ボトルの基本的なメッセージと、それを読み解くヒントとして
ボトルにまつわるコメントを参考にしていただければ幸いです。
それぞれのボトルがあたかもひとりの人を表しているかのように、
何となくそのボトルを雰囲気として感じ取っていただければと思います。
一番いいのは、実際にそのボトルを手にとって、それを見て、
感じていただくことです。
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B7 ガーデン・オブ・ゲッセマネ(ゲッセマネの園):イエロー/グリーン
ボトルの詳細情報については↓をご覧ください。
http://www.aura-soma.co.jp/aura/b007.htm
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ボトルはイエロー/グリーンです。
ヴィッキーさんからのボトルのメッセージは、
生のプロセスを信頼する知恵。
ボトルの名前はゲッセマネの園。
キリストがイスカリオテのユダの裏切りによって逮捕された場所でもあります。
それでキリストは有罪にされ、十字架で磔(はりつけ)にされるのです。
最後の晩餐の後、キリストはこのエルサレムの近くにあるゲッセマネの園で祈
りをささげるのですが、キリストが祈りを捧げているあいだに、
弟子達はそのキリストの気も知らずに眠りこけてしまうのですね。
キリストはそのあとの苦難を予見しながらも、「御心のままに」と神に祈りを
ささげます。
そこへ、キリストの予見通り十二使徒の一人であるユダがそこに祭司長たちや
民の長老たちの遣わした大勢の群衆とともにやって来て、「わたしが接吻する
のが、その人だ。それを捕まえろ」と、いうわけで、イエスは捕らえれるわけ
です。
(聖書のマタイによる福音書26章)
これは、このボトルとどう関係あるんでしょうね。
イエスは預言を実現するために、それと知りつつその運命に従ったのです。
人生には、そうと知りながらも、ただことのなりゆきに任せるしかないことも
あって、ただ、その生のプロセスを信頼していくということも知恵の一つです
ね。
人生万事賽翁が馬。
何がいいか悪いかなんて、本当のことはわかりません。
存在の流れから見て、ただ起こるべきことが起こるべき時に
起きているんですね。
ただ、大いなる存在の流れを信頼して、身を委ねられるかどうか、
ということが試されているのかもしれません。
キリストが十字架で磔にされなければ、キリストの教えがこれほど世界に広ま
ること はなかったでしょう。
そういう意味で、磔はイエスに取っては災難でしたが、彼の教えが広まるとい
う意味ではよかったですね。
しかし、それでキリスト教が今の宗教になったことがよかったかどうかはまた
別の話しです。
これまでどれだけの人々が宗教のために争い、戦争をしているのかを見てもわ
かります。
イエローが小さな意志だとすると、ブルーは大いなる意志。
イエローとブルーが合わさってグリーンになります。
グリーンのハートの中で、小さな意志と大いなる意志がその方向性を見いだす
のですね。
ヴィッキーさんはこのボトルについて次のように語っています。
このメッセージはとても詩的で美しいので、そのまま書いてみましょう。
「このオイルは魂の進化のはじまりに関係があります。
魂はイエローまたはゴールドによって表現されている知恵を使うのに
ふさわしいスペースと場所を求めており、それがグリーンで表されています。
グリーンはスペースであり、魂の自由を意味します。
魂にはいつも自由が必要ですから。
魂はさすらうことができるし、そうすることが必要で、
魂をしばることは、ハートを麻痺させ、進歩を遅らせるだけ。
魂には翼があって、どこへでも行きたいところへと飛んでいける
必要があるのです。
知恵(イエロー)は自由な魂の導き手であり、それによって魂は、
その自由をこの世の使命に役立てることができるのです。
そしてあらゆる人にとってなにより大切なのは、
より高い意識へと至ることなのです」
魂には自由が必要であり、魂をしばることはハートを麻痺させちゃうんですね。
それが積み重なると、心筋梗塞とか心臓麻痺にまでなっちゃうんでしょうかね。
タロットは戦車(チャリオット)です。
ウエイト版では、若い王子とおぼしき男性が、星の王冠をかぶり、
王杖をもって、二頭立ての馬車に乗っているのですが、なんと、
馬ではなく、二頭の白と黒のスフィンクスです。
陰と陽、男性性と女性性、光と闇、善悪、などを象徴しているようです。
変ですよね、戦車の前にスフィンクスなんて。
スフィンクスは石でできていて、エジプト時代の昔から一歩たりとも動かない
んですから。
チャリオットを馬のように引っ張るわけがないんです。
しかも、この王子は手綱さえも持ってません。
この戦車に乗ってどこへ行こうっていうのでしょう?
どこへも行きはしないんですね。
ただ自分自身でいることのパワーを表しています。
コントロールには手綱は必要ですが、真のパワーがあれば、
ただその人の存在だけで物事が従い、治まるんでしょうかね。
しかし、イエローの個であることのパワーですから、
鎧で防御することも必要なのでしょう。
クローリーのタロットでも、御者は全身を鎧で覆って、あぐらを組んで座って
いるのです。瞑想の姿勢とも言えないこともありません。
手綱の変わりに、カルマのシンボルである、回転する運命の輪を両手に持って
います。
運命に逆らうことなく、存在と共にあることのパワーを象徴しているんでしょ
うかね。
両者に共通するテーマはパワーとコントロールについてのようです。
イエローのパワーチャクラ(センター)の問題でもありますね。
グリーンのハートにくつろぎ、運命の流れに身をまかせ、
自分自身であることにくつろぐことができれば、
そこに本当のパワーがあるのです。
クリスタルはそれぞれの石の色によって若干エネルギーが異なってきます。
それらの石の中で、クリスタルは第3と第4のチャクラの色の石が対応します。
イエロー:フローライト、アンバー、シトリン、トパーズなど
グリーン;マラカイト、モルダバイト、エメラルドなど
http://aora.jp/
に石のことが詳しく載っています