主要な洞察
光線のマスター: サナトクマラ ラオツー&クァンイェン(老子と観音) コーラル(サンゴ)の色は、私たちの中のマスターたちによって「新しいキリストの光線」として識別されてきました。この色はレッド(赤)とオレンジ(橙色)の間の重なり部分にあり、レッド2に対してイエロー1で構成されます。
これは第三の色と呼ばれ、身体の右側にそれに並行して新しく出現するチャクラの並びの1番目の光線です。
この2番目のチャクラの並びは、現在自分の霊的な自己を認識し、ホーリスティック(全体論的)に統合した魂たちの中に顕在化しています。
第二の「チャクラの梯子」の「1段目」として、コーラルとの和解こそが、明知を得た意識――つまり、自分自身を愛することができる意識――に向かう進化の1番目の要素です。これこそが本来の「愛の真の叡智」であり、永く待望されてきた私たちの内なるキリスト意識の目覚めです。
象徴的な意味
生きているサンゴは、自然の法則によって大洋や海の中で成長し繁茂することできますが、それは自分の個体性を放棄して、全体の平和というもう一つのものに参加するからです。この意味で、「コーラル」は共同体あるいは地球規模の博愛意識を代表しています。サンゴは地表近くで成長し、それゆえ太陽(運動エネルギー)――源泉、光――に到達しようとしています。まさに珊瑚礁のように、エゴを持たずに膨らみ広がる能力が研ぎ澄まされると、個体性の「放棄」と、「相互信頼」を喜んで受け入れることが可能になります。これが、光に到達するということです。
何千年もの間、多くの文化の神秘家や聖者たちは、自分の「仏身」あるいは「霊体」の覚醒に向けた探求を支援するために、コーラル(サンゴ色)/サフラン(濃黄色)のローブを身にまといました。それによる自己の超越、「一体性」との統合がありました。
考えられるコーラルの問題
コーラルの色が本当に大好きか、あるいは逆に本当に大嫌いな場合は、コーラルの問題に重大な障害があって行き詰まっているか、またはコーラルの問題を既に完全に解決してしまっているかのいずれかです。第1の問題は片思い、あるいは内に秘めたまま相手に伝えていない愛です。
第2の問題は、傷つきやすさという誤解されやすいフィーリングと関係があります。コーラルの1/3 のイエローは、捨てられることに対する深い恐怖と、その恐怖を認めてそれに対処することに対する臆病さを示している可能性があります。所属のために他人の賛同を求めようとして、人には現状に沿って進もうとする傾向があります。それが感情的にどれほど苦痛であっても、「失う恐怖」の方が大きいからです。その確実な結果は、使われたとか、操られたとか、罠にはめられたという感じです。このどうにもできない状態は、通常、第1の問題である恋愛事件にその根拠があります。
霊的レベルでの意味
レッドとオレンジの混合色としてコーラルは、方向づけを誤った性エネルギー、競争心、生き残り(物質的問題)といった1番目と2番目のチャクラの問題を超越します。このクンダリーニを上昇させるか超越することによって、私たちはより上のチャクラを通じてこのエネルギーを創造的で信頼できる方法で働かせます。これが「仏身」を目覚めさせて、より低い世俗的エネルギーを放棄することで、「ニルヴァーナ」すなわち至福に満ちた洞察に到るのです。
精神的レベルでの意味
コーラルに対する嫌悪感は、自己分析による先入観と、その自己分析で識別された資質や価値観を他人に投影する傾向を示しています。このような態度は、頑固な自立を目指してもがくことにもなりますが、それは古いやり方や極端な競争心に執着することからくるもので、これらは共に所属に関わる恐怖と、やっていけるだけの充分なものがないという恐怖(すべてレッドの問題)から生まれるものです。コーラルに対する極端な反応は、相互依存と依存の問題を目に見える形にします。コーラルの光線を受け入れ、安心していられるようになると、このような態度が癒され、共同体、同胞主義、チーム指向の協力といった感性に導かれます。右脳の創造性に触れ、超越的な叡智に深くアクセスし始めるにつれて、真の豊かさが可能になるのは、このような習得した信頼によってです。
感情的レベルでの意味
コーラルに対する受容または真の愛着は、あらゆる関係性を解決しているか、解決が必要な場所を明確に理解しそれに対処する能力があることを示しています。コーラルに含まれている2/3のレッドは大いなる保護を与えます。さらに、1/3のイエローは感性を伴った理性に知的鋭さを与えます。ですからその意味ではコーラルは、不正直な人々の意識や状況から守ってもらう必要があると感じる人が、身の回りに置いておくと素晴らしい色です。(児童虐待の犠牲者は、このコーラルという色でワークすると助けが得られるでしょう。)
逆に、コーラルに対する嫌悪感は、解決されていない関係性や、それが原因で歓びを受け取ることや与えることができないことを示しています。コーラルとの和解が約束しているのは、そのことによって「独りぼっち(ALONE-NESS)」とは反対に「全ては一つ(ALL-ONENESS)」であることの理解が得られることです。そしてこの快適で守られた状態の中で、私たちは安心してのびのびと自然であることができ、またそれゆえにその瞬間に、つまり現在にいることができるのです。
身体との関連
コーラル カラーは、誕生時のトラウマやその他のショックを癒す助けをするだけでなく、人間の骨格構造の積極的健康に直接的な衝撃力を持っています。頻繁な悪夢や、絶えずなんらかの心身症的症状や内分秘腺(特に甲状腺)の問題に悩まされている人は、非常に助けられるでしょう。 コーラルはまた脾臓と、結腸や性器の脾臓側の色でもあるので、これらの領域でサポートやヒーリングが必要な場合は、意識的にこのコーラルの色を身の回りに置いたりすうとよいでしょう。
お勧めするクリスタル
サンゴ(あらゆる色合いの)、オニキス(縞瑪瑙)、ローズ クォーツ(バラ水晶)。