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[質問]
サイトを見ていると、そのなかにキリストが「世界にいなさい、そのなかに
ではなく」と言ったとありました。
これがマゼンタの誓約──変容と同時に実体を超えることなのです・・・
とありました。
この「世界」とは、地上の現実世界のことを言っているのでしょうか?
それとも、天上の世界をさしているのでしょうか?
「そのなか」とは、なにを指すのでしょうか?
興味を持って、HPを次々に読み進むうちに、ここの部分が、わからなくて
・・・このようなご質問でもよろしいでしょうか?
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[回答]
はい。どのような質問でも歓迎しています。
ご質問ありがとうございます。
この「世界」とは、マゼンタの色と意味の関係で考えたときには、この地上の現実世界のことを言っていると考えられます。
キリストに限らず、悟りを得た人たちの言葉として「その世間のなかに生きなさい。それに染まらないように」という意味のことが言われています。
その場合、「そのなか」というのは、世間のなかということであり、その俗世間のなかに、身も心も巻き込まれてしまうことをいいます。
世間のなかでの欲望や、感情や思考のなかに巻き込まれてしまうことです。
別の言い方をすれば、「世間のなかにいて、瞑想的に生きなさい」というアドバイスでもあります。
瞑想というのは、気づきを持って生きるということであり、心が自由であることをいいます。
世間のなかに生きている以上、それに伴う欲望や感情や思考があるのは当然なので、それを持つことが悪いということではなく、それらに巻き込まれてしまうことによって、自分が本来肉体だけではなく、魂であることを忘れてしまいます。
ですから、肉体を持ちながらも、その本来の自己である「魂」を忘れずに生きなさいということであります。
もっとわかりやすくいうと、「肉体を持った物質的な生活のなかに生きながら、精神的な自由(魂としての自由)を失わないように」というふうにも考えられます。
キリストは、そのような瞑想の意識(魂の世界)を、この物質的な世界にもたらした人のことを象徴しています。
(ちなみに、オーラソーマの55番のボトルは、上は意識を表すクリアで下の色が物質世界のレッドを表しています)
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-B055 The Christ
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B055.html
マゼンタの色は、レッドとヴァイオレットが混ざり合った色です。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-カラーローズ
http://aura-soma.jp/basic/dtl_167.html
レッドは肉体や物質的な世界を表しています。
ヴァイオレットは瞑想、あるいは精神的な世界(魂)を表しています。
そしてオーラソーマではヴァイオレットは変容、二元性を越える、という意味があります。
物質の世界には常に二元性が支配しています。
二元性というのは陰陽のことであり、プラスがあればマイナスがあり、男性性と女性性、ポジティブがあればネガティブがあります。
瞑想は、その両方に「気づく」ことによって、物質世界の二元性を越えていきます。
物質と精神を越えた意識そのものの世界に気づいていくということ、それがマゼンタでもあります。
マゼンタはオーラソーマは第8のチャクラに位置し、ソウルスターとも言われています。
マゼンタを、ゲーテは目に見えない色として説明しています。
物質の世界を越えた、目に見えない世界とのつながりを表している色でもあります。
そういう意味で、変容のヴァイオレットと同時に、実体としてのレッドの世界を越えた世界を表しています。